
2013年8月2日
ピグマリオンの神話
タイトルの「ピグマリオン」は、ギリシャ神話に登場する古代キプロス島の王の名から採られました。彫刻家でもあるピグマリオンは、現実の女性に失望していましたが、あるとき理想の女性を彫刻するうちに、その象牙の彫像ガラテアを愛してしまいます。
朝に夕に話しかけ、心身が衰弱するほど苦悶するピグマリオン。ついに彫像が人間になることを愛の女神アフロディテに願うと、彫像は生命ある女性に変身し、2人は結婚して、幸せに暮らしました。ピグマリオンは女神に感謝して、各地の神殿に女神の彫像を残したといいます。
この神話になぞらえて、人間が期待されたとおりに効果を出すことを「ピグマリオン効果」といいますが、この舞台「ピグマリオン」のイライザはヒギンズの期待に応えることができるのでしょうか。そして恋の行方は…。
皮肉屋バーナード・ショーならではの、ちょっとビターな物語をお楽しみください。
上はジャン=レオン・ジェロームの絵画「ピグマリオンとガラテア」。
まだ下半身が彫像(のように見える)のガラテアに接吻するピグマリオンを描いた作品。


ピグマリオン+3公演 お得なセット券 発売!!
2013/14シーズンは、前半4作品通しのお得なセット券をご用意いたしました。
「OPUS/作品」(9月公演・小劇場)、「エドワード二世」(10月公演・小劇場)、「ピグマリオン」(11-12月公演・中劇場)、「アルトナの幽閉者」(2014年2-3月公演・小劇場)の四作品の特別割引通し券を発売します。(「ピグマリオン」S席・他作品A席)
チケット料金(税込み)
一般:21,000円 (正価24,150円)
会員:18,900円 (郵送申込、先行販売期間)、19,950円(一般発売日以降)
前売開始
2013年6月23日(日) 前売開始
会員先行販売期間:2013年6月2日(日)~ 6月19日(水)
チケットに関するお問い合わせ
新国立劇場ボックスオフィス
(受付時間:10:00〜18:00)
03-5352-9999
または新国立劇場ボックスオフィス窓口まで