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OUR TOWNS~思い出のわが町~

大村沙亜子さんのわが町

続いてもBoys&Girlsの大村沙亜子さんです。

私のわが町は、

沖縄県です。

沖縄の言葉一つで、【いちゃりばちょーでー】という言葉があります。
【一度会えば皆兄弟】という意味で、その言葉通り、沖縄の人は凄くフレンドリーです。
小さい頃から育った町なので、地元にいた時は、それが当たり前だと思っていた環境でしたが、東京に来て沖縄の素晴らしさが身に染みてわかるようになりました。
これからも、わが町沖縄を心の故郷として、大切に想っていきたいです。

橋本咲キアーラさんのわが町

続いては1500名のオーディションで選ばれた精鋭、Boys&Girlsの橋本咲キアーラさんです。

私が初めて、父の生まれ故郷である

南イタリア、カラブリア州にある小さな村メッスィニャーリ

を訪れたのは高校二年の夏休みです。                           

海と山に囲まれたこの村の各家々にはオリーブの木や畑があり自給自足に近い生活をしています。親戚の家では毎日、畑で穫れた新鮮な野菜、自家製のオーリブオイルや生パスタを使った家庭料理を御馳走になりました。一日のエネルギーの源は、この美味しい食事を通して生まれる会話や笑いからくるんだ!と感じました。                                                            

朝、鶏の鳴き声で目を覚まし、夜、虫の鳴き声で眠りにつく。 山に登って羊飼いのチーズ作りを手伝ったり、ある夜には、町をまわって演奏するアコーディオン弾きの少年とタンバリン叩きの少年の陽気な音楽にのって歌って踊ったり。                                                           

日本に帰ってきた今でも、メッスィニャーリでの生活が自分の中に息づいています。 

                             

都村敏子さんのわが町

続いての登場は、さいたまゴールドシアター所属の都村敏子さん

想い出のわが町 会津若松

終戦の翌年、私は小学校5年生だったが、両親の元を離れて会津若松に疎開をしていた祖母の元に行かされた。祖母は映画館の中の売店をし、そこで生活していた。その頃の若松は雪が降ると春迄、土を見ることが出来ず土が恋しかった。冬になると新明通りの雪道の上に小さな小屋がたくさん並び十日市が開かれた。夜になるとカンテラの灯りがともされカーニバルの匂いが鼻をついた。

夏にはお盆にその新明通りに櫓が組まれ、芸者衆が櫓の上で会津盤台山を歌った。私は輪に入って踊った。学校が早く終わった時には、よく飯森山や鶴ヶ城に遊びに行った。飯森山のあの階段を一気にかけ上り、帰り道おいしい湧水を飲んで帰った。

春には鶴ヶ城でお花見をした。あの頃ライトアップはなかったが夜桜がとても美しく、いつ迄も印象に残った。60年も昔のことである。

小堺一機さんのわが町

トップバッターは、舞台監督役の小堺一機さんです。

ニューヨークです!!

25年前に、初めて仕事で訪れた時の驚きと感動と興奮は今でも忘れられません。

ブロードウェイの大人さ、成熟した芸術の香りに、胸が震えました。

そして、美しい摩天楼、セントラルパーク、ビレッジ街の雰囲気、あらゆる文化の渦のような街、そこに居るだけで、心が満ちてくるような感覚、今もあれから毎年一回必ず旅しています。
1日中セントラルパークに居たり、メトロポリタンに居たり、とにかく僕にとっては一年に一度ふところに飛び込んでいく街です。

色々な意味で“わが町”です。

出演者がとっておきの“わが町”を語ります。

出演者が生まれ故郷、学生時代を過ごした町、旅で訪れた印象深い場所など、とっておきの“わが町”を語ります。どうぞお楽しみに。

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