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OUR TOWNS~思い出のわが町~

山本亨さんのわが町

続いてはサイモン・スティムソン役の山本亨さんです。

私の思い出はわが故郷、滋賀の都。

琵琶湖の畔で元気よく育った私は、野山を駆け巡り川で魚をつかみ本当に自然人でした!春はさくら街道、夏は湖水浴、秋には登山、そして冬には雪も積もりスキー場が三つもあります。もう旅行会社のパンフレットみたいな、わが町。あ~目頭が~!
最近流行りの歴女にも人気で、沢山の山城がありパワースポットとしても、お寺の数もお隣京都に負けないくらい、彦根のゆるキャラ彦ニャンとか、あ~パンフレット調に!まだ琵琶湖をご覧になってない貴女!ガイドとして私が案内を。まぁひと言で語り尽くせぬ思い出があるという事ですよ、愛するわが町!正月会い に行くから。

宇髙海渡さんのわが町

続いてはBoys&Girlsの宇髙海渡さんです。

私のわが町は、「愛媛県今治市」です。

私にとって今治市は、タオル、そして焼き鳥の町というイメージが強く、タオルに関しては高等学校の部活動で深く関わったこともあります。その使い心地は、全国で随一だと言われています。実際に使うと、そう言われるのも納得してしまうほど良いものです。また、焼き鳥の美味しい町でもあり、特に「鳥の皮焼き」は、絶品です。お酒のつまみに最高!!焼き鳥好きの方には、是非とも一度、訪れてほしいと思います。

今治の特徴は、町のすぐそばに海があり、地域によっては港もあります。私の父は、海に潜って魚介類を獲る仕事をしていたので、一緒に海に出向き、サザエやアワビ、タコなどの獲物を獲ったものです。その事を今でも時々ふと思い起こし、その度にまたあの海に行きたいと思わせてくれます。

町を歩くと、ふと潮風の香りがする。そんな「わが町」です。

中村倫也さんのわが町

続いてはジョージ・ギブズ役の中村倫也さん。

鹿児島県 奄美大島。 

僕がこの島を訪れたのは今から2年半前。

ドラマの撮影だった。きめ細やかな真っ白い砂浜に、言葉では表せない色をした澄み切った海。照りつける夏の日差しが波に乱反射して、キラキラと輝いている。                                                                                       

見渡す限りの水平線の先で、空と海が溶け合っているような、そっと寄り添っているような…。なんか、微笑ましい気持ちになったのを覚えている。                                                                                   

そして何よりも驚いたのは、港の防波堤から数メートルのところで、群青色のキレイな熱帯魚がひらひらと泳いでいたこと!!                                                           

こんな人の手が加えられた場所で魚を目視できるなんて…。                              

僕の知っている東京湾ではまずありえない…。(笑)                                                          

東京生まれの僕の心に、自然というものの壮大さを教えて くれた、南の島に浮かぶ「わが町」でした。                               

 

高橋智也さんのわが町

続いてはBoys&Girlsの高橋智也さん。

僕のわが町、それは“町”というよりも“村”というイメージの秋田県です。

ふと顔を上げるとカモシカと目が合ったり、公園の遊具で熊が遊んでいたり、「おじいちゃん今日は大人しいなぁ。」と思ったら、それはおじいちゃんではなくお猿だったりしました。イカした遊び場や歓楽街のような場所も見当たらなかったので非行への走り方も分からず、平和な青春時代を過ごしました。そんな楽しい思い出ばかりのわが町です。素朴なところだったからか思い出すのは、「物事」よりも「言葉」ばかり。特に父と母の言葉。自分を育ててくれた言葉。今も自分を支え続けてくれている言葉。叱咤激励に親父ギャグ。大切な人と言葉であふれているところ、それが僕にとっての“わが町”です。

森下竜一さんのわが町

続いてはさいたまゴールドシアターの森下竜一さんの登場です。

私にとっての我が町は、生まれ育った軍港の町、佐世保です。

南部の高台にあった私の家からは金市がスクリーン上に収められる眺めだった。前方に烏帽子岳や弓張岳の緑深い山なみ左手には朝日に映える港があり艦船が見え霧笛も聞こえた。

私の父は海軍の士官で、兄は予備学生、私は予科練として海軍にはいった。私にとって忘れられない思い出は海軍に入るまでに過した中学生活の二年間だ。棕櫚の皮で作ったカバンで通学し勉学より軍事教練が優先され陸軍から配属された教官にビンタを喰らい、みんなふっ飛んでいた。悪夢にひとしい灰色の時代だったが、僕達なりに束の間の時間に少しでも楽しみをみつけ過ごすことが出来た。空腹をかかえながらも悄気ることはなかった。帰郷のたびに駅に着くと後方に赤崎の山と港に停泊している船が見え駅の正面に聳える教会の高い塔、わが町に帰って来たことを実感できるひとときです。

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