2021/2022シーズン

シリーズ「声 議論, 正論, 極論, 批判, 対話...の物語」Vol.2ロビー・ヒーローLobby Hero日本初演

プレビュー公演:
2022年 5月1日[日]、2日[月]
公演期間:
2022年 5月6日[金]~ 5月22日[日]
予定上演時間:
2時間55分(1幕:85分 休憩:15分 2幕:75分)
※時間は変更になる場合があります。(4月30日更新)

Introductionはじめに

シリーズ「 議論, 正論, 極論, 批判, 対話...の物語」第二弾『ロビー・ヒーロー』は、2017年アカデミー賞脚本賞受賞で話題となった映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケネス・ロナーガンが執筆しました。 自分のやりたいことを見いだせずロビーの警備員として過ごしている若者が、おもわず口を滑らせてしまったことから起きるトラブルとその顛末を描いています。ジェンダー、上司と部下、人種など、さまざまな格差のレイヤーがある中で、彼なりに考えて起こした行動は、果たして正義なのか、正論とはいったい何なのか...。自己承認欲求がSNSであふれ出す現在、さまざまな角度から考えられ身近に感じる戯曲です。 2001年オフ・ブロードウェイ初演、翌年にはウエストエンドで上演、18年にはブロードウェイでリバイバル上演されました。新国立劇場初登場の桑原裕子を演出に迎え、日本初演でお贈りします。

※『アンチポデス』『ロビー・ヒーロー』『貴婦人の来訪』のシリーズ上演にあたり、この三作品に共通するテーマや切り口をより明確にお伝えしたいと考え、ラインアップ発表時からシリーズタイトルを変更させて頂きました。

本公演では聴覚・視覚に障がいのあるお客さまへの観劇サポートをご提供いたします。詳しくはこちらをご覧ください。

Schedule公演日程

公演日程

プレビュー公演

2022年 5月1日 日曜日 15時
5月2日 月曜日 19時

本公演

2022年 5月6日 金曜日 19時
5月7日 土曜日 13時
5月8日 日曜日 13時
5月9日 月曜日 13時
5月10日 火曜日 休演
5月11日 水曜日 13時
5月12日 木曜日 13時
シアタートーク
5月13日 金曜日 19時
5月14日 土曜日 13時
5月15日 日曜日 13時
5月16日 月曜日 13時
5月17日 火曜日 休演
5月18日 水曜日 13時
5月19日 木曜日 19時
5月20日 金曜日 19時
5月21日 土曜日 13時 18時
5月22日 日曜日 13時
※5月12日(木)、16日(月)は学校団体が入る予定です。


目や耳に障がいのあるお客様への観劇サポートのご案内

視覚・聴覚に障がいのあるお客さまへの観劇サポートをご提供いたします。


5月14日(土)13:00公演と5月15日(日)13:00公演では視覚に障がいをお持ちの方へのサポート(説明会、リアルタイム音声ガイド)がございます。(定員制、先着順、要予約)

5月21日(土)13:00公演では聴覚に障がいをお持ちの方への字幕機貸出サービスがございます。(定員制、先着順、要予約)

サポート申し込み、チケットのご予約は4月10日(日)10:00開始です。


*サポートは無料です。要予約。定員あり。詳細はこちらから。

予定上演時間

2時間55分(1幕:85分 休憩:15分 2幕:75分)
※時間は変更になる場合があります。(4月30日更新)

会 場

新国立劇場 小劇場

全国公演情報

穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール

2022年5月28日(土)13:00、29日(日)13:00                     
主催ウェブサイトはこちら

兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

2022年6月5日(日)13:00                     
主催ウェブサイトはこちら

岡山市立市民文化ホール

2022年6月11日(土)13:00
主催ウェブサイトはこちら

ご注意事項

  • ロビー開場は開演45分前、客席開場は開演30分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービスは当面休止させていただきます。


Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【作】ケネス・ロナーガン
  • 【翻訳】浦辺千鶴
  • 【演出】桑原裕子
  • 【美術】田中敏恵
  • 【照明】宮野和夫
  • 【音響】島貫 聡
  • 【衣裳】半田悦子
  • 【ヘアメイク】林みゆき
  • 【演出助手】和田沙緒理
  • 【舞台監督】野口 毅
  • 翻訳浦辺千鶴
  • 演出桑原裕子
プロフィールを表示する

キャスト

  • 中村 蒼
  • 岡本 玲
  • 板橋駿谷
  • 瑞木健太郎
  • 中村 蒼
  • 岡本 玲
  • 板橋駿谷
  • 瑞木健太郎

Profile

【作】ケネス・ロナーガン(Kenneth LONERGAN)

劇作家、脚本家、監督。1962年ニューヨーク生まれ。高校時代から脚本を執筆し、ウェズリアン大学、ニューヨーク大学にて脚本・演出を学ぶ。脚本、監督を手掛けた映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016年)は、アカデミー賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、全米脚本家協会賞、全米映画批評家協会賞、英国アカデミー賞の脚本賞、ほか多数受賞し話題となった。同じく脚本、監督した『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』(00年)はアカデミー賞脚本賞ノミネート、サンダンス映画祭2000グランプリ、そして01年の最優秀脚本賞としてウォルド・ソルト脚本賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、全米脚本家協会賞、AFI賞の最優秀作品賞及び最優秀新人作家賞を受賞。共同脚本の映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02年)は、全米脚本家協会賞とアカデミー賞の最優秀脚本賞にノミネートされた。劇作家としては、ニューヨークで、01年『ロビー・ヒーロー』(ローレンス・オリヴィエ賞、ドラマ・デスク・アワード戯曲賞、アウター・クリティクス・サークル賞戯曲賞およびジョン・ギャスナー劇作賞ノミネート)、00年『ウェイバリー・ギャラリー』(01年ピュリッツァー賞、ドラマ・デスク・アワード戯曲賞、アウター・クリティック・サークル賞戯曲賞ノミネート)、1996年『これが僕らの青春』(ドラマ・デスク・アワード戯曲賞ノミネート)が上演されている。『ロビー・ヒーロー』と『これが僕らの青春』はウエストエンドでも上演された。

【翻訳】浦辺千鶴(URABE Chizuru)

上智短期大学英語学科、東京女子大学文理学部英米文学科卒業。小田島恒志、山内あゆ子両氏に師事。2009年、新国立劇場『シュート・ザ・クロウ』(小田島恒志氏との共訳)で本格的に翻訳家としてデビュー後、新国立劇場において、『スカイライト』『君が人生の時』『パッション』『星ノ数ホド』を翻訳。そのほか主な翻訳作品に『死と乙女』『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド』『スケリグ』『マクガワン・トリロジー』『ファン・ホーム』『CRIMES OF THE HEART』など。 『星ノ数ホド』、俳優座劇場『月の獣』の翻訳に対し、第8回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞。

【演出】桑原裕子(KUWABARA Yuko)

東京都出身。劇作家・演出家・俳優。劇団KAKUTA主宰。劇団では作・演出、また全本公演に出演。ほかにも阿佐ヶ谷スパイダーズ、双数姉妹、拙者ムニエル、人気劇団や『冒した者』『ペール・ギュント』『鯨よ!私の手に乗れ』『俺節』『忘れてもらえないの歌』など多数出演している。俳優業のほかに、テレビ『中学生日記』『時々迷々』『温泉マル秘大作戦第16作』『ぬけまいる~女三人伊勢参り』、NHKラジオシアター、映画『ランブリングハート』などの脚本を執筆。他にも、舞台『バンダラコンチャ』(演出)、『あつ苦しい兄弟』(作)、『熱風』(作・演出)、2010~13年『ピーターパン』(潤色・作詞・演出)、『朽ちるまにまに』(作・演出)など、多方面で活躍の場を拡げている。また、劇団作品『ひとよ』が2019年白石和彌監督で映画化されている。07年『甘い丘』が岸田國士戯曲賞に初ノミネート、同作の再演で09年に第64回文化庁芸術祭・芸術祭新人賞(作・演出)、16年『痕跡』で第18回鶴屋南北戯曲賞、18年『荒れ野』(作・演出)で第5回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞及び第70回読売文学戯曲・シナリオ部門を受賞する。18年穂の国とよはし芸術劇場芸術文化アドバイザー就任。

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Storyものがたり

マンハッタンにある高層マンションの広いロビー。警備担当のジェフは、人生の目的もなくこの仕事についている。クソ真面目で向上心のある上司ウィリアムは、不良の弟が殺人罪に問われて心配していた。見回りに来た有能な警察官ビルと相棒の新人見習いのドーン、どうも二人はいい仲のようだ。ロビーで待っているドーンに、ビルの訪問先は女性だと口を滑らしてしまうジェフ。動揺したドーンは、勤務時間中の行動を上に報告するとビルに噛みつくが、本採用させないぞと逆に圧をかけられてしまう。

翌日。弟のアリバイを偽証したウィリアムに対して、自分が何をすべきか悩むジェフ。ドーンは本当のことを話すのがあなたの責任だと説得するが...。

Ticketsチケット

 

チケット料金

プレビュー公演

席種A席B席
料金(10%税込) 5,500円 2,200円
席種 料金(10%税込)
A席 5,500円
B席 2,200円

本公演

席種A席B席
料金(10%税込) 7,700円 3,300円
席種 料金(10%税込)
A席 7,700円
B席 3,300円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、公演最終日まで上記料金の10%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2022年4月2日(土)10:00~4日(月)

新国メンバーズ先行販売期間:2022年4月3日(日)10:00~4日(月)

一般発売日:2022年4月10日(日)10:00~

  • 通常の座席配置での販売を予定しております。
  • 政府及び東京都の判断により、イベント収容率の制限に変更が生じた場合は、途中でチケットの販売を停止する場合がございます。

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

WEBからのお求め

ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

チケットぴあ

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

【Pコード:509-483】

イープラス

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

ローソンチケット

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

【Lコード:35704】

JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
  • ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

割引の詳細はこちら
青少年のための優待チケットについてはこちら

Z席の購入方法

  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、開演2時間前からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
Z席の詳細はこちら

グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5746)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニーの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止、および新国立劇場における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインによる対象者を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむをえない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。