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千秋楽、終演しました

たった今、「ヘンリー六世」の千秋楽がとうとう、終演してしまいました。

9時間を超える通し上演の後は、満場の熱いスタンディング・オベーションに応え、出演者同士も拍手し合い、抱き合う特大カーテンコールでした。

様子をお見せしたいところなのですが…カメラを忘れました。すみません!心のカメラにしか写っていません。

 

ご来場いただいた皆さま、サイトを読んでくださっていた皆さま、本当にどうもありがとうございました。(な)

ついに…

本日の通し上演を終え、残すところ、あさっての千秋楽のみとなりました。

今日も満席のお客様が、言いようのない充足感に満ちた様子で帰路に着かれていました。<演劇>のパワーが凝縮されている舞台、本当に、人生で2度と出会えない種類のものだと思います。観劇を迷っている方には、迷うなら観よ!と強くおすすめします!

新国立劇場には、当日販売のZ席等、必ず当日券の販売があります。「ヘンリー六世」当日券のお求め方法はこちらです。(な)

残すところ…

「ヘンリー六世」、いよいよ大詰めです。残すところ、明日と23日の通し上演2回のみとなりました。

今週は楽屋でも、「あと4日か…」「あと3日か…」という会話があちこちで交わされていました。観る人にとっても出演する人にとっても、特別な公演だという空気がますます高まっています。

 

残り2日、両日とも前売り券は完売していますが、当日券の販売については、こちらをご覧ください。(な)

書籍紹介 ⑬

出口典雄 著 『シェイクスピアは止まらない』(1988年 講談社)

 回を重ねたこのコーナーも今回で最終回。

 最後は、日本で全37作を演出した唯一の演出家、出口氏の著作。今は無き、渋谷ジャンジャンでの公演に接した方もおられるかと思いますが、氏は現在も精力的に活動を続けておられ、11月15日まで新宿の紀伊國屋ホールで『ハムレット』を上演されてました。

 この本にはまず、ご自分の演出の秘訣といいますか、日常の些細なことからヒントを得てシェイクスピアに敷衍していくコツが語られ、次いで当時の世界的な演出家の舞台(ピーター・ホール、デボラ・ウォーナー、イングマル・ベルイマン)についての解読へと続き、シェイクスピア上演の最前線からの提言で締めくくられます。一言で言えばこの本に書かれているのは、いかにシェイクスピアを現代の同時代劇として上演、演出、演技するかということなのです。シェイクスピア=コンテンポラリーなのです。

 

本日、シェイクスピア大学校(最終回)

本日14:00からは、シェイクスピア大学校もいよいよ最終回です。英文学者の河合祥一郎さんを講師にお迎えします。

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