ブログ

2010年 12月 05日

稽古は激しく進行中!

11月25日から立ち稽古が始まった稽古場。
約1週間かけて、最初から最後まで、ひとまず全ての幕、すべての場の立ち稽古
一巡目、そして二巡目が終了しました~♪
早い!早いです!!

早いのには、きちんと訳がありましてですね、
前にもこちらで書きましたが、「わが町」には舞台装置らしい舞台装置が
ないものですから、まず「ルール」を決めていかなければならないのです。
ここが誰それさんのお家、あっちが商店街、ここが道、そっちがひとん家の庭、
森、川、山……もちろん、細かいことも決めていきます。
ドアはここ、お勝手口はこっち、誰が何を持ってくる、鞄はこんな、本は……
稽古場にいる全員でその「ルール」を作り、共有しないと、一つ一つの場面を
より細かく、より深めていく作業が出来ないんですね~。

そんなわけで、ルール作りの1週間を経て、本日からは場面場面を細かく割って、
丁寧に深めていく作業が進行中です。
出演者にもスタッフにもわかりやすいように、稽古場には目印がいっぱい。
ひとまずは、これらを意識しながら稽古は進行します。
でも、みんなが目印を覚え出したら徐々に無くしていくんですって!
「本番の舞台には、なんの目印もないからね。」
どの目印をいつはずしていくかは、演出家である宮田さんと舞台監督の澁谷さん
このお二人のさじ加減一つで決まるのです。

んんん、大変です!!! (も)

ページの先頭へ