2019/2020シーズン
「ロイヤルコート劇場✖新国立劇場 劇作家ワークショップ」
Royal Court Theatre × New National Theater, Tokyo Playwrights' Workshop


ロイヤルコート劇場と新国立劇場による劇作家の為の長期ワークショップ、いよいよ日本でスタート!



英国ロンドンのロイヤルコート劇場が世界中で行っている劇作家のためのワークショップを、新国立劇場とロイヤルコート劇場が手を携え、日本で初めて開催いたします。

これからの日本の演劇界を支える、若い世代の劇作家の方にご参加いただき、ワークショップを通して、新作戯曲を執筆、様々なアプローチを経験しながら、更に進化した戯曲に昇華させていきます。


「劇作家の劇場」と呼ばれるロイヤルコート劇場。60年以上の歴史を持つこの劇場は「新作戯曲のナショナルシアター」として数多くの若い才能を生み出してきました。そのロイヤルコート劇場が世界各国で実施している、劇作家のための長期ワークショップが日本でスタートいたします。

ロイヤルコート劇場から、アソシエイトディレクターや劇作家が来日し、2019年5月から2020年5月の1年間に3段階のワークショップを繰り返し、日本の劇作家たちと新作戯曲を創り上げます。3回目となるワークショップの後にはリーディングでの上演を予定しています。


主催:新国立劇場、ロイヤルコート劇場
共催:ブリティッシュ・カウンシル

ニュース

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ワークショップ詳細

ワークショップ内容

ワークショップは新国立劇場にて1年間・3段階にわたり、開催します。

このワークショップの大きな目的は、戯曲執筆にあたり、1年間を通して参加者が受けることになる様々なサポートを大いに利用していただきながら、お一人お一人に新作戯曲を書いていただくことです。

第1段階:2019年5月13日(月)~19日(日)

ロイヤルコート劇場のアソシエイトディレクター サム・プリチャード氏および2名の劇作家が来日、ファシリテーターとして参加し、12~15人の日本の劇作家と共に7日間のワークショップを行います。

参加者それぞれが、何に興味があり、何が必要かを発見し、新作戯曲のテーマやアウトラインを、ワークショップ最終日までに発表あるいは提案できる段階まで進むことが目標です。このワークショップでは、グループであるいは個別にディスカッションを行ったり、参加者が「書く」ための時間も設けます。

第1段階終了から3か月以内に初稿を執筆していただき、英語翻訳のために英国に送ります。

第2段階:2019年12月上旬~中旬のどこか7日間

第1段階と同じチームが来日し、各々の初稿となる戯曲を、参加者全員でのグループセッションを通してブラッシュアップをしていきます。第2段階も7日間のワークショップを行います。

第2段階終了後、およそ2か月ほどの戯曲修正期間を経て第2稿をご提出いただき、英語翻訳のために英国に送ります。

第3段階:2020年5月のどこか7~10日間

第3段階では、戯曲をさらに進化させる作業を進めます。俳優も参加し、稽古の形式を取りながら、戯曲のブラッシュアップを重ねていきます。

第3段階は最大10日間にわたるワークショップを予定しており、最終的に新国立劇場内でのリーディング公演を行う予定です。

第3段階終了後、およそ3か月ほどの戯曲修正期間を経て、最終稿をご提出いただき、英語翻訳のために英国に送ります。

ご応募にあたり

    • ワークショップは通訳を介し、日本語と英語で行います。ご参加にあたり英語力は必ずしも必要ではありません。

    • すべてのワークショップは新国立劇場内で行います。東京近郊以外からご参加いただく場合は交通費、宿泊費の補助があります。

  • ワークショップ参加費はかかりません。

応募資格

  • 日本国内を拠点とし、日本語で劇作をする35歳までの「劇作家」であること。
  • 映画やテレビの「脚本家」ではなく、「劇作家」としてステップアップをすることに熱意のある方。
  • 「劇作家」として作品を執筆した経験がある方。
     ※その作品が、出版されていたり上演されていたりする必要はありません。
  • ワークショップ開催予定期間すべてのスケジュールを空けられる方。
  • 未経験者不可。

必要書類 メールでのみ受付

(1)劇作家ワークショップ・エントリーシート(日本語でも英語でも可)

※所定のものを上記よりダウンロード、データ入力の上、お送りください。

※「応募動機」は500字~600字程度で結構ですが、必ず用紙内に納めてください。

(2)近作の中から一場面分の台本 ※上演時5~10分程度の場面になるもの (日本語)

(3)提出作品のあらすじ(日本語)


応募締切:2019年2月15日(金)必着


送付先:nntt_drama_workshop@nntt.jac.go.jp


・所定の用紙以外のエントリーシートは受け付けません。

・エントリーシートは必ずA4用紙1ページにおさめてください。

選考方法

応募多数だった場合は、サム・プリチャード氏を含むロイヤルコート劇場と、小川絵梨子監督を含む新国立劇場とで、お送りいただいた応募書類を元に選考を行います。


選考結果は4月5日(金)までにお知らせいたします。

問合せ先

 「ロイヤルコート劇場×新国立劇場 劇作家ワークショップ」係

  TEL:03-5352-5845(平日11:00~18:00)

  E-mail:nntt_drama_workshop@nntt.jac.go.jp


ロイヤルコート劇場とは

ロイヤルコート劇場は、1956年開場以来、「劇作家の劇場」として知られ、新人作家から、新進気鋭の作家、すでに経験の十分にある作家にいたるまで、積極的に様々な世代の劇作家を啓発することで、世界の演劇界を牽引する劇場です。劇作家が生み出す作品を通して、現代を取り巻く社会的不安に警鐘を鳴らし、常に挑戦的な演劇作りの最前線を走り続けています。現代社会において耳を傾けてもらえない声や、より自由な発想を"劇作"という手段で表現することで、新たな視点をもたらし、社会に提示していく機会を提供し続けています。


ロンドンのスローンスクエアにあるロイヤルコート劇場には、毎年12万人以上の観客が訪れ、さらに数千人を超える人々がウエストエンドやニューヨークなど国内外のツアーやインターネットを通じて作品を観ています。それら多くの作品を通じ、革新的な考えや刺激的な問題提起で常に観客を刺激し、未来の作家たちに影響を与えようと努めています。


この60年間には、ジョン・オズボーン、エドワード・ボンド、サミュエル・ベケット、アーノルド・ウェスカー、デイヴィッド・ヘアなどがロイヤルコートでキャリアを積み始めました。その他、キャリル・チャーチル、アソル・フガード、マーティン・マクドナー、サイモン・スティーブンス、サラ・ケイン、最近では、ルーシー・カークウッド、ニック・ペイン、ペネロペ・スキナー、アリステア・マクダウォールらが追随しています。


この度日本で開催することになりました劇作家ワークショップ(ロイヤルコート劇場インターナショナルプログラム)は、これまで70か国、40言語以上で実施されており、このプログラムを通して、世界中の劇作家たちと、長期に渡り作品作りに取り組むことで強い絆を築いてきました。これまで開催された主な国々として、アルゼンチン、ブラジル、中国、チリ、キューバ、ジョージア、ドイツ、インド、イラン、メキシコ、パレスチナ、ロシア、南アフリカ、シリア、トルコ、ウクライナ、ウルグアイ、ジンバブエなどがあります。