2013年6月20日
アベノミクスとバレエ・リュス!?
現在日本を席巻しているアベノミクスとバレエ・リュスに一体何の関係が?実は面白い関係があります。
1909年にパリにて旗揚げ公演を行ったディアギレフ率いるバレエ・リュスですが、信じられないほどの著名な文化人が多く関わりを持ち一大センセーションを巻き起こしました。
その中にアベノミクスに大きく関わっている人物がいます。20世紀の最重要人物の一人、イギリスの経済学者ジョン・メナード・ケインズです。
ケインズはそれまでの経済学の常識であった「供給が需要を創造する」から全く逆の「需要が供給を決定する」という説を提唱し、世界の経済学を一変させました。金融の緩和、財政出動政策の有効性など現在のアベノミクスの基礎となる経済学を作り上げたケインズですが、実は大のバレエファンであり、バレエ・リュスのプリマであるリディア・
リディア・ロポコワとジョン・メナード・ケインズ。おどけた感じが可愛いですね。
ケインズの面白い投資理論に「美人投票」というものがあります。「もし美人コンテストが開催されたとして、自分自身が考える一番美人の人を選ぶのと、誰が最も多くの得票数を得るかを予想することは違う。後者はその他多数の人々が美人だと思いそうな人を選ぶ。株などは美人投票結果の予想のようなものだ」と語っております。然しながらケインズが実生活で選んだのは、バレエ・リュスのプリマ、リディア・
その後ケインズは経済学の巨人として君臨する傍ら、バレエ・リュスを支援し続け、ケンブリッジ芸術劇場を建設、その経営にも関わり、英国ロイヤル・オペラ・ハウスの理事長も勤めました。
アベノミクスの基礎理論の中心であるケインズとバレエ・リュスのプリマであるリディア・