ジゼル
(ロンドン公演)Giselle at The Royal Opera House, London

公演期間:
2025年7月24日[木]~7月27日[日]
予定上演時間:
約2時間15分(休憩含む)
会場:
英国ロイヤルオペラハウス

Introductionはじめに

初のロンドン公演、
英国ロイヤルオペラハウスに新国立劇場バレエ団登場!

2022年、吉田都芸術監督が初めて演出を手掛け、大きな話題を呼んだ『ジゼル』が、2025年7月、ロイヤルオペラハウスで上演されます。この公演は、新国立劇場にとって初の海外主催公演であり、新国立劇場バレエ団にとってもロイヤルオペラハウスでのデビューを飾る歴史的な舞台となります。

本作は、イギリスの振付家アラスター・マリオットとともに、19世紀ロマンティック・バレエの名作を新たに蘇らせた作品です。幽玄な美しさを持ちつつも演劇的なドラマとして再構築された点が高く評価されています。また、リトアニアの「十字架の丘」に着想を得たディック・バードによる美術も見どころの一つ。キリスト教と土着文化が交差する独自の世界観が、物語を一層引き立てています。

オフィシャルスポンサー: 株式会社 木下グループ
オフィシャルエアライン: 全日本空輸株式会社
助成: 文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業)
|独立行政法人日本芸術文化振興会
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文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業)
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Newsお知らせ

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Schedule公演日程

公演日程

2025年7月24日(木)19:30

2025年7月25日(金)19:30

2025年7月26日(土)14:00

2025年7月26日(土)19:30

2025年7月27日(日)14:00

予定上演時間

約2時間15分(休憩含む)

  • 大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。

会 場

英国ロイヤルオペラハウス

Staff&Castスタッフ・キャスト

  • 【振 付】ジャン・コラリ / ジュール・ペロー / マリウス・プティパ
  • 【演 出】吉田 都
  • 【ステージング・改訂振付】アラスター・マリオット
  • 【音 楽】アドルフ・アダン
  • 【美術・衣裳】ディック・バード
  • 【照 明】リック・フィッシャー
  • 演出吉田 都
  • ステージング・改訂振付アラスター・
    マリオット
  • 美術・衣裳ディック・バード
  • 照明リック・
    フィッシャー
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キャスト

後日発表いたします。

Profile

【演出】吉田 都(YOSHIDA Miyako)

9歳でバレエを習い始め、1983年ローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞受賞。同年、英国ロイヤルバレエ学校に留学。84年、サドラーズウェルズ・ロイヤルバレエ(現バーミンガム・ロイヤルバレエ)へ芸術監督ピーター・ライトに認められて入団。88年にプリンシパル昇格。95年に英国ロイヤルバレエへプリンシパルとして移籍、2010年に退団するまで英国で計22年にわたり最高位プリンシパルを務める。日本国内では1997年の開場記念公演『眠れる森の美女』をはじめ、新国立劇場バレエ公演での99年『ドン・キホーテ』『シンデレラ』、2000年『ラ・シルフィード』、04年『ライモンダ』ほか、数多くの公演に主演している。ローザンヌ国際バレエコンクール審査員を務めるほか、後進の育成にも力を注いでいる。バレリーナとしての功績と共にチャリティ活動を通じた社会貢献が認められ、04年「ユネスコ平和芸術家」に任命される。12年には国連UNHCR協会国連難民親善アーティストに任命。01年芸術選奨文部科学大臣賞、06年英国最優秀女性ダンサー賞、11年第52回毎日芸術賞など受賞多数。07年に紫綬褒章並びに大英帝国勲章(OBE)受賞、17年文化功労者、19年菊池寛賞。20年9月より新国立劇場舞踊芸術監督。

【ステージング・改訂振付】アラスター・マリオット(Alastair MARRIOTT)

1988年に英国ロイヤルバレエに入団、92年ソリスト昇格。2003年よりプリンシパル・キャラクター・アーティストとなり、振付家としての活動を始める。ロイヤルバレエではフレデリック・アシュトン、ケネス・マクミランの振付作品や古典などに幅広く出演し、19年に振付に専念するため退団。ロイヤルバレエのために7つの一幕作品を振り付け、最新作である19年『アンノウン・ソルジャー』は、オリヴィエ賞候補となった。ロンドンの舞踊批評家協会最優秀クラシック振付家賞に3度ノミネートされ、15年『ツァイトガイスト』でロシアのゴールデン・マスク賞候補となる。英国ロイヤルバレエ学校でも3作品を振り付け、英国ロイヤルオペラ『ロシア皇后のスリッパ』でも振付を手掛けた。他に10年のロイヤル・バラエティー・パフォーマンスのためのパ・ド・ドゥの振付や、ダーシー・バッセルへの『キス』、『赤い靴』の振付も手掛け、12年のロンドン・オリンピックの閉会式ではクリストファー・ウィールドンとも協働した。近年は、アンソニー・バンクス演出『アフター・ミス・ジュリー』でヘレン・ジョージへの振付を手掛ける。

【美術・衣裳】ディック・バード(Dick BIRD)

ディック・バードがこれまでに手がけたオペラのデザインは『中国のニクソン』『ガラントゥリーズ』『ミカド』(スコティッシュ・オペラ)、『オテロ』(ウィーン国立歌劇場)、『ストリート・シーン』(テアトロ・レアル)、『アンナ・ボレーナ』『真珠採り』(メトロポリタン・オペラ、イングリッシュ・ナショナル・オペラ)、『湖上の美人』『花火師の娘』(英国ロイヤルオペラ)、『ベアトリスとベネディクト』(オペラ=コミック座)などがある。バレエでは『くるみ割り人形』『アラジン』(バーミンガム・ロイヤルバレエ)、『火の鳥』(新国立劇場バレエ団)、『ドラゴン・クエスト』『くるみ割り人形』(スターダンサーズ・バレエ団)、『夏潮』(サラソタバレエ)、『ラ・バヤデール』(Kバレエトウキョウ)、『カンタヴィルの亡霊』(イングリッシュ・ナショナル・バレエ)などを手掛けている。その他演劇では、『ハムレット』『ラ・グランド・マージ』(コメディ・フランセーズ)、『十二夜』『テンペスト』『あわれ彼女は娼婦』(ポーランド劇場)や、UKシアターアワードでベストデザイン賞を受賞した『ああ、荒野!』(ナフィールド・サウサンプトン劇場/リバプール・エブリマン劇場)をデザインしている。

【照明】リック・フィッシャー(Rick FISHER)

フィラデルフィア生まれ。2度のオリヴィエ賞受賞。ブロードウェイで上演された『インスペクター・コールズ』、『ビリー・エリオット』でトニー賞受賞。ロンドンでの『赤ずきん』、『ラ・マンチャの男』、『ムード・ミュージック』、『レント』、『サニー・アフタヌーン』、『炎のランナー』、『ユダの接吻』、『ウェイスト』、『ピーター・パン』などの他、『ドン・カルロ』『蝶々夫人』(ロサンゼルス)、『椿姫』(オマーン王立歌劇場)、『紫禁城』『ヴェニスの商人』『オテロ』(シンガポール)、『王様と私』(パリ、シカゴ)、『スウィーニー・トッド』(パリ、ヒューストン、サンフランシスコ)、『ザ・オーディエンス』(ブロードウェイ)、ディズニー『ノートルダムの鐘』(ベルリン)、サンタフェ・オペラでの25作品以上を手掛けている。日本では『ビリー・エリオット』(ホリプロ)、『マタ・ハリ』(梅田芸術劇場)、『ファルスタッフ』『サロメ』(サイトウ・キネン)、『赤鬼』『THE BEE』(野田地図)、マシュー・ボーン『白鳥の湖』、『インスペクター・コールズ』(アートスフィア)、『リア王』『ハムレット』(東京グローブ座)などに携わる。英国照明デザイナー協会会員。2017年カイロニ特別功労賞ナイツ・オブ・イルミネーション賞。

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Storyものがたり

ブドウ収穫祭をひかえた中世ドイツの村。公国の王子アルブレヒトは、隣村の村人に変装し、村娘ジゼルを口説いている。森に住むヒラリオンもジゼルに恋しており、アルブレヒトの正体を不審に思う。ジゼルの母ベルタは、心臓が悪く体も弱い娘を心配しており、アルブレヒトとの交際を認めずにいる。大富豪の娘バチルドと、アルブレヒトの伯父クールランド公爵の一行が村に到着すると聞いたアルブレヒトは身を隠す。村人のもてなしを受け、優しいジゼルに惹かれたバチルドは、お互い結婚を控えている者同士として彼女に首飾りを贈るが、よもや相手が同じ男性とは知るよしもない。収穫祭のさなか、ヒラリオンは公爵家の紋章がついた角笛を吹いてアルブレヒトの正体を全員の前で明らかにする。アルブレヒトが実は王子で、バチルドと婚約していることを知ったジゼルは愛する人の裏切りに打ちのめされ、ついには心臓が止まって息絶えてしまう。

夜が更け、木々がうっそうと生い茂る古い墓地。恋人に裏切られ失意のうちに亡くなった乙女たちの霊、ウィリたちが潜んでいる。ウィリの女王ミルタは、男を見つけたら死ぬまで踊らせるようウィリたちに命じる。ジゼルの墓に花を供えに訪れたアルブレヒトは罪の意識にさいなまれて許しを請う。その姿を見たジゼルは、変わらぬ愛をもって優しく許す。ミルタとウィリたちは同じくジゼルの墓にやってきたヒラリオンを追い詰め崖から転落死させた後、アルブレヒトにも死を告げ、日の出まで踊ることを強いる。力尽きそうになる度、自分のために踊るジゼルに守られ、ついにアルブレヒトは夜明けまで生き延びることができた。ウィリたちを縛る憎悪と復讐の鎖を断ち切った彼女は自らの墓に戻って安らかに眠り、一人残されたアルブレヒトは墓の前で涙を流すのであった。

Ticketsチケット

ロイヤルオペラハウスのウェブサイトよりお買い求めください。(チケット価格帯:£7~£150)

※新国立劇場ボックスオフィスではお取り扱いはございません。

『ジゼル』ロンドン公演鑑賞ツアーのご案内

記念すべき英国ロイヤルオペラハウスでのデビュー公演を堪能する 「鑑賞ツアー」が決定しました。
ぜひご参加ご検討ください。



⇒デジタルパンフレットはこちらから

前売り開始日

一般発売日:
2025年3月19日(水)18:00~(日本時間)
【2025年3月19日(水) 9:00~(GMT)】

※一般発売に先立ち、Royal Ballet and Opera Friends の先行発売がございます。詳細はこちらからご覧ください(英語サイト)

※アトレ会員先行販売はございません。予めご了承ください。

割引等のご案内

アトレ会員割引は適用されません。それ以外の割引はロイヤル・オペラ・ハウスの規定に準じます。

ご注意事項

  • 5歳未満のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。