2013年9月21日
カンパニーの最年長と最年少
このかンパニーは10代から80代まで、各年代の役者さんがそろっています。実は平均年令はいくぶん高いカンパニー。(笑) 10代はひとり、安西慎太郎さんで、王子エドワード、のちのエドワード三世を演じます。また、80代もおひとり。西本裕行さん。今回はライトボーン、ジェイムズ・・・と実は4役も演じています。この作品には、実在の人物がたくさん登場しますが、ライトボーンはこの作者マーロウの創作した役です。西本さんは劇団昴所属の役者さん。新国立劇場にはこれまで、1998年の「ブッダ」と2004年の「こんにちは、母さん」に出演してくださいました。
安西さんは新国立劇場への出演は初めてです。稽古初日にはとても緊張している様子でしたが、今では毎日楽しげに稽古中。実在のエドワード三世が即位したのは14歳でした。・・・因みにシェイクスピア作かもしれない (?!) といわれる戯曲「エドワード三世」は1596年に出版されています。日本では河合祥一郎さんの翻訳による「エドワード三世」(白水社) があります。
このふたりも、そして他のキャストのみなさんも、演出の森さんと次々に新しいトライを重ねている稽古場です。(ま)
写真上 第5幕 西本裕行(ライトボーン役)
写真中 第5幕 柄本 佑 西本裕行(ライトボーン役)
写真下 第5幕 左から 長谷川 志 小田 豊 安西慎太郎(エドワード三世役) 原 康義 谷田 歩 大谷亮介
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