Storyものがたり
女性の貞節に懐疑的な老哲学者ドン・アルフォンソは、二人に変装をさせ、互いの婚約者を誘惑することで姉妹の貞節を試そうと、賭けを持ち掛けます。
姉妹は変装した求婚者を拒み、婚約者への貞節を誓うのですが......。
『コジ・ファン・トゥッテ』は『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』を手掛けたモーツァルト&ダ・ポンテの黄金コンビによる最後の作品です。
女性の貞節を確かめるために2組のカップルが恋人を交換するという恋愛喜劇を、モーツァルトが豊かなアンサンブルで綴ります。
修了公演となる当公演では、研修生たちが役どころに正面から向き合い、その感性に全力で取り組んだ成果をご披露します。
3年次の第23期生たちにとってはこの公演が実質的なプロの歌手としてのデビューとなり、今後の歌手活動に大きく影響する大切な舞台となります。
オペラ界の今後を担う精鋭たちの飛翔の瞬間にぜひお立会いください!
1966年渡独、ニュルンベルグ歌劇場のコレペティ・副指揮を努めながら研鑚を積み、1970年ベートーヴェン生誕200年記念コンサートを指揮。1971年にはC.ウェーバー作曲 『魔弾の射手』 でヨーロッパデビュー。その後、東西ドイツ、スイス、イタリアで演奏活動を行う。以来、ヨーロッパでの演奏の他、日本では、新星日本交響楽団の初代正指揮者、財団理事を6年間務めた。オペラの日本初演も多く、『秘密の結婚』、『イル・カンピエッロ』、『ナブッコ』、『妖精ヴィッリ』、『オテロ』(ロッシーニ)、他11本。邦人作曲家によるオペラ作品『祝い歌が流れる夜に』、『脳死を越えて』、『天守物語』、『次郎物語』、他33本の世界初演を指揮。
1988年、ポーランド・ワルシャワの秋に参加、ヴィエルキ歌劇場にて『袈裟と盛遠』を指揮。1995年、イタリア・パルマの王立歌劇場にて『ペトロ岐部』を公演。1997年、新国立劇場の設立委員を務め、開場記念公演『建・TAKERU』を指揮。新国立劇場研修所の設立に協力し、初代統括主任講師を務めた。 2022年7月オペラ研修所公演『領事』を指揮し、好評を博した。2002年、イタリア・カステルフランコにてデル・モナコ国際コンクールの審査委員を務める。
マンフレッド・グルリッド、ハンス・レーブライン、ハンス・ギールスター諸氏に師事。 1991年ジロー・オペラ賞を指揮者として初の受賞。1984年大阪NHK制作による「オイディプス王の遍歴」で芸術祭放送賞受賞。現在、藤原歌劇団、日本オペラ協会指揮者、昭和音楽大学客員教授。
東京生まれローマ育ち。ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院でヴァイオリンと指揮法を学ぶ。オペラの演技・演出法をM.ゴヴォーニに師事。新国立劇場ではF.ゼッフィレッリ、L.ロンコーニなど巨匠達の演出助手を務めた。1998年から文化庁派遣芸術家在外研修員として渡伊、H.ブロックハウス氏のもとで研鑚を積んだ後、P.ファッジョーニ、A.ファッシーニなどの片腕としてヨーロッパを拠点に活躍。97年藤原歌劇団公演『愛の妙薬』で演出家デビュー。びわ湖ホール、二期会、神奈川県民共同制作『トゥーランドット』『アイーダ』『オテロ』、東京二期会『仮面舞踏会』、あいちトリエンナーレ『ホフマン物語』、藤原歌劇団『ファルスタッフ』『ノルマ』、日生劇場オペラ『アイナダマール』(日本初演)『セビリアの理髪師』、紀尾井ホールバロックオペラ『オリンピーアデ』など多数の作品を手掛ける。海外ではサッサリ・ヴェルディ劇場『アンドレア・ シェニエ』『エルナーニ』、スロベニア国立マリボール歌劇場『ホフマン物語』を演出している。2011年度エクソンモービル音楽賞奨励賞を受賞。新国立劇場では『ラ・ボエーム』『セビリアの理髪師』『おさん』『フィレンツェの悲劇/ジャンニ・スキッキ』『チェネレントラ』、小劇場オペラ『外套』を演出。現在、日生劇場芸術参与、新国立劇場オペラ研修所演出主任講師。
席種 | 全席指定 |
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料金 (10%税込) |
4,400円 |
席種 | 料金(10%税込) |
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全席指定 | 4,400円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員割引含め、各種割引はございません。
Z席 1,650円(10%税込)
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