2013年9月
2013年9月24日
ロンドン紀行2日目 その3
ヴィクトリア駅の辺りにはビジネスマンが多いからか、屋台(?)が沢山ある。どこかに入って食べるというよりはサンドウィッチのような軽食を買って、ベンチ等で外で食べている方が多い。何を食べようか空腹のためにフラフラと物色、悩むくらい多いのです。そんな中から一際、行列の長いところに決める。
列の先はハンバーガーのようだ。注文を聞いてからパンやパティを焼いてくれる。列に並んでる時に可愛らしい女性の店員さんが注文を聞きにくる。(うっとりしていたので何を聞かれたか一瞬分からなかった)
『please, CHEESE BURGER』
『ベーコンは入れます?』(英語です。。)
『(考えた後)・・・あ、いいです。ノーマルでいいです。』
初めて一人旅したNYでは典型的なyes manになってしまい、後悔が多々あったのでここでは、きちんとNoと。お財布に優しく、自分に正直に。
列の先頭に着くと、目の前では、笑顔の素敵なお兄さんが手際よく焼いてハンバーガーを作っていく。今度はその手際にみとれる、すると、、
『野菜はどうする?ソースは?ピクルスいれるかい?
『uhhhh・・・・YES!YES!YES!!』
あぁ。やってしまいました。あれから僕は少しも成長していなかった・・・こともなかった。そのハンバーガーがかなり美味であったから。写真では香りもニオイも味も伝わりませんが、ね。結果オーライ。
そうこうしていると、開演時間が迫ってきていたので、劇場【ヴィクトリア・パレス】へ。遠くからでも分かります、デデンと目立つ表記、旅行者には有り難いですね。
チケットをもぎってもらい、小用をすませ(失礼)、ふぅ と席に着く。開演前なら写真を撮ってもいいというので、遠慮なくパチり。携帯の電源をきっちりOFFにして準備万端。
ここで気づく、なんだか小学生が周りに以上に多い。
ん?ん?どうやら学校団体の席のど真ん中に僕がいる。
前はもちろん左右、後ろまで。何故、僕だけ・・・。
そしてなぜ、この席だけ開けておいたのか学校関係者様。
生徒である可愛らしい子達も『?』という表情。
『ごめんよ。少しばかり同級生で、いさせてくんろ』と心で思いながら、必死の笑顔で応戦。
【ビリー・エリオット】
映画『リトル・ダンサー(邦題)』ご存知の方も多いのではないのでしょうか。
ミュージカル版は大人になる前に終わり、映画とは少し違うのですが、とても素晴らしかった。主役の男の子はもちろん、細かいところまで創り上げられた演目でした。そしてなにより、舞台装置が凄すぎます。一体いくらかかっているのか(職業病です)一見の価値はありました。
『同級生でいさせてくれてthank you』と、ニヒルな笑顔でその場をあとにして、次に向かう場所は・・・・。
それでは次回。
橋本淳