
2013年11月20日
ロンドン紀行5日目 その1
この日は行きたいところをとりあえず歩き回る日でした。
まずは『スピタルフィールド・マーケット』に行くべく、北西に位置する、リヴァプール・ストリート駅へ。とても広く、エスカレーターで地上に上がると、天窓から日の光が綺麗に入り込む開放感のある素敵な駅。
まだ午前の早い時間ということもあり、人がまばらでゆったりとした時間の流れ。中心街とは違い道も広く、居心地が良い。倉庫のような場所に、所狭しに並ぶ店、衣類や革小物、雑貨などアーティスチックなモノが多数。お腹が空いたなぁと思っていると、目の前には、パンやカップケーキのお店。か、かわいい。男の感性でもそう感じてしまう。自分も列に入り、カップケーキをお一つ購入。(食べかけの写真で申し訳ない)
かぷっと、かぶりつく。
うん、美味し・・・うっ、甘い。さすがの海外クオリティ。
美味しいは美味しいですが、甘さがハンパではない。毎日こういうものを食していたら、体重が間違いなくfatな海外クオリティになってしまいます。日本食などのヘルシーなものを好む方が多いのは分かります、ね。
ブリックレーン・マーケット。こちらはエスニックな雰囲気。
若者が多いような印象、古着やら美味しそうな屋台(中華、寿司、アジア料理etc)が沢山。ここの市場が僕は一番好きでした。通りではおじさま達がチェスを嗜んでいたりと、自由で素朴な感じが良いですね。
高揚感の中、キョロキョロとオノボリサン状態で歩いていると、
1人のガタイの大きな青年に声を掛けられる。
「hey!! Please,exchange.」(両替してくれない?)
「Ah….!!!!!!!!!」
そこで思い出したのです。持っていたガイドブックに書いてあったことを。
最近多発している、スリの事件でのよくある手口
両替してくれと声をかける
↓
両替に応じてお金のやり取りをし、男は去る。
↓
そこへ警察官が「何をしている?」と入ってくる
↓
身分証を出せ。財布を見せろと色々見られる
↓
怪しいことがないと分かると警察官が解放
↓
また他の男が写真を撮ってくれないかと声を掛けてくる
↓
撮ってあげると男は去る。ふと、気がつくと現金やカードが無くなっている。
という手口。もちろん警察官は偽物で、おそらくここで取られて。カメラ男が時間稼ぎと言うやり口。
これがふと頭に浮かんだ。
周りをすっと見回すと10m程横に、警察官が!!!
す、す、スラれる。そう感じた僕は、両替男に
「sorry 金がないから出来ないんだ」
と、その場を足早に去る。
まだ背中の方でなにかを言っている男。
あと僅かな滞在時間でも油断は禁物と心に誓う・・・。
はたしてあれは詐欺の手口だったのか、
本当に困っていての「両替してくれ」だったのか。
真っ白な善人者だったのなら申し訳ない・・・。
橋本 淳


ピグマリオン+3公演 お得なセット券 発売!!
2013/14シーズンは、前半4作品通しのお得なセット券をご用意いたしました。
「OPUS/作品」(9月公演・小劇場)、「エドワード二世」(10月公演・小劇場)、「ピグマリオン」(11-12月公演・中劇場)、「アルトナの幽閉者」(2014年2-3月公演・小劇場)の四作品の特別割引通し券を発売します。(「ピグマリオン」S席・他作品A席)
チケット料金(税込み)
一般:21,000円 (正価24,150円)
会員:18,900円 (郵送申込、先行販売期間)、19,950円(一般発売日以降)
前売開始
2013年6月23日(日) 前売開始
会員先行販売期間:2013年6月2日(日)~ 6月19日(水)
チケットに関するお問い合わせ
新国立劇場ボックスオフィス
(受付時間:10:00〜18:00)
03-5352-9999
または新国立劇場ボックスオフィス窓口まで