オペラ研修所ニュース

大藤玲子講師(新国立劇場オペラ研修所コレペティトゥア)が第28回ニッセイ・バックステージ賞を受賞


新国立劇場オペラ研修所コレペティトゥアの大藤玲子講師が、第28回ニッセイ・バックステージ賞を受賞しました。

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▲11月29日の授賞式ステージにて

ニッセイ・バックステージ賞は、1995年に公益財団法人ニッセイ文化振興財団(理事長・松山保臣氏)が、舞台芸術を裏から支え、優れた業績を挙げている舞台技術者、いわゆる「裏方さん」たちを顕彰するために創設された賞です。この賞を通して、華やかな舞台の裏側で、舞台を支える「裏方さん」たちによる、舞台づくりに不可欠な仕事の数々が紹介されてきました。

(ニッセイ・バックステージ賞の詳細はこちら


ニッセイ文化振興財団は、63年の杮落とし公演ベルリン・ドイツ・オペラの『フィデリオ』の上演以来、国内外で活躍している実力派のオペラ歌手やスタッフによる最高水準の舞台芸術を紹介する「
NISSAY OPERA」などを開催、新国立劇場オペラ研修所出身歌手も多数当財団の舞台で活躍をしています。

舞台芸術は、多くのプロフェッショナルな才能に支えられて実現します。
ぜひ、素晴らしい舞台芸術が生まれる現場を劇場でご覧ください!


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新国立劇場オペラ研修所公演 
オペラ研修生による「LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~」より
ピアノ演奏者として出演



大藤 玲子(OFUJI Reiko)
コレペティトゥア 

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東京藝術大学音楽学部ピアノ科卒業。二期会オペラ振興会、日本オペラ振興会、新国立劇場において、コレペティとして多くのオペラ公演に参加している。また都響、読響等のオーケストラの演奏会形式のオペラや声楽を伴う公演にも携わっている。オペラ、歌曲のレパートリーは古典から近代まで多岐にわたる。国内外の一流指揮者、声楽家との演奏経験を生かし、各オペラ公演の成功に寄与しつづける一方、日本歌曲、ドイツリートのコンサートの伴奏、室内楽、また、後進の指導と幅広く活躍している。1985年から1年間、文化庁芸術家在外研修員として西ベルリンに留学。レースナー教授の下、伴奏法等学ぶ。95年から3ヶ月、文化庁特別派遣芸術家在外研修員としてミュンヘンに留学。トリムボルン氏のもと、ワーグナーについての伴奏演奏、指導法等を学ぶ。2021年まで東京藝術大学講師を務めた後、現在新国立劇場オペラ研修所コレペティトゥア。




【次回新国立劇場オペラ研修所公演のご案内】


新国立劇場オペラ研修所修了公演
『コジ・ファン・トゥッテ』

公演日程:2023年2月17日(金)~19日(日)

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◆前売り開始日

 アトレ会員先行発売期間:2022年12月23日(金)~26日(月)

 一般発売期間:2022年12月28日(水)10:00~