2013年8月7日
王の資質
暑いですね。いかがお過ごしでしょうか?
チケット好評発売中の「エドワード二世」ですが、一体、エドワード二世とはどんな人だったのか気になりますよね。彼はマーロウの創作ではなく、実在しています。
彼の人となりを探求すべくネットを見ていたら、こんなサイトを見つけました。
英国王室ってサイトがあるんですね。驚きました。トップページにはもちろんロイヤルベイビーの可愛い写真がありましたよ。
The official website of The British Monarchy
http://www.royal.gov.uk/HistoryoftheMonarchy/KingsandQueensofEngland/ThePlantagenets/EdwardII.aspx (エドワード二世のページです)
これによりますと、エドワード二世は賢王の資質をほとんど持ち合わせなかった…と。貴族たちと折が合わず、奥方に反乱軍を組織され、戴冠された歴代の王の中で、エゼルデッド二世(ニックネームは「エゼルデッド無思慮王」)がデンマークに逃亡した時を除くと、初めて廃位された王であるとのこと。
唯一明るい話題は、英国王室の皇太子の称号である「プリンス・オブ・ウェールズ」はこのエドワード二世に初めて使われたことでしょうか。賢王の誉高い父、エドワード一世がウェールズを征服し、その地で産まれたことが由来だそうです。
こんなエドワード二世に作家・マーロウはどのように肉をつけ、演出家・森 新太郎はどのように血を通わせるのでしょうか。お楽しみに!
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