2013年9月15日
「エドワード二世」 ご観劇の参考に。
みなさん、新国立劇場内の情報センターをご存じですか? 劇場1F正面入り口からお入りになり、右手奥のエレベーターの5Fにあります。開室時間は10:00~18:00 月曜休室(祝休日及び主催公演日は他曜日に振替)
https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/library/
戯曲を中心とした閲覧室とこれまでの主催公演の映像をご覧になれるビデオブース(無料)があり、どなたでもご利用になれます。また、エレベーターを降りて情報センターと反対側には屋上庭園があります。高層ビルや高速道路に隣接してますが、芝生の緑にほっと息がつけ、冬にはここから富士山が見えます。
ここでは、「エドワード二世」のご観劇前に作品に対する理解の一助として、また、観劇後の感動をさらに深めるために、情報センターでご覧いただける参考資料を紹介します。ぜひこれを機に、お気軽にお立ち寄りください! (ま)
<戯曲>
*Marlowe : The plays analysing texts Stevie Simkin=編/Palgrave Macmillan 2001 年発行
*Oxford world’s classics: Tamburlaine, parts I and II ; Doctor Faustus, A- and B-texts ;
The Jew of Malta ; Edward II Oxford University Press 1998 年発行
マーロウの4大戯曲「フォースタス博士」「エドワード二世」「マルタ島のユダヤ人」「タムバレイン」を収録。
*「タンバレイン」 クリストファ・マーロウ=作/高田茂樹=訳/水声社 2012 年発行
*「エリザベス朝悲劇 四拍子による新訳三編 -タムバレイン大王、マクベス、白い悪魔」
川崎淳之助=訳/英光社 2010 年発行
マーロウ作「タムバレイン大王 第一部」を含むエリザベス朝時代の戯曲3編を収録。
*「エリザベス朝演劇集Ⅰ マルタ島のユダヤ人 フォースタス博士」
クリストファー・マーロー=著/小田島雄志=訳/白水社 1995 年発行
*「悲劇喜劇」10月号 「エドワード二世」掲載
<作品・作家解説>
*英文学ハンドブック-「作家と作品」<第 2 期 No.34> マーロウ
フィリップ・ヘンダソン=著/川崎淳之助=訳/研究社出版 1971 年発行
「エドワード二世」「タムバレイン大王」を含むマーロウの作品7編を取りあげている。
*現代演劇 No.15 現代演劇研究会=編/南雲堂 1975 年発行
「タムバレイン大王」を含む3編を取り扱っている。
*Christopher Marlowe : Poet and Playwright Studies in Poetical Method
Virginia Meehan=著/Mouton de Gruyter 1974 年発行
*Marlowe a collection of critical essays Twentieth century views A Spectrum book
Clifford Reech=編/Prentice-Hall 1964 年発行
<その他>
*「エリザベス朝演劇の誕生」 玉泉八州男=編/水声社 1997 年発行
シェイクスピアを生んだ英国エリザベス朝演劇の知られざる全体像に迫るべく気鋭の研究者19氏が書き下ろし
た、本邦初の画期的論文集。
情報センター内閲覧室