2021/2022シーズン


オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔Worldリヒャルト・ワーグナーニュルンベルクのマイスタージンガー<新制作>

Die Meistersinger von Nürnberg/Richard Wagner
全3幕〈ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付〉
文化庁委託事業「令和3年度戦略的芸術文化創造推進事業」
公演期間:
2021年11月18日[木]~12月1日[水]
予定上演時間:
約5時間55分(第Ⅰ幕95分 休憩30分 第Ⅱ幕70分 休憩30分 第Ⅲ幕130分)

Introductionはじめに

花嫁をかけた歌合戦の栄冠は誰の手に?
ワーグナーの芸術賛歌

新国立劇場と東京文化会館が展開する「オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World」の第2弾。祝祭感に満ちた大作『ニュルンベルクのマイスタージンガー』は、芸術における伝統と革新性の対立、寛大なる父性、年長の男性が若い娘に向ける純愛と潔い諦念などが絶妙な音楽で描かれ、上演に大人数と長時間を要す作品ながらも、世界中の歌劇場で頻繁に上演される人気演目です。人間味のあふれるドラマを通じ、伝統に対する敬意と新しいものへの意欲こそ芸術の永遠性を生む両輪である、というワーグナーの芸術讃歌が響きます。

演出はドイツ気鋭の演出家イェンス=ダニエル・ヘルツォーク。本公演はザルツブルク・イースター音楽祭とザクセン州立歌劇場、東京文化会館との国際共同制作で制作され、ザルツブルクで2019年4月13日に初演された後、ドレスデンで2020年1月~2月に上演されました。東京での上演は2020年6月に予定していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で一旦中止となり、2021年の上演が決まりました。

指揮は大野和士芸術監督が務め、ザルツブルク、ドレスデン公演に続いてアドリアン・エレートが当たり役ベックメッサーに出演するほか、新国立劇場でもおなじみのワーグナー・バリトンのトーマス・ヨハネス・マイヤー、ドイツのヘルデンテノールであるシュテファン・フィンケ、伊藤達人、林正子と華やかなキャストが揃い、祝祭作を上演します。オーケストラピットには大野和士が音楽監督を務める東京都交響楽団が入ります。

オペラ夏の祭典2019-20  Japan↔Tokyo↔World

ドイツ連邦共和国大使館 ゲーテ・インスティトゥート東京

後援:ドイツ連邦共和国大使館、ゲーテ・インスティトゥート東京

Newsお知らせ

2022.8.18
オペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー 』メディア掲載情報(8月18日更新)
2021.11.19
タイムライン:オペラ夏の祭典2019-20 Japan↔Tokyo↔World『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
2021.11.19
オペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』が初日を迎えました
2021.11.17
オペラパレスの屋外テラスにおけるソフトドリンク・軽食の試行販売について
2021.11.17
【情報センター閲覧室】オペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』関連資料展示開催のお知らせ(2021年11月18日(木)~12月12日(日))
2021.11.11
大野和士のオペラ玉手箱 with Singers『ニュルンベルクのマイスタージンガー』映像公開のお知らせ
2021.11.8
ゲーテ・インスティトゥート主催『ニュルンベルクのマイスタージンガー』特別鼎談-大野和士、ハイコ・ヘンチェル、舩木篤也
2021.10.28
オペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』出演者変更のお知らせ
2021.9.24
『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ベックメッサー役 アドリアン・エレート インタビュー
2021.8.19
大野和士オペラ芸術監督が語る『Super Angels スーパーエンジェル』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
2021.8.4
オペラ夏の祭典2019-20 Japan⇔Tokyo⇔World『ニュルンベルクのマイスタージンガー』8月7日(土)公演(東京文化会館公演)中止のお知らせ
2021.8.2
オペラ夏の祭典2019-20 Japan⇔Tokyo⇔World『ニュルンベルクのマイスタージンガー』8月4日(水)公演(東京文化会館公演)中止のお知らせ
2021.6.30
オペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ポーグナー役変更のお知らせ
2021.6.18
大野和士のオペラ玉手箱 with Singers『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 開催のお知らせ
2021.3.2
2021/2022シーズン オペラ ラインアップを発表しました
SNSでも最新情報をチェック!

Schedule公演日程

公演日程

2021年11月18日(木)16:00

2021年11月21日(日)14:00

2021年11月24日(水)14:00

2021年11月28日(日)14:00

2021年12月1日(水)14:00

予定上演時間

約5時間55分(第Ⅰ幕95分 休憩30分 第Ⅱ幕70分 休憩30分 第Ⅲ幕130分)

  • 時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィスまでお問い合わせください。(11月15日更新)

会 場

ご注意事項

  • ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービス、バックステージツアーは当面休止させていただきます。

分散来場のお願い

新型コロナウイルス感染拡大予防を目的とした混雑緩和のため、分散来場にご協力ください。
お席の階によって、下記時間帯にご来場されることをおすすめいたします。

■2,3,4階のお客様:開演 30分前まで
■1階のお客様:開演30分前~ 開演15分前 まで

他劇場での
公演日程

東京文化会館:2021年8月4日(水)、7日(土)<両日とも公演中止>

    • 新国立劇場公演とは一部出演者が異なります。
    • 都合により、出演者等の変更の可能性がございますのでご了承ください。
    • 未就学児の入場はご遠慮いただいております。
    • 東京文化会館大ホールには、エレベーター、エスカレーターはございません。予めご了承ください。
    • 新国立劇場でチケットの取り扱いはございません。

東京文化会館公演はこちらをご覧ください。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【指 揮】大野和士
  • 【演 出】イェンス=ダニエル・ヘルツォーク
  • 【美 術】マティス・ナイトハルト
  • 【衣 裳】シビル・ゲデケ
  • 【照 明】ファビオ・アントーチ
  • 【振 付】ラムセス・ジグル
  • 【演出補】ハイコ・ヘンチェル
  • 【舞台監督】髙橋尚史
  • 指揮大野和士
  • 演出イェンス=ダニエル・ヘルツォーク
プロフィールを表示する

キャスト

  • 【ハンス・ザックス】トーマス・ヨハネス・マイヤー
  • 【ファイト・ポーグナー】ギド・イェンティンス
  • 【クンツ・フォーゲルゲザング】村上公太
  • 【コンラート・ナハティガル】与那城 敬
  • 【ジクストゥス・ベックメッサー】アドリアン・エレート
  • 【フリッツ・コートナー】青山 貴
  • 【バルタザール・ツォルン】秋谷直之
  • 【ウルリヒ・アイスリンガー】鈴木 准
  • 【アウグスティン・モーザー】菅野 敦
  • 【ヘルマン・オルテル】大沼 徹
  • 【ハンス・シュヴァルツ】長谷川 顯
  • 【ハンス・フォルツ】妻屋秀和
  • 【ヴァルター・フォン・シュトルツィング】シュテファン・フィンケ
  • 【ダーヴィット】伊藤達人
  • 【エーファ】林 正子
  • 【マグダレーネ】山下牧子
  • 【夜警】志村文彦
  • 【合唱指揮】三澤洋史
  • 【合 唱】新国立劇場合唱団、二期会合唱団
  • 【管弦楽】東京都交響楽団
  • 【協力】日本ワーグナー協会
  • ハンス・ザックストーマス・
    ヨハネス・
    マイヤー
  • ファイト・
    ポーグナーギド・
    イェンティンス
  • ジクストゥス・
    ベックメッサーアドリアン・
    エレート
  • フリッツ・
    コートナー青山 貴
  • ヴァルター・フォン・シュトルツィングシュテファン・
    フィンケ
  • ダーヴィット伊藤達人
  • エーファ林 正子
プロフィールを表示する
  • 本公演は、新国立劇場、東京文化会館、ザルツブルク・イースター音楽祭、ザクセン州立歌劇場の国際共同制作で上演されます。

Profile

【指揮】大野和士(ONO Kazushi)

東京生まれ。東京藝術大学卒。バイエルン州立歌劇場にてサヴァリッシュ、パタネー両氏に師事。1987 年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。世界各地でオペラ公演及びシンフォニーコンサートで聴衆を魅了し続けている。90~96 年ザグレブ・フィル音楽監督。96~2002年バーデン州立歌劇場音楽総監督。92~99 年、東京フィル常任指揮者を経て、現在同楽団桂冠指揮者。02~08 年モネ劇場音楽監督。12~15 年アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、08~16 年フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者を歴任。15年から東京都交響楽団、バルセロナ交響楽団音楽監督。22年にはブリュッセル・フィルハーモニック音楽監督に就任予定。オペラでは、07年にミラノ・スカラ座にデビューし、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場、グラインドボーン音楽祭、エクサンプロヴァンス音楽祭などへ出演。渡邉暁雄音楽基金音楽賞、芸術選奨文部大臣新人賞、出光音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、エクソンモービル音楽賞、サントリー音楽賞、日本芸術院賞ならびに恩賜賞、朝日賞など受賞多数。紫綬褒章受章。文化功労者。17年にはリヨン歌劇場がインターナショナル・オペラ・アワード「最優秀オペラハウス2017」を獲得し、フランス政府より芸術文化勲章オフィシエ、リヨン市からリヨン市特別メダルが授与された。18年9月より新国立劇場オペラ芸術監督。新国立劇場では98年『魔笛』、10~11年『トリスタンとイゾルデ』、19年『紫苑物語』『トゥーランドット』、20年『アルマゲドンの夢』を指揮しており、今後は20/21シーズン『ワルキューレ』『カルメン』、子どもたちとアンドロイドが創る新しいオペラ『Super Angels スーパーエンジェル』、21/22シーズン『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『ペレアスとメリザンド』を指揮する予定。

【演出】イェンス=ダニエル・ヘルツォーク(Jens-Daniel HERZOG)

マンハイム国民劇場演劇監督を経て、2011年~18年ドルトムント歌劇場総監督。18年秋よりニュルンベルク州立歌劇場総監督兼オペラディレクター。マンハイムのほか、18年までチューリヒ劇場、ハンブルク・ターリア劇場、ウィーン・ブルク劇場などで多くの演劇作品を演出し、ベルリン芸術週間、ミュールハイム演劇祭などに招待されている。オペラでは、チューリヒ歌劇場『タンホイザー』『スペードの女王』『オルランド』『遥かなる響き』(シュレーカー)、マンハイムで『コジ・ファン・トゥッテ』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』、ニュルンベルク州立歌劇場『アイーダ』『トスカ』、韓国国立劇場『ハムレット』、フランクフルト歌劇場『ローエングリン』、ザクセン州立歌劇場『ジュリオ・チェーザレ』、ドルトムント歌劇場『さまよえるオランダ人』『ドン・ジョヴァンニ』『トリスタンとイゾルデ』『リナルド』『オテロ』『アラベッラ』『ナブッコ』などを演出。。最近では、ニュルンベルク州立歌劇場『戦争と平和』『アンナ・ニコル』(ターネジ作曲)『コジ・ファン・トゥッテ』『ドン・カルロ』などを演出している。新国立劇場初登場。

閉じる

Profile

【ハンス・ザックス】トーマス・ヨハネス・マイヤー(バリトン)(Thomas Johannes MAYER)

ドイツ生まれ。ケルン音楽大学で声楽をクルト・モルに師事。ミラノ・スカラ座、バイエルン州立歌劇場、パリ・オペラ座、ハンブルク州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ザルツブルク音楽祭などに出演。レパートリーは幅広く『ワルキューレ』ヴォータン、『ジークフリート』さすらい人、『ドン・ジョヴァンニ』『ヴォツェック』タイトルロール、『アラベッラ』マンドリカ、『サロメ』ヨハナーン、『魔弾の射手』カスパールなどを歌っている。最近では、ワーグナー作品を中心にバイエルン州立歌劇場「ニーベルングの指環」ヴォータン、バイロイト音楽祭『ローエングリン』テルラムント(2013年、14年、19年)、『パルジファル』アムフォルタス(18年)、ベルリン・ドイツ・オペラ『ワルキューレ』ヴォータン、『マクベス』タイトルロール、『オテロ』イアーゴ、オランダ国立オペラ『ラインの黄金』『ワルキューレ』ヴォータン及び『ジークフリート』さすらい人、ウィーン国立歌劇場『パルジファル』アムフォルタス、『フィデリオ』ドン・ピツァロ、ベルリン州立歌劇場『サロメ』ヨハナーンなどに出演。新国立劇場では09年『ヴォツェック』タイトルロール、10年『アラベッラ』マンドリカ、15年『さまよえるオランダ人』タイトルロールに出演している。

【ファイト・ポーグナー】ギド・イェンティンス(バス)(Guido JENTJENS)

ケルン音楽大学で学び、デュッセルドルフ歌劇場のオペラスタジオにて歌手活動を始める。2005年から13年までニュルンベルク州立劇場専属歌手の一員となる。専属歌手及びゲストとしてアウクスブルク、エアフルト、カールスルーエ、ヴィースバーデンの各劇場に出演。レパートリーは『ローエングリン』ハインリヒ、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ポーグナー及びハンス・ザックスをはじめ多数。『青ひげ公の城』青ひげ、『神々の黄昏』ハーゲンのロールデビューは高く評価された。オペラやコンサートでのゲスト出演として世界中で公演。2013年、『ニュルンベルクのマイスタージン ガー』の新制作でザルツブルク音楽祭でデビューを飾って以降、多くの名高い音楽祭にたびたび招待されている。新国立劇場では、2010/2011シーズン『トリスタンとイゾルデ』マルケ王に出演した。

【ジクストゥス・ベックメッサー】アドリアン・エレート(バリトン)(Adrian ERÖD)

オーストリア出身。2001年グノー『ロメオとジュリエット』マキューシオでウィーン国立歌劇場にデビュー。ウィーン国立歌劇場の専属歌手として『セビリアの理髪師』フィガロ、マスネ『マノン』レスコー、『死の都』フランク、『ウェルテル』アルベール、『ヘンゼルとグレーテル』ペーターなどで出演を重ねる。フェニーチェ歌劇場、ハンブルク州立歌劇場、フランクフルト歌劇場、パリ・オペラ座、ヒューストン・グランド・オペラなどにも出演。09年に『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ベックメッサーでバイロイト音楽祭に初登場後、同役でチューリヒ歌劇場、ライプツィヒ歌劇場、オランダ国立オペラなどに出演を重ねた。ウィーン国立歌劇場『ラインの黄金』ローゲ役は国際的に高い関心を集め、ブレゲンツ音楽祭でのアンドレ・チャイコフスキー『ヴェニスの商人』世界初演のシャイロック役も高く評価された。新国立劇場には11年『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ、11年、15年、18年『こうもり』アイゼンシュタイン、14年『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロール、16年『ウェルテル』アルベールに出演。本プロダクションのザルツブルク・イースター音楽祭、ザクセン州立歌劇場公演にも出演している。

【フリッツ・コートナー】青山 貴(バリトン)(AOYAMA Takashi)

東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。二期会オペラスタジオ第44期マスタークラス修了。新国立劇場オペラ研修所第4期修了。文化庁、ローム ミュージック ファンデーションの奨学金を得てボローニャ、ミラノで研鑽を積む。第19回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。第4回マグダ・オリヴェーロ国際コンクールファイナリスト。これまでに二期会『仮面舞踏会』レナート、『ナブッコ』タイトルロール、日生劇場『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『セビリアの理髪師』フィガロ、『魔笛』パパゲーノ、びわ湖ホール『さまよえるオランダ人』オランダ人、『ラインの黄金』ヴォータン、『ワルキューレ』ヴォータン、『ジークフリート』さすらい人などに出演。新国立劇場では『カルメン』モラレス、『黒船-夜明け』第二の浪人/漁師、『トゥーランドット』官吏、『ホフマン物語』シュレーミル、高校生のためのオペラ鑑賞教室『トスカ』スカルピア、同『ラ・ボエーム』マルチェッロ、同『蝶々夫人』シャープレスなどに出演している。二期会会員

【ヴァルター・フォン・シュトルツィング】シュテファン・フィンケ(テノール)(Stefan VINKE)

ドイツのヘルデンテノール。99年にマンハイム歌劇場で「若きヘルデンテノール」の称号を得、2000年にはOpernwelt誌「年間最優秀若手歌手」に選出される。『トリスタンとイゾルデ』『ジークフリート』『タンホイザー』『パルジファル』『ローエングリン』『リエンツィ』のタイトルロール、『ワルキューレ』ジークムント、『神々の黄昏』ジークフリート、『さまよえるオランダ人』エリック、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ヴァルターなどワーグナーのテノール諸役で世界的に活躍。「ニーベルングの指環」では、英国ロイヤルオペラ、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラなどへ数多く出演。バイロイト音楽祭へは11年『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ヴァルター、『トリスタンとイゾルデ』トリスタン、15年~17年『ジークフリート』『神々の黄昏』ジークフリートに出演。ワーグナー以外では、『イドメネオ』タイトルロール、『フィデリオ』フロレスタン、『ナクソス島のアリアドネ』バッカス、『死の都』パウルなどでベルリン、ハンブルク、ケルン、パリ、バルセロナ、メルボルン、北京、ザルツブルクなど世界各地の歌劇場や音楽祭へ出演している。今シーズンはケルン歌劇場『死の都』パウル、メトロポリタン歌劇場『エレクトラ』エギスト、ブダペストのワーグナー音楽祭で『ジークフリート』『神々の黄昏』ジークフリート、ライプツィヒ歌劇場『トリスタンとイゾルデ』トリスタン、『神々の黄昏』ジークフリートなどに出演予定。新国立劇場初登場。

【ダーヴィット】伊藤達人(テノール)(ITO Tatsundo)

東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了、新国立劇場オペラ研修所第14期修了。文化庁在外研修員としてベルリンにて研鑽を積む。東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』ブリゲッラ、『清教徒』ブルーノ、日生劇場『魔笛』武士Ⅰ、『ヘンゼルとグレーテル』魔女、日生劇場『ルチア あるいはある花嫁の悲劇』アルトゥーロ、トウキョウ・モーツァルトプレイヤーズ『魔弾の射手』マックス、パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌『ナクソス島のアリアドネ』スカラムッチョ、オーケストラ・アンサンブル金沢『魔笛』タミーノなどに出演。オペラ以外でも、15年には新国立劇場演劇公演ミュージカル『パッション』にトラッソ中尉役で出演したほか、コンサートでもヘンデル『メサイア』、ベートーヴェン『第九』、オルフ『カルミナ・ブラーナ』などのソリストとして活躍。新国立劇場オペラ公演へは、本年4月『夜鳴きうぐいす』漁師でデビューした。二期会会員。

【エーファ】林 正子(ソプラノ)(HAYASHI Masako)

東京藝術大学卒業。同大学院、二期会オペラスタジオ修了。ジュネーヴ音楽院ソリスト・ディプロマ取得。五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。スイス・ロマンド管弦楽団『ドイツ・レクイエム』に出演するほかオーストリアでの音楽祭、ナポリ・サンカルロ歌劇場でのヴェルディ『レクイエム』などヨーロッパを拠点に活動。国内では東京二期会・ベルギー王立モネ劇場提携『ニュルンベルクのマイスタージンガー』エーファ、東京二期会・ハンブルク州立歌劇場共同制作『皇帝ティートの慈悲』ヴィテッリアなどで出演し高い評価を得ている。近年では東京二期会『サロメ』『ダナエの愛』『ナクソス島のアリアドネ』の主演を演じるほか、2017年東京二期会『ばらの騎士』元帥夫人では表現力豊かな演唱で高い評価を得ている。コンサートでも読売日響定期演奏会『神々の黄昏 第3幕』グートルーネ、同定期演奏会『夢見るゲルゲ』ゲルトラウトなどソリストとしても活躍中。新国立劇場では『椿姫』フローラ、『魔笛』パミーナに出演している。フランス在住。二期会会員。

閉じる

Storyものがたり

【第1幕】ニュルンベルク。聖カタリーナ教会で騎士ヴァルターはエーファに一目惚れする。ヴァルターは翌日マイスタージンガーの歌合戦の勝利者がエーファを花嫁にできるとマグダレーネから聞き、自分も歌合戦に参加しようと徒弟のダーヴィットから歌の心構えを聞く。書記ベックメッサーとエーファの父ポーグナーが現れるのでヴァルターは試験を受けたいと頼みこむ。明日の合戦について協議する親方達の前で、ヴァルターは自作の歌を披露する。歌の途中でやはりエーファとの結婚を目論むベックメッサーが非難を口にし始め、靴屋のハンス・ザックスのみが、認めるべき箇所が多いと擁護する。失格となったヴァルターは意気消沈する。

【第2幕】エーファは、騎士の模様を父親に訊ねるが、彼は言葉を濁す。ザックスがエーファを愛する心を歌っていると、当の彼女が現れてヴァルターの出来について聞きだそうとする。エーファのヴァルターへの愛が本物だと知ったザックスは、彼女のために動こうと決心。エーファを訪ねて来たヴァルターはことの次第を悔しげに語り、駆け落ちを迫る。ベックメッサーがエーファの部屋の下でセレナーデを歌おうとすると、ザックスが金槌の音を立てて邪魔をし、エーファの身代わりで窓辺に立つマグダレーネの姿に、彼女と恋仲のダーヴィットが気付いて大騒動に。騒ぎに乗じて家を出ようとしたエーファとヴァルターの前にザックスが飛び出して、騎士を家に引っ張り込み、娘は父親に引き渡す。

【第3幕】翌朝。ザックスは自分の迷いから逃れられない。ヴァルターが夢に見た話を語るので、ザックスはそれを歌にせよと励ます。ベックメッサーが訪ねて来て、ザックスが書き留めたヴァルターの歌を自分のものにしてしまう。エーファはヴァルターとともに、ザックスに感謝の気持ちを表す。歌合戦でベックメッサーが歌いだすが上手く行かず、責任をザックスに被せる。ザックスは同じ歌をヴァルターに歌わせ、皆は彼の歌いぶりに感動する。勝利が決まったヴァルターにザックスが伝統の重みを説き、一同がザックスを讃える。

Ticketsチケット

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金
(10%税込)
33,000円 27,500円 19,800円 13,200円 6,600円
席種 料金(10%税込)
S席 33,000円
A席 27,500円
B席 19,800円
C席 13,200円
D席 6,600円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、公演最終日まで上記料金の10%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2021年8月29日(日)10:00~31日(火)

新国メンバーズ先行販売期間:2021年8月30日(月)10:00~31日(火)

一般発売日:2021年9月4日(土)10:00~

  • 感染予防に対応した適切な距離を保つため、1階1列~2列の座席は販売いたしません。
  • 通常の座席配置(1階1列~2列を除く)での販売を予定しております。
  • 政府及び東京都の判断により、イベント収容率の制限に変更が生じた場合は、途中でチケットの販売を停止する場合がございます。

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

WEBからのお求め

ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

チケットぴあ

0570-02-9999

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

【Pコード:194-966】

イープラス

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

ローソンチケット

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

【Lコード:39682】

JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス窓口で取扱。要学生証。

障害者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
  • ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

割引の詳細はこちら
青少年のための優待チケットについてはこちら

Z席の購入方法

  • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
  • Z席とZ【音のみ】席(舞台が完全に見えません)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、開演2時間前からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
Z席の詳細はこちら

グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚までとさせていただきます。
  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止、および新国立劇場における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインによる対象者を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむをえない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。