【プレスリリース】新国立劇場オペラ研修生による「LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~」
公演概要
新国立劇場オペラ研修生による『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』では、各自が自身のレパートリーとなるオペラ作品やアリアについて研究を深め、研修を積んだ成果を皆様にご披露します。
今回も選りすぐりの人気曲が揃う魅力的なプログラムとなりました。
世界の歌劇場で活躍するオペラ歌手への夢の実現に向けて日々研鑽する研修生一人ひとりの向き合う音楽と、積み重ねてきた経験に、それぞれの持つ「声」の個性を活かした名曲の数々を、どうぞお楽しみください!
※「LE PROMESSE レ・プロメッセ」とは約束されたものたちという意味。
【公演日時】
2021年11月21日(日)15:00
【予定上演時間】
約2時間(休憩1回を含む)
【会 場】
新国立劇場 中劇場
曲 目
- ジョルダーノ:オペラ『アンドレア・シェニエ』より「祖国の敵だと?」
- グノー:オペラ『ファウスト』より「門出を前に」
- プッチーニ:オペラ『ラ・ボエーム』より「私の名はミミ」
- ロッシーニ:オペラ『セビリアの理髪師』より「今の声は」
- ヴェルディ:オペラ『リゴレット』より「慕わしい人の名は」/他
出演
- オペラ研修所第22期、23期、24期生
※研修生プロフィールについてはこちら
★公演情報はこちら
★チケット購入はこちら
公演チラシ
▲画像をクリックすると拡大します。
上演曲目について
◆ジョルダーノ:オペラ『アンドレア・シェニエ』より「祖国の敵だと?」
イタリアの作曲家ウンベルト・ジョルダーノによる全4幕のオペラ。1896年3月ミラノ・スカラ座で初演された。18世紀、革命前後のフランスを舞台に、実在の詩人アンドレア・シェニエの半生を描いた、ヴェリズモ・オペラの傑作のひとつである。今回披露される「祖国の敵だと?」はジェラール〈バリトン〉の歌う曲で、新国立劇場オペラの合唱指揮者三澤洋史はエッセイ"見果てぬ夢"で「もし僕がバリトン歌手だったら演じてみたい役がいくつかある。その筆頭にあがるのが『アンドレア・シェニエ』のジェラールだ。特に第3幕のアリア「祖国の敵」を歌いたい」と述べている魅力的な曲である。
※エッセイ"見果てぬ夢"はこちらからご覧いただけます。
◆グノー:オペラ『ファウスト』より「門出を前に」
フランスの作曲家シャルル・グノーによる全5幕のオペラ。1859年3月パリのリリック座で初演。ゲーテの『ファウスト』第1部に基づく。グノーはマスネと双璧をなすフランス・オペラの代表的作曲家といわれる。上演される
マルグリットの兄ヴァランタンが出征する日、彼はマルグリットにもらった小さなメダルを手に持っている。ヴァランタンは妹を一人残して出征する悩みアリア「門出を前に」(Avant de quitter ces lieux)を歌い、ジーベルとワーグナーらにマルグリートを頼む。
◆プッチーニ:オペラ『ラ・ボエーム』より「私の名はミミ」
『ラ・ボエーム』は、ジャコモ・プッチーニの作曲した4幕オペラで、最もよく演奏されるイタリアオペラのひとつ。今回上演されるミミのアリア「私の名はミミ」"Sì, mi chiamano Mimì"は、ソプラノ・リリコの代表的なアリア。
◆ロッシーニ:オペラ『セビリアの理髪師』より「今の声は」
『セビリアの理髪師』は、明朗喜劇としてたびたび上演されるロッシーニの大人気作品。今回は第1幕第2場ドン・バルトロの家の自室でロジーナが、リンドーロと結婚する決意を固め、彼にあてた手紙を書いたので、フィガロに仲介を頼もうと考えているところで歌われる曲。
◆ヴェルディ:オペラ『リゴレット』より「慕わしい人の名は」
『リゴレット』は、ジュゼッペ・ヴェルディが作曲した全3幕からなるオペラで、1851年、ヴェネツィア・フェニーチェ座で初演された。ヴェルディ中期の傑作とされる。『慕わしき御名』は、第1幕第2場で歌われるジルダのアリア。
ほか