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スタッフのつぶやき

全編通しました!

今日は、稽古場で、第一部から第三部までをノンストップで全編通しました!

朝から“初日みたい”と緊張いっぱいの様子で始まり、最後は、力を出し切っての感動のエンディングでした。ストーリーも終盤は戦闘に次ぐ戦闘で、精根尽きはてていく物語なので、なんだかリンクして感無量の空気…。

キャストの皆さん、スタッフの皆さん、おつかれさまでした!!(な)

稽古場の入口です

新国立劇場には、地下に稽古場があります。

「ヘンリー六世」で使っているのは、稽古場の再奥地にある“Cリハ”というところ。

こちらが入口です。

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ちなみに、ポスターには、ちらしと同じ黄色のほか、白バージョンもあります。

振り返ると、扉の反対側が手作り着到板です。

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“着到板”というのは、俳優さんが劇場に入っているかどうか確認するためもの。俳優さんが来たら、自分の名札を“白”にひっくり返します。帰る時には“赤”にひっくり返します。

「ヘンリー」の場合、場面が多いので、俳優さんは全員がずっとCリハにいるわけではありません。抜き稽古の時には時間差で入り時間を設定したり、空き時間は他の稽古場で自主稽古をしていたり。Cリハの出番が近付くと、スタッフは着到板を確認して、「○○さーん」と捜索が始まります。

(でも皆さん、きちんと時間を読んで、ちゃんと集まって下さいますよ。)

 

長かったCリハの稽古も、早や大詰め。稽古場では、毎日、各部の通し稽古を繰り返しています。

あと1週間で、いよいよ“小屋入り”です。(な)

衣裳合わせ 続き

衣裳を着てみるだけでなく、届いた沢山の候補から実際使うものを選んだり。

ヘアメイクさんも参加して、衣裳とかつら、髪型などもチェックします。

 

俳優さんにとっては、初めて衣裳に袖を通し、本番に向けて気持ちがぐっと高まる特別な一日です。(な)

マントを選んでいます

マントを選んでいます

 

「前髪どうしましょうか?」…調整中です

「前髪どうしましょうか?」…調整中です

衣裳合わせ

今日は朝から衣裳合わせでした。

「ヘンリー六世」200役の衣裳が、稽古場にどどーんと並びました。すごい量です。圧巻です。

稽古場には、いつもとはまた違う緊張感、高揚感が漂います。

出演者の皆さんは分刻みで、とっかえひっかえ着てみては、衣裳家や演出家のチェックを受けます。

俳優さんが着てみて、着丈や色のバランスを見たり、足や袖の動き具合、上着の開き具合を確かめたり。チェックする事項はいくらでもあります。

 

衣裳の前田文子さん、演出の鵜山さん。素早く指示が飛びます

衣裳の前田文子さん、演出の鵜山さん。素早く指示が飛びます

衣裳スタッフが大活躍。すごいスピードで丈を調整して決めていました

衣裳スタッフが大活躍。すごいスピードで丈を調整して決めていました

公開稽古を行いました

今日は、稽古場での稽古の様子をマスコミの方向けに公開しました。

公開したのは、「第三部 薔薇戦争」の冒頭、王権を主張するヨーク勢とヘンリー勢が玉座をめぐって対峙するシーンです。

新聞各社や演劇雑誌などを中心に、30名弱の報道陣を前に、熱演を繰り広げました。

時間が許せば、いろいろなシーンをお見せしたいところだったのですが…なにせ大作なので、今日ご覧頂いたのはほんのほんの一部。出演シーンのない俳優さんも沢山いました。スミマセン。

稽古を見ていただいた後は、出演者全員集合してごあいさつ。「合宿みたい」「芝居漬け」など、朝から晩まで生活を共にしているカンパニーならではの、和気あいあいとした空気が伝わったのでは?

 

公開稽古の模様は、動画などでお伝えしていく予定です。(な)

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