
2013年8月6日
初めまして、橋本 淳です。
初めまして、今回「ピグマリオン」で「フレディ役」をやります橋本淳と申します。何から書き出せばいいのか、一役者の僕が何を綴ればいいのか、悩みながらの書き出しです。
では、まずはこの紀行を書くキッカケのお話を少々・・・。
ことの始まりは、ピグマリオン出演が決まった時に遡ります。この作品への参加のお話をいただいたのは、昨年の秋頃です。その時、恥ずかしながら、勉強不足で、作家のジョージ・バーナード・ショーも知らなければ、ピグマリオンも知らない、唯一知っていたのはマイ・フェア・レディ・・と、そんな状態でした。(役者としてそれはどうなの?という声が聞こえてきます、すいません、無知なのです。)
そんな状態ではイカンと思い、すぐに書店に走り、戯曲を手に入れ、早速読みふける。舞台はイギリスの中心地ロンドン。英国です・・・行った事もなければ、詳しくもない・・またもや自分の無知に嫌気が差しました。物語の冒頭、コヴェント・ガーデンのシーンなのですが、活字を読んでいても、全くビジョンが見えてこないのです。元々カタカナに弱い、のはさておき、地名などに親近感が持てず、物語がなかなか頭に入ってこないのです・・・。
ハマースミス?トラファルガースクウェア?チャリング・クロス駅?
頭の中では、はまーすみす?とらふぁるがーすくうぇあ?・・・とそんな感じです。
これはさすがにイカン(2度目)と。よし、仕事が一段落したら、フィールドワークをしようと、実際の街を見たい、肌で感じに行こう、という思いが出てきたのです。
そして今年の5月末にようやくそれが叶い、英国へと飛び立ったのです。しかし、内心は、半分は観光旅行だった、のですが。
滞在わずか5日間の小旅行(自分のお財布と相談した結果)、目的は、街歩き・観劇、この2点。そして、あれはたしか、そう、滞在3日目のことでした。カフェでメールのcheckをしていると、一通のメッセージが。新国立劇場のスタッフさんからのメールでした。「せっかくイギリスに行ったのだから、このHPで紀行でも書いてみませんか?」というものでした。驚き半分、嬉しさ半分、あとは小さくガッツポーズ。自分に文章が書けるのか、などの葛藤がありましたが、せっかくお話を頂いたので、やらせてもらう事になりました。
と、ざっくり説明させていただくと、このような経緯です。
今回は経緯だけでしたが、今後は、滞在中の日記を少しずつ綴っていこうかと思います。拙い文章ではありますが、よかったらお目を通してくださると幸いです。すこしでもピグマリオン観劇までの楽しみになるように。。。
橋本 淳


ピグマリオン+3公演 お得なセット券 発売!!
2013/14シーズンは、前半4作品通しのお得なセット券をご用意いたしました。
「OPUS/作品」(9月公演・小劇場)、「エドワード二世」(10月公演・小劇場)、「ピグマリオン」(11-12月公演・中劇場)、「アルトナの幽閉者」(2014年2-3月公演・小劇場)の四作品の特別割引通し券を発売します。(「ピグマリオン」S席・他作品A席)
チケット料金(税込み)
一般:21,000円 (正価24,150円)
会員:18,900円 (郵送申込、先行販売期間)、19,950円(一般発売日以降)
前売開始
2013年6月23日(日) 前売開始
会員先行販売期間:2013年6月2日(日)~ 6月19日(水)
チケットに関するお問い合わせ
新国立劇場ボックスオフィス
(受付時間:10:00〜18:00)
03-5352-9999
または新国立劇場ボックスオフィス窓口まで