2013年8月
2013年8月31日
稽古場仕込み!
8月某日は稽古がお休み。
立ち稽古が始まって、キャストのみなさんにとっては初めてのお休みです。
この日、稽古場では舞台監督、新国立劇場技術部スタッフ、大道具スタッフ、
アルバイトさん、たくさんのスタッフの力を借り、稽古場の仕込みを行いました。
今回の美術プランは堀尾幸男さん。とてもシンプルな舞台美術です。
稽古場では、壁や段差など、舞台に移動したときにできるかぎり違和感が
ないぐらいのスムーズな稽古が行われるように、仕込んでいます。
ここでこれから、立ち稽古が続きます。
少し仕込みの様子をご覧ください!
下段の写真には外光が入る、窓も写っています。
ちょうどお昼ごろのまぶしい光・・・・。(ま)
2013年8月30日
日々、立ち稽古が行われています!
稽古場では今週から、いよいよ立ち稽古が行われています。
ひとつひとつのシーンを何度も何度も繰り返して、
立体的に立ち上げていきます。まだ、稽古場には
場ミリ(舞台の大きさなどの印)のみで、何もないフロアの中、
演出家の森 新太郎さん、そして、演出助手の城田美樹さん、
舞台監督の大垣敏朗さんと演出部チーム、そして、
プロンプのハゼヤマ俊介さんと17人のキャストのみなさんが
緊張感に満ちた、熱い稽古を繰り広げてくださってます。
壁には初日から貼ってある、イギリスの地図。このころは
常にフランスとの争いや交流もあり、また、アイルランドやスコットランドへの
遠征もあり、台本中にも海岸沿いの地名がたくさん出てくるんですよ。(ま)
2013年8月29日
間に合います!演劇通し券の楽しみ
『エドワード二世』は、今秋から冬にかけて、新シリーズ「Try・Angle-三人の演出家の視点-」と題して、テーマや時代、国や言語も異なる海外劇作家の生み出した世界に、期待の演出家3人が独自の視点で挑む作品のひとつです。このシリーズの第二弾目として、森新太郎が、シェイクスピアと同時代作家マーロウが描く悲劇の王の物語『エドワード二世』を演出いたします。
演劇通し券「四つのドラマと出会う・・・秋から冬 Try・Angle&JAPAN MEETS」では、これらのシリーズ「Try・Angle-三人の演出家の視点-」三作品に加えて、英国の近代劇を代表する劇作家、バーナード・ショーの『ピグマリオン』をプラスして、お得な価格で発売中でございます。
通し券でお求めいただきますと「安心」、「確実」はもちろんのこと、それぞれの演目別でお席をお選びいただけますので、さらに観劇の楽しみが広がります(ただし、毎公演座席形状が異なりますので、同じ席番ではおとりできません)。
公演日によっては、残席僅少となっている場合もございますが、通し券の1本目の「OPUS/作品」公演の千秋楽まで、残席のある限り、ご購入いただけますので、ぜひご利用ください(「OPUS/作品」が完売しましたら通し券発売は終了となります)。
料金は、
正価「OPUS/作品」A席5,250円+「エドワード二世」A席5,250円+「ピグマリオン」S席8,400円+「アルトナの幽閉者」A席5,250円=合計24,150円のところ、
↓
★一般のお客様は、21,000円(3,150円もお得!)
★劇場友の会アトレ会員のお客様は、19,950円(4,200円もお得!(一般発売日以降5%割引料金))
でお求めいただけます。
また、高齢者割引5%、学生割引5%などの各種割引の併用もできますので、対象のみなさまにつきましては、さらにお得料金となります(要証明書類)。
割引のご案内⇒https://www.nntt.jac.go.jp/ticket/discount/
お申し込みの際は、あらかじめ各演目のご希望日をお選びいただきまして、
当劇場ボックスオフィス窓口(10:00~19:00)または、電話03-5352-9999(10:00~18:00)までお申込みください。
チケットのお引取りは、ボックスオフィスをはじめ、全国のチケットぴあ各店舗、セブン-イレブン、サークルKサンクスでも可能です。なお、各種割引をご利用の方はボックスオフィスのみのチケットお引取りとなります。詳しくは、ご購入時にご案内いたします。
ぜひ、今秋から冬にかけて、お得な通し券をご利用いただき、たっぷりと新国立劇場の演劇公演をお楽しみください。心より、ご来場をお待ちしております。
2013年8月27日
稽古、開始しました!
猛暑のまっただ中、先週より「エドワード二世」の稽古が
新国立劇場地下2階の稽古場で始まりました。
まずは顔合わせと読み合わせの稽古から。
17人のキャストの机、椅子が用意されている、稽古場風景です。
翻訳の河合祥一郎さんも参加していただいての読み合わせが
続きます。やはりキャストの皆さんの声を聞くと、文字で追っていた
戯曲の世界が一気に立体的になっていきます。
これから、初日10月8日(火)を目指して、1ヶ月半ほどの稽古。
カンパニー一同、力を合わせて進みます。(ま)
2013年8月21日
トークセッション「Try・Angle -三人の演出家の視点- 」参加者募集開始!
新国立劇場では「マンスリー・プロジェクト」と題して、演劇講座やトークセッション、ワークショップ、リーディング公演などのイベントを、毎月実施しています。
今回はご案内するのは、9月15日(日)に開催するトークセッション「Try・Angle –三人の演出家の視点- 」。
これは、シリーズ企画「Try・Angle –三人の演出家の視点-」として上演する「OPUS/作品」(9月上演)、「エドワード二世」(10月上演)、「アルトナの幽閉者」(2~3月上演)より、それぞれ演出を担う3人の演出家が一堂に会し、作品と向かい合う際には何を思い、何を見据えて演出に挑むのかを、それぞれの視点から存分に語り合うイベントです。
各公演のご観劇と併せ、ぜひご参加ください!(ご参加申込受付中!)
<開催概要>
トークセッション「Try・Angle-三人の演出家の視点-」
日時:9月15日(日)17:00
会場:新国立劇場 小劇場
出席者:小川絵梨子 / 森 新太郎 / 上村聡史
聞き手:宮田慶子
参加費:無料
応募期間:8/20(火)~9/9(月)
※1プロジェクトにつきお一人様1回の応募とさせていただきます。
※ご参加には事前申し込みが必要です。
※やむを得ない事情により、企画内容・日程・出演者等が変更になる場合があります。
お問い合わせ:新国立劇場情報センター「マンスリー・プロジェクト」受付係 電話03-5351-3011(代)
2013年8月16日
各種割引のご案内<高齢者割引>
新国立劇場演劇公演の各種割引についてご紹介します。
今回は、<高齢者割引(5%引)>について。
65歳以上の方がチケットをお買い求めの場合、全席種(Z席を除く)5%の割引でご購入いただけます。
<販売場所>
新国立劇場ボックスオフィス窓口・電話/チケットぴあ限定店舗
<ご注意事項>
お申し込み時に、「高齢者割引」をご利用の旨をお知らせください。
お引き取り時に、保険証など年齢の確認できるものをご持参ください。
【新国立劇場ボックスオフィス】
窓口/劇場1階メインエントランス(10:00~19:00 年中無休)
電話/03-5352-9999(10:00~18:00 年中無休)
【チケットぴあ限定店舗】
新宿/ちけっとぽーと新宿店<伊勢丹会館B1階>(水曜不定休)
渋谷/ちけっとぽーと渋谷109店2階(無休)
横浜/ちけっとぽーと横浜店<横浜駅東口地下街ポルタ内>(不定休)
有楽町/東京国際フォーラム・チケットセンター(無休)
2013年8月13日
各種割引のご案内<学生割引・ジュニア割引>
新国立劇場演劇公演の各種割引についてご紹介します。
今回は、<学生割引(5%引)>と<ジュニア割引(20%引)>について。
◆学生割引(5%引)◆
学生・生徒の方が前売チケットをお買い求めの場合、全席種(Z席を除く)5%の割引でご購入いただけます。
<販売場所>
新国立劇場ボックスオフィス窓口・電話/チケットぴあ限定店舗
<ご注意事項>
お申し込み時に、「学生割引」をご利用の旨をお知らせください。
お引き取り時に、学生証(生徒の方は保険証など年齢の確認できるもの)をご持参ください。
学生割引のご利用は、JR各社の学生割引定期券を利用できる学生の方に限ります
◆ジュニア割引(20%引)◆
中学生以下のお子様は、全席種(Z席を除く)20%の割引でご購入いただけます。
<販売場所>
新国立劇場ボックスオフィス窓口・電話/チケットぴあ限定店舗
<ご注意事項>
就学前のお子様はご遠慮ください。
お申し込み時に、「ジュニア割引」をご利用の旨をお知らせください。
お引き取り時に、保険証など年齢の確認できるものをご持参ください。
【新国立劇場ボックスオフィス】
窓口/劇場1階メインエントランス(10:00~19:00 年中無休)
電話/03-5352-9999(10:00~18:00 年中無休)
【チケットぴあ限定店舗】
新宿/ちけっとぽーと新宿店<伊勢丹会館B1階>(水曜不定休)
渋谷/ちけっとぽーと渋谷109店2階(無休)
横浜/ちけっとぽーと横浜店<横浜駅東口地下街ポルタ内>(不定休)
有楽町/東京国際フォーラム・チケットセンター(無休)
2013年8月7日
王の資質
暑いですね。いかがお過ごしでしょうか?
チケット好評発売中の「エドワード二世」ですが、一体、エドワード二世とはどんな人だったのか気になりますよね。彼はマーロウの創作ではなく、実在しています。
彼の人となりを探求すべくネットを見ていたら、こんなサイトを見つけました。
英国王室ってサイトがあるんですね。驚きました。トップページにはもちろんロイヤルベイビーの可愛い写真がありましたよ。
The official website of The British Monarchy
http://www.royal.gov.uk/HistoryoftheMonarchy/KingsandQueensofEngland/ThePlantagenets/EdwardII.aspx (エドワード二世のページです)
これによりますと、エドワード二世は賢王の資質をほとんど持ち合わせなかった…と。貴族たちと折が合わず、奥方に反乱軍を組織され、戴冠された歴代の王の中で、エゼルデッド二世(ニックネームは「エゼルデッド無思慮王」)がデンマークに逃亡した時を除くと、初めて廃位された王であるとのこと。
唯一明るい話題は、英国王室の皇太子の称号である「プリンス・オブ・ウェールズ」はこのエドワード二世に初めて使われたことでしょうか。賢王の誉高い父、エドワード一世がウェールズを征服し、その地で産まれたことが由来だそうです。
こんなエドワード二世に作家・マーロウはどのように肉をつけ、演出家・森 新太郎はどのように血を通わせるのでしょうか。お楽しみに!