春の祭典The Rite of Spring
- 公演期間:
- 2022年11月25日[金]~11月27日[日]
- 予定上演時間:
- 約1時間20分(第1部『半獣神の午後』20分 休憩20分 第2部『春の祭典』40分)
Introductionはじめに
名作ダンスと、意欲的新作の二本立て
新国立劇場で生まれたオリジナル・ダンス作品として、高い評価を受け再演を重ねる傑作『春の祭典』。この大切なレパートリーを新国立劇場バレエ団ダンサーが引き継ぎ上演し、さらに男性ダンサーたちが活躍する新作『半獣神の午後』を併演いたします。
Schedule公演日程
公演日程
2022年11月25日(金) 19:00
2022年11月26日(土) 14:00
2022年11月27日(日) 14:00
予定上演時間
約1時間20分(第1部『半獣神の午後』20分 休憩20分 第2部『春の祭典』40分)
- 時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィスまでお問い合わせください。(11月24日更新)
会 場
新国立劇場 中劇場
ご注意事項
- ロビー開場は開演45分前、客席開場は開演30分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
- 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービスは当面休止させていただきます。
Staff&Castスタッフ・キャスト
スタッフ
『春の祭典』
- 【演出・振付・美術原案】平山素子
- 【共同振付】柳本雅寛
- 【音楽】イーゴリ・ストラヴィンスキー
- 【照明デザイン】小笠原 純
- 【美術作品協力】渡辺晃一(作品《On An Earth》より)
『半獣神の午後』
- 【演出・振付】平山素子
- 【音楽】クロード・ドビュッシー、笠松泰洋
- 【照明デザイン】森 規幸
- 【照明】森 規幸
- 【音響】河田康雄
- 【音楽監修】笠松泰洋
- 【衣裳】堂本教子
【演出・振付・美術原案】平山素子 (HIRAYAMA Motoko)
ダンサー、振付家。静謐さと昂揚を自在に奏でるダンサーとして観客の熱い支持を集め、2006年ボリショイ劇場バレエ団にてS.ザハロワに『Revelation』を提供し、振付家として頭角を現す。新国立劇場では07年『Life Casting』で朝日舞台芸術賞、09年2台ピアノ版によるデュオ作品『春の祭典』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、江口隆哉賞を受賞。16年に発表した、スペイン・バスク地方やアイヌ伝承音楽とのコラボレートした『HYBRID』は、同年、欧州ツアーでも好評を博し、新境地を拓く。 公演活動のほか、伝統芸能からAI、スポーツや宇宙開発などジャンルを超越したプロフェッショナルとの協働作業にも積極的に取り組むなど、洗練されつつ開拓心を失わないアーティストとして日本のダンスシーンをリードする存在である。筑波大学体育系准教授。 http://www.motokohirayama.com/
【共同振付】柳本雅寛 (YANAGIMOTO Masahiro)
ダンサー・振付家・+81主宰。大阪生まれ。1998-2006年までドイツ・オランダの舞踊団に所属し数多くの多彩な振付家達との作品創作に携わり西欧を中心に世界各地で踊る。帰国後は大植真太郎らとC/Ompany結成、欧州を軸に各地で公演。11年より自身のユニット+81を主宰。同世代の敬愛する仲間達と精力的に作品を発表している。13年JAPON dance project立ち上げメンバー、カンヌ旗揚げ公演を実施し、新国立劇場主催公演にて14年『CLOUD/CROWD』、16年『Move/Still』、18年『Summer/Night/Dream』を発表。17・18年六本木アートナイトへの参加や谷桃子バレエ団への振付など垣根を超えた活動を展開。独自のコンタクトメソッドと演劇的な身体表現の融合に新世界を+81の公演等で模索している。洗足音楽大学、ICHIBANGAI Dance studio,G-screw dance Labo講師。
Programmeプログラム
『春の祭典』(2008年「古楽とストラヴィンスキー」にて初演)
【演出・美術原案】平山素子
【振付】平山素子、柳本雅寛
日本でのニジンスキー振付復元版で〈いけにえの乙女〉を演じた平山素子が、2008年新国立劇場の制作により、デュエットという根源的な手法でストラヴィンスキーの難曲に挑み、オリジナルの『春の祭典』を柳本雅寛と共に創り上げました。今回は新国立劇場バレエ団のダンサーたちがこの名作を踊ります。 2人のピアニストがストラヴィンスキー自身によるピアノ連弾版を演奏し、徐々に高揚してゆくラストシーンは観客を感動の渦へと巻き込んで行きます。
『半獣神の午後』(新国立劇場バレエ団委嘱・初演)
【振付】平山素子
【音楽】クロード・ドビュッシー、笠松泰洋
男性ダンサーのみの群舞作品。ドビュッシーの官能的な調べに現代に生きる身体の野性が交錯し、人間の本質的な尊厳が露わになります。皮膜が柔らかく溶け合い徐々に浮かび上がる、超越した肉体美の世界に迫る作品です。