2011年11月2日 | バレエ「パゴダの王子」 ブリテンの音楽もご堪能ください |
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2011年11月1日 | 新国立劇場バレエ 2011/2012シーズン 「パゴダの王子」が開幕し、大絶賛をいただきました |
2011年10月31日 | 速報!!『パゴダの王子ダイジェスト』映像! |
2011年10月31日 | バレエ「パゴダの王子」お客様の声を掲載しました |
2011年10月24日 | 「没後150年 歌川国芳展」WEBサイトに ビントレー監督のインタビュー記事が掲載されました |
2011年10月15日 | これでわかる!『パゴダの王子』ストーリー解説動画 |
これは30年来温めてきた私の夢が実現することでもあります。1957年にジョン・クランコが振り付けた『パゴダの王子』が初演された時から、私の恩師であり英国ロイヤルバレエの創始者でもあるニネット・ド・ヴァロワ女史が、この音楽を使って私の振付作品として上演するように熱心に勧めてくれていました。当時の私にはそれに相応しい手腕もありませんでしたし、実のところ、この作品に取り組む気持ちもありませんでしたが、女史の言葉は私の心に確実に種を撒いたのでした。その後1990年にケネス・マクミラン卿のバージョンが成功を収めましたが、女史が若かりし頃の私にくださったことばとともに、この『パゴダの王子』は長い間私の心をさまよい続けていたのです。事実この作品はシナリオの難点ゆえに、多くの振付家が作品化を躊躇したことはよく知られていました。
『パゴダの王子』が日本的文脈の中で再構築できるかもしれない、と突然ひらめいたのは、日本滞在中のことでした。もっと正確には、歌川國芳の素晴らしい浮世絵を見ていたときのことでした。発想が湧き上がり、私はすぐに全体をある種の日本のファンタジーとして、もう一度イメージしはじめました。私はプロットを書き、デザイナーとともにこの魅力的なプロジェクトに今取り組んでいるところです。イギリスと日本の文化と神話が融合した作品が、この10月『パゴダの王子』として結実することでしょう。
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