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2009年 09月 10日

赤バラと白バラの再利用

7月21日の制作発表で、キャストのみなさんが一輪ずつ手にしてくださった赤バラと白バラの花(制作発表動画レポートを参照)が、演出部・小道具スタッフの手により早変わり。稽古場で再利用されています。

第一部の前半、「ロンドン、テンプル法学院の庭園」の場。のちの薔薇戦争に発展する有名な場面ですが、ここは史実ではなく、シェイクスピアの創作です。ランカスター家のサマセット(水野龍司さん)とヨーク家のリチャード・プランタジネット(渡辺徹さん)が激しい法律論争を繰り広げ、居合わせた貴族たちが、どちらに賛同するかを、両家の紋章の赤バラか白バラを手折ることで表明するシーン。のちの戦いを予言するような、印象的なシーンです。

薔薇戦争(Wars of the Roses)なる名前は、19世紀の小説が起源とされています。

実際の舞台では、どのようなバラがどんな様子で登場するか、乞うご期待!!(ま)

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after!

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