
バレエ・リュスによって生み出された初のオリジナル作品で、パリ公演の中心的な作品であった。
ディアギレフは無名だったストラヴィンスキーに作曲を依頼、
この作品の濃厚なエキゾチシズムやエロティシズムがパリの観客を熱狂させ公演は大成功、
以降ストラヴィンスキーは生涯にわたってバレエと密接に関わり続けることになる。
バレエ・リュスによって生み出された初のオリジナル作品で、パリ公演の中心的な作品であった。
ディアギレフは無名だったストラヴィンスキーに作曲を依頼、
この作品の濃厚なエキゾチシズムやエロティシズムがパリの観客を熱狂させ公演は大成功、
以降ストラヴィンスキーは生涯にわたってバレエと密接に関わり続けることになる。
1882年ロシア・ロモノソフ生まれ。作曲家。指揮者、ピアニストとしても活動。
20世紀を代表する作曲家の1人として知られ、
20世紀の芸術に広く影響を及ぼした音楽家の1人である。
生涯に作風を次々に変え続けたことで知られ、創作の分野は多岐にわたった。
さまざまな分野で多くの名曲を残しているが、
その中でも初期に作曲された3 つのバレエ音楽『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』が
名高く、特に原始主義時代の代表作『春の祭典』は、音楽史上の最高傑作の1 つにも
数えられている。
1880年、サンクトペテルブルグ生まれ。帝室バレエ学校に学び、
卒業後はマリインスキー劇場バレエのソリストとして活躍。
ロシアを訪れたイサドラ・ダンカンの踊りに大きな衝撃を受け、振付表現の統一された、
心理的な意味づけのある「新しいバレエ」を提唱した。
『シェヘラザード』『薔薇の精』『レ・シルフィード』『ペトルーシュカ』など
バレエ・リュスの初期の作品のほとんどを振付けた。
1918年以降はロシアを出てフリーの振付家として活動し、
各国に招かれてバレエ・リュスのレパートリーを広めた。42年ニューヨークにて死去。
『火の鳥』新国立劇場公演より photo by Shikama Takashi