2022/2023シーズン

シェイクスピア・ダブルビル

マクベス<新国立劇場バレエ団委嘱作品・世界初演>/夏の夜の夢<新制作>

Shakespeare Double BillThe Tragedy of Macbeth / The Dream

公演期間:
2023年4月29日[土・祝]~5月6日[土]
予定上演時間:
約2時間30分(マクベス60分 休憩30分 夏の夜の夢60分)[4月28日更新]

Introductionはじめに

シェイクスピアの戯曲二作品を、バレエで堪能する

シェイクスピアの戯曲をもとにした作品を新制作にて、二本立てでお届けします。国際的に目覚ましく活躍しているウィル・タケットが新国立劇場のために創る『マクベス』、そしてアシュトンの英国の雰囲気漂う『夏の夜の夢』のダブルビル。伝統と革新の二作品をぜひお楽しみください。

後援:ブリティッシュ・カウンシル

Schedule公演日程

公演日程

2023年4月29日(土・祝)14:00 託児サービス利用可

2023年4月30日(日)14:00

2023年5月2日(火)19:00

2023年5月3日(水・祝)14:00 託児サービス利用可

2023年5月4日(木・祝)14:00

2023年5月5日(金・祝)14:00

2023年5月6日(土)14:00

託児サービス利用可 ...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。

予定上演時間

約2時間30分(マクベス60分 休憩30分 夏の夜の夢60分)[4月28日更新]

  • 正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。

会 場

ご注意事項

        
  • 『マクベス』の一部に、流血表現がございます。
  • ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、バックステージツアーは当面休止させていただきます。
  • 4月29日(土・祝)は1階の一部に学校団体が入る予定です。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

『マクベス』

  • 【振付】ウィル・タケット
  • 【音楽】ジェラルディン・ミュシャ
  • 【編曲】マーティン・イェーツ
  • 【美術・衣裳】コリン・リッチモンド
  • 【照明】佐藤 啓
  • 振付ウィル・タケット
  • 音楽ジェラルディン・ミュシャ
  • 編曲マーティン・
    イェーツ
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『夏の夜の夢』

  • 【振付】フレデリック・アシュトン
  • 【音楽】フェリックス・メンデルスゾーン
  • 【編曲】ジョン・ランチベリー
  • 【美術・衣裳】デヴィッド・ウォーカー
  • 【照明】ジョン・B・リード
  • 振付フレデリック・アシュトン
  • 編曲ジョン・
    ランチベリー
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キャスト

『マクベス』

  • fukuoka-yudai
    マクベス
    (29, 2, 4, 6)福岡雄大
  • yonezawa-yui
    マクベス夫人
    (29, 2, 4, 6)米沢 唯
  • okumura-kosuke
    マクベス
    (30, 3, 5)奥村康祐
  • ono-ayako
    マクベス夫人
    (30, 3, 5)小野絢子

『夏の夜の夢』

  • shibayama-saho
    ティターニア
    (29, 2, 4, 6)柴山紗帆
  • watanabe-takafumi
    オーベロン
    (29, 2, 4, 6)渡邊峻郁
  • ikeda-risako
    ティターニア
    (30, 3, 5)池田理沙子
  • hayami-shogo
    オーベロン
    (30, 3, 5)速水渉悟
  • 【指揮】マーティン・イェーツ
  • 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
  • 【合唱】東京少年少女合唱隊
  • 指揮マーティン・
    イェーツ

Profile

【振付】フレデリック・アシュトン (Sir Frederick ASHTON)

1904年、南エクアドルに生まれる。英国人ダンサー、振付家。アンナ・パブロワの舞台を見てバレエを志し、英国に戻って学業を終えた後レオニード・マシーンに入門。さらに、マリー・ランベールほかの著名教師に師事して種々の舞台に立つ一方、26年に処女作『ファッションの悲劇』を発表する。28年にはパリのイダ・ルビンスタインの舞踊団にダンサーとして参加し、ブロニスラヴァ・ニジンスカの作風に強い影響を受ける。35年英国ロイヤルバレエの前身であるヴィック・ウェルズ・バレエにダンサー兼首席振付家として招かれる。同時期に入団しやがて英国最高のバレリーナに成長するマーゴ・フォンテインに多くの新作を振り付け、バレエ団発展の原動力となるとともに、英国バレエ独自の気風を確立した。63年には設立者ニネット・ド・ヴァロワの後を継いでロイヤルバレエの芸術監督に就任。70年の退任後も80年代半ばまで創作を続け、88年に英国サセックスにて永眠。主な作品として、『シンデレラ』『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』『二羽の鳩』『夏の夜の夢』『田園の出来事』などがある。

【編曲】ジョン・ランチベリー (John LANCHBERY)

ロンドン生まれ。奨学金を得て王立音楽院でヘンリー・ウッドらに師事し作曲を学ぶ。ロンドン・メトロポリタンバレエの音楽監督を経て、サドラーズ・ウェルズ・バレエの指揮者となる。1960年よりロイヤルバレエの首席指揮者に指名され、フレデリック・アシュトン振付の『リーズの結婚』をはじめとする多くのバレエ・スコアの編曲に携わる。72年からはオーストラリア・バレエの音楽監督を務め、『ドン・キホーテ』『メリー・ウィドウ』などのバレエ・スコアを編曲した。さらに映画やBBCのテレビ番組の音楽も手がけ、ベアトリス・ポッターの映画音楽では高い評価を受けた。78年から80年にかけてアメリカン・バレエ・シアターの音楽監督を務めたのち、世界の主要歌劇場でバレエ指揮者として活躍。91年にはルドルフ・ヌレエフの最後の仕事となったパリ・オペラ座バレエ『ラ・バヤデール』の編曲を仕上げた。受賞は数多く、90年には音楽の貢献に対してOBEを授与されている。97年よりオーストラリア・バレエの首席客員指導員だった。新国立劇場へは99年『シンデレラ』で初登場、2000年初演の牧阿佐美改訂振付『ラ・バヤデール』では編曲を手がけるとともに指揮を務めた。03年死去。

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Profile

【振付】ウィル・タケット (Will TUCKETT)

ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、日本、中国で活動し、数々の賞を受賞している国際的な演出家・振付家。25年以上にわたり英国ロイヤルバレエのメンバーとして活動し、振付を行う。劇場での活動のほか、オペラ、ミュージカル、映画など様々な分野で活躍し、これまでに英国ロイヤルバレエ、バーミンガム・ロイヤルバレエ、イングリッシュ・ナショナル・バレエ、カナダ国立バレエ、中国国立バレエ、テキサス・バレエ・シアター、サラソタバレエ、英国ロイヤルオペラ、オペラノース、ウェールズ国立オペラ、ガーシントン・オペラ、サドラーズ・ウェルズ、バービカン、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー、シェークスピアズ・グローブ、アルメイダシアター、パルコ、KAAT、セージ・ゲーツヘッド、ホワイトチャペル・ギャラリー、テート・モダン、ナショナルギャラリー、BBC、チャンネル4、スカイ・アーツなどで振付・演出を行っている。2006年、英国ロイヤルオペラ初のROH2クリエイティブ・アソシエイトに任命され、新しい観客や家族のための革新的な作品の考案と提供を担当している。これらの作品は、オペラハウス内および英国内外のツアーで上演されている。彼のプロダクションである『The Wind in the Willows』は、ロイヤルオペラのショーとして初めてウエスト・エンドに商業的に移され、2014年オリヴィエ賞の最優秀エンターテインメント賞を受賞した。彼のプロダクションの映像には、『ピノキオ』(BBC)、ストラヴィンスキー『兵士の物語』、ピーター・シェイファー『ピサロ』(WOWOW)、『Titian:Metamorphosis』(BBC)、『Elizabeth』(スカイ・アーツ)などがある。

【音楽】ジェラルディン・ミュシャ (Geraldine MUCHA)

1917年ロンドン生まれ。英国王立音楽院で教鞭をとるバリトン歌手の父とミュージカル女優の両親のもと育ち、学校を卒業後は英国王立音楽院で作曲と指揮を学ぶ。ミュシャの音楽は主にスコットランドの祖先に対する深い傾倒によって特徴付けられ、学生時代はケルト・ロマン派の代表的作曲家アーノルド・バックスに師事し影響を受けた。彼女の初期のバレエ作品は、サドラーズ・ウェルズ・バレエの指揮者であるコンスタン・ランバートから賞賛され、彼女の最初のピアノ四重奏曲は43年にウィグモア・ホールで演奏された。42年画家アルフォンス・ミュシャの息子で作家のジリ・ミュシャと結婚。45年にプラハに移住し、第1回プラハの春音楽祭にも参加した。不安定なプラハの政情の中、生計をたてるため音楽出版社で働く傍ら作曲した作品の中には、ピアノ協奏曲とバレエ『マクベス』からの組曲が録音されている。50年に共産主義政権に投獄された夫のキャリアが徐々に再起し、60年代にアルフォンス・ミュシャのデザインに再び注目が集まると、展覧会を制作し各地を飛び回るようになった。そんな中でイギリスの音楽家との交流を続け、彼女の作品はBBC放送やロンドンでのコンサートで演奏された。冷戦時代が終わったプラハで、彼女はチェコの演奏者から常に高い評価を受け、晩年を迎えてもその作品は演奏され続けたばかりでなく、作曲の委嘱も後を絶たなかった。2012年逝去。

【指揮・『マクベス』編曲】マーティン・イェーツ (Martin YATES)

20年余りにわたり多彩なジャンルで活躍してきた英国人指揮者。ピアノ、作曲、指揮を学んだ後、イスラエル・ナショナル・オペラで指揮者としてデビュー。以降、英国内のロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市立交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー、ハレ管弦楽団などのオーケストラに客演し、ヨーロッパ各地の管弦楽団に招かれている。スウェーデン室内管弦楽団ではマーク=アンソニー・タネジの『A Prayer Out of Stillness』の世界初演を指揮。また一流の伴奏者としても評価が高く、ホセ・カレーラス、バーバラ・ヘンドリックス、ブリン・ターフェル、モンセラート・カバリエ、ロベルト・アラーニャ、アンジェラ・ゲオルギュー、ヨーヨー・マら世界的に有名な芸術家と共演している。またミュージカル指揮者としても知られており、ウェスト・エンドのミュージカルのヒット作の音楽監督を多数務めている。バレエは音楽活動の中心的位置を占めており、英国ロイヤルバレエとは、2004年2月にストラヴィンスキー作曲『アゴン』でデビューして以来、これまでに『マノン』『ロメオとジュリエット』『うたかたの恋』『七つの大罪』『白鳥の湖』を指揮したほか、同団のツアー公演に同行している。ノルウェー国立バレエ団、フィンランド国立バレエ団にもたびたび客演し、成功を収める。新国立劇場では、『マノン』『シンデレラ』『ロメオとジュリエット』『ドン・キホーテ』を指揮している。

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Programmeプログラム

マクベス<新国立劇場バレエ団委嘱作品・世界初演>

振付:ウィル・タケット
音楽:ジェラルディン・ミュシャ
編曲:マーティン・イェーツ

オリヴィエ賞など数多くの賞を受賞し、世界的に活躍しているウィル・タケットを迎え、新国立劇場バレエ団から世界に発信するオリジナルバレエを上演します。題材として選ばれたのはシェイクスピア劇の中でも予言、野心、疑念、陰謀、錯乱と極限へと追い込まれていく登場人物の心理を重厚に描いた『マクベス』。スコットランドの作曲家、ジェラルディン・ミュシャによって作曲された同名作品にインスピレーションを得て、オペラや映画でも幾度となく題材として取り上げられてきたこの物語が、タケットの手で新たに生まれ変わります。近年日本でも、バレエ、オペラ、ミュージカル、演劇といった舞台芸術を織り込んだ演出で好評を得たタケットが新国立劇場バレエ団とどのような舞台を創りだすか、どうぞご期待ください。

夏の夜の夢<新制作>

振付:フレデリック・アシュトン
音楽:フェリックス・メンデルスゾーン

英国バレエの巨匠フレデリック・アシュトンによる、シェイクスピアの戯曲をもとにしたバレエ。まるで絵本の世界から飛び出したような森と妖精たちの世界が、細やかな足捌きで表現されるステップや英国らしい豊かなマイムによって華麗に描かれます。妖精パックが引き起こす人間たちの騒動のようなコミカルなシーン、妖精の女王ティターニアと王オーベロンによる美しいパ・ド・ドゥなども見どころです。
2022年1月の「ニューイヤー・バレエ」で上演予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により公演中止となり、この度の上演と相成りました。

Storyものがたり

【マクベス】スコットランドの将軍マクベスとバンクォーは荒野で3人の魔女たちから、マクベスは王になる、バンクォーはその子孫が王位に就くと予言される。野心に燃える妻にそそのかされ、王を刺殺したマクベスは王位を手にするが、バンクォーへの予言が疑心を呼び起こし、バンクォー親子の殺害も企む。死者の幻影に苛まれ錯乱するマクベスはさらに殺人を重ねていく。

【夏の夜の夢】ある夏至の夜。妖精の住むアテネの森では、妖精の王オーベロンと女王ティターニアが可愛い小姓をとりあって喧嘩の真っ最中。そこにいたずら好きの妖精パックが登場し、王の命令で「惚れ薬」を手に女王にいたずらを仕掛けようとする。一方、貴族の娘ハーミアは許婚ディミートリアスとの結婚を拒絶し、相愛のライサンダーと共に森へと駆け落ちする。ハーミアを追いかけるディミートリアスと彼に片想いするヘレナも森の中へ2人の後を追いかけて・・・・。

Ticketsチケット

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金
(10%税込)
13,200円 11,000円 7,700円 4,400円 3,300円
席種 料金(10%税込)
S席 13,200円
A席 11,000円
B席 7,700円
C席 4,400円
D席 3,300円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、公演最終日まで上記料金の10%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

※本公演は、「2024/2025シーズン バレエ&ダンス 郵送申込シード権」
獲得のための購入実績カウント対象公演です。

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2023年2月11日(土・祝)10:00~14日(火)

新国メンバーズ先行販売期間:2023年2月12日(日)10:00~14日(火)

一般発売日:2023年2月23日(木・祝)10:00~

  • 通常の座席配置での販売を予定しております。
  • 政府及び東京都の判断により、イベント収容率の制限に変更が生じた場合は、途中でチケットの販売を停止する場合がございます。

チケット取り扱い

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新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

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割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(中学生以下):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、各プレイガイドで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
  • ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

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Z席の購入方法

  • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
  • Z席は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日朝11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
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グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 4歳未満のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。また、1階席前方のお座席ではダンサーの足先などが見えにくい場合がございます。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止、および新国立劇場における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインによる対象者を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
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