Storyものがたり
村娘ジゼルは、恋人アルブレヒトが実は貴族で婚約者もある身と知って衝撃を受け、錯乱のうちに死んでしまう。
後悔の念にうちのめされたアルブレヒトはジゼルの墓を訪れる。そこは若くして亡くなった乙女の精霊であるウィリたちが支配する夜の森。ウィリたちにとらえられ死ぬまで踊り続けるよう命ぜられたアルブレヒトを、ウィリとなったジゼルが身を挺して守り通す。
吉田都芸術監督就任第2作目となる新制作は、自らが手掛ける『ジゼル』です。英国ロイヤルバレエで長らく活躍したイギリス人振付家のアラスター・マリオットとともに、19世紀ロマンティック・バレエ不朽の名作を新しく生まれ変わらせます。リトアニアの「十字架の丘」に着想を得て、キリスト教と土着の文化の狭間にある世界観を表現したディック・バードの美術も大きな見どころです。2020年『竜宮 りゅうぐう』に引き続き、新国立劇場バレエ団が世界へ発信する全幕バレエにぜひご注目ください。
新型コロナウイルス感染拡大予防を目的とした混雑緩和のため、分散来場にご協力ください。
お席の階によって、下記時間帯にご来場されることをおすすめいたします。
■2,3,4階のお客様:開演 30分前まで
■1階のお客様:開演30分前~ 開演15分前 まで
9歳でバレエを習い始め、1983年ローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞受賞。同年、英国ロイヤルバレエ学校に留学。84年、サドラーズウェルズ・ロイヤルバレエ(現バーミンガム・ロイヤルバレエ)へ芸術監督ピーター・ライトに認められて入団。88年にプリンシパル昇格。95年に英国ロイヤルバレエへプリンシパルとして移籍、2010年に退団するまで英国で計22年にわたり最高位プリンシパルを務める。 日本国内では97年の開場記念公演『眠れる森の美女』をはじめ、新国立劇場バレエ公演での99年『ドン・キホーテ』『シンデレラ』、00年『ラ・シルフィード』、04年『ライモンダ』ほか、数多くの公演に主演している。 ローザンヌ国際バレエコンクール審査員を務めるほか、後進の育成にも力を注いでいる。バレリーナとしての功績と共にチャリティ活動を通じた社会貢献が認められ、04年「ユネスコ平和芸術家」に任命される。12年には国連UNHCR協会国連難民親善アーティストに任命。 01年芸術選奨文部科学大臣賞、06年英国最優秀女性ダンサー賞、11年第52回毎日芸術賞など受賞多数。07年に紫綬褒章並びに大英帝国勲章(OBE)受賞、17年文化功労者、19年菊池寛賞。
1988年に英国ロイヤルバレエに入団、92年ソリスト昇格。2003年よりプリンシパル・キャラクター・アーティストとなり、振付家としての活動を始める。ロイヤルバレエではフレデリック・アシュトン、ケネス・マクミランの振付作品や古典などに幅広く出演し、19年に振付に専念するため退団。ロイヤルバレエのために7つの一幕作品を振り付け、最新作である19年『アンノウン・ソルジャー』は、オリヴィエ賞候補となった。ロンドンの舞踊批評家協会最優秀クラシック振付家賞に3度ノミネートされ、15年『ツァイトガイスト』でロシアのゴールデン・マスク賞候補となる。英国ロイヤルバレエ学校でも3作品を振り付け、英国ロイヤルオペラ『ロシア皇后のスリッパ』でも振付を手掛けた。他に10年のロイヤル・バラエティー・パフォーマンスのためのパ・ド・ドゥの振付や、ダーシー・バッセルへの『キス』『赤い靴』の振付も手掛け、12年のロンドン・オリンピックの閉会式ではクリストファー・ウィールドンとも協働した。近年は、アンソニー・バンクス演出『アフター・ミス・ジュリー』でヘレン・ジョージへの振付を手掛ける。
ディック・バードがこれまでに手掛けたオペラのデザインは『中国のニクソン』『ゴンドラの漕ぎ手、またはバラタリアの王』『ミカド』(スコティッシュ・オペラ)、『オテロ』(ウィーン国立歌劇場)、『ストリート・シーン』(テアトロ・レアル)、『アンナ・ボレーナ』『真珠採り』(メトロポリタン歌劇場、イングリッシュ・ナショナル・オペラ)、『湖上の美人』『花火師の娘』(英国ロイヤルオペラ)、『ベアトリスとベネディクト』(オペラ・コミック座)などがある。バレエでは『くるみ割り人形』『アラジン』(バーミンガム・ロイヤルバレエ)、『ドラゴン・クエスト』『くるみ割り人形』(スターダンサーズ・バレエ団)、『夏潮』(サラソタバレエ)、『ラ・バヤデール』(Kバレエカンパニー)、『カンタヴィルの亡霊』(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)などを手掛けている。その他演劇では、『ハムレット』『ラ・グランド・マージ』(コメディ・フランセーズ)、『十二夜』『テンペスト』『あわれ彼女は娼婦』(ポーランド劇場)や、UKシアターアワードでベストデザイン賞を受賞した『未来は今』(ナフィールド・サウサンプトン劇場/リバプール・エブリマン劇場)をデザインしている。新国立劇場バレエ団では、『火の鳥』と『アラジン』の装置デザインを手掛けている。
フィラデルフィア生まれ。2度のオリヴィエ賞受賞。ブロードウェイで上演された『インスペクター・コールズ』『ビリー・エリオット』でトニー賞受賞。ロンドンでの『赤ずきん』『ラ・マンチャの男』『ムード・ミュージック』『レント』『サニー・アフタヌーン』『炎のランナー』『ユダの接吻』『ウェイスト』『ピーター・パン』などの他、『ドン・カルロ』『蝶々夫人』(ロサンゼルス)、『椿姫』(オマーン王立歌劇場)、『紫禁城』『ヴェニスの商人』『オテロ』(シンガポール)、『王様と私』(パリ、シカゴ)、『スウィーニー・トッド』(パリ、ヒューストン、サンフランシスコ)、『ザ・オーディエンス』(ブロードウェイ)、ディズニー『ノートルダムの鐘』(ベルリン)、サンタフェ・オペラでの25作品以上を手掛けている。日本では『ビリー・エリオット』(ホリプロ)、『マタ・ハリ』(梅田芸術劇場)、『ファルスタッフ』『サロメ』(サイトウ・キネン)、『赤鬼』『THE BEE』(野田地図)、マシュー・ボーン『白鳥の湖』『インスペクター・コールズ』(アートスフィア)、『リア王』『ハムレット』(東京グローブ座)などに携わる。英国照明デザイナー協会会員。2017年カイロニ特別功労賞ナイツ・オブ・イルミネーション賞。
ウクライナ国立歌劇場指揮者。1987年、キーウ国立音楽院を卒業後、ウクライナ国立歌劇場にて指揮者を務める。95年、キーウ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場首席指揮者に就任。ウクライナ芸術功労活動家の称号を授与される。ウクライナ国立歌劇場では『マーメイド』『コッペリア』『ウィンナー・ワルツ』『海賊』、また、キエフ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場では『リゴレット』『ロメオとジュリエット』『ラ・バヤデール』『ジゼル』『白鳥の湖』『不死身のカシェイ』(リムスキー=コルサコフ)、『森の詩』(スコルリスキー)などのオペラ、バレエに指揮者・音楽監督として参加。ベートーヴェン『交響曲第9番』、ロッシーニ『スターバト・マーテル』、オルフ『カルミナ・ブラーナ』などを手がける。2003年、06年にはメキシコで、世界のバレエ界のスターたちを集めて行なわれたガラ・コンサート《バレエティッシモ》で指揮を務めた。06年にザグレブ国立歌劇場に招かれたほか、メキシコシティ国立バレエ団に度々招かれ、『ロメオとジュリエット』などの指揮を務める。また、ウクライナ国立歌劇場のドイツ、フランス、スペイン、スロベニア、ポルトガル、韓国、南アフリカ、メキシコ公演、およびキーウ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場イギリス公演(05、06、07年)に参加。新国立劇場バレエ団では08年以降、『ラ・バヤデール』『白鳥の湖』『ドン・キホーテ』『シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ』『大フーガ』『テーマとヴァリエーション』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『ジゼル』などで指揮を務めている。
国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業、桐朋学園大学音楽学部にて指揮を学ぶ。堤俊作、湯浅勇治、松沼俊彦に師事。2013年日本バレエ協会『ドン・キホーテ』でバレエ指揮者デビュー。その後、イングリッシュ・ナショナル・バレエ、バーミンガム・ロイヤルバレエの客演指揮者として『ロメオとジュリエット』『くるみ割り人形』『海賊』『コッペリア』『大地の歌』『ラ・シルフィード』『美女と野獣』を指揮したほか、井上バレエ団、NBAバレエ団、東京バレエ団の公演で指揮を務め好評を得る。また、指揮者の活動以外にも様々な分野でピアニストとして活躍の場を広げている。新国立劇場バレエ団では、数々のバレエ公演で副指揮者を務め、現在レジデント・コンダクター。『シンデレラ』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『アラジン』『ドン・キホーテ』『パキータ』『ペンギン・カフェ』『白鳥の湖』を指揮した。
村娘ジゼルは、恋人アルブレヒトが実は貴族で婚約者もある身と知って衝撃を受け、錯乱のうちに死んでしまう。
後悔の念にうちのめされたアルブレヒトはジゼルの墓を訪れる。そこは若くして亡くなった乙女の精霊であるウィリたちが支配する夜の森。ウィリたちにとらえられ死ぬまで踊り続けるよう命ぜられたアルブレヒトを、ウィリとなったジゼルが身を挺して守り通す。
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
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料金 (10%税込) |
14,300円 | 12,100円 | 8,800円 | 6,600円 | 4,400円 |
席種 | 料金(10%税込) |
---|---|
S席 | 14,300円 |
A席 | 12,100円 |
B席 | 8,800円 |
C席 | 6,600円 |
D席 | 4,400円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員の方は、公演最終日まで上記料金の10%OFFでお求めいただけます。
Z席 1,650円(10%税込)
ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。
【Pコード:511-609】
【Lコード:31896】
お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)
ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。
ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、各プレイガイドで取扱。
公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。
ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。
10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。