新国立劇場バレエ研修所公演「バレエ・オータムコンサート2021」が初日を迎えました
10月16日(土)、新国立劇場中劇場にて新国立劇場バレエ研修所公演「バレエ・オータムコンサート2021」が初日を迎えました。
〈公演は明日17日(日)まで〉
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新国立劇場バレエ研修所には、現在、第17期生(2020年入所)6名、18期生(2021年入所)5名、予科生8名の計19名が在籍し、プロのダンサーを目指し日々研鑽を積んでいます。
2001年の開所以来、16 期計100 名が修了し、新国立劇場バレエ団をはじめとするバレエ界の第一線でダンサーや振付家として目覚ましい活躍をしております。
幕開きは中川彩さんのピアノ演奏による『ダンス・ダンス・ショパン』(振付:牧阿佐美)。軽やかなショパンの楽曲に乗せ、華やかな舞台が繰り広げられ、瞬時に会場を魅了しました。
さらにクラシカルバレエの名作『くるみ割り人形』より1幕のパ・ド・ドゥ、『ラ・バヤデール』の婚礼の場で踊られる見どころ満載のパ・ダクシオンなどが上演されました。両作品とも古典作品の醍醐味を堪能できるプログラムで、観客の皆様から大きな拍手をいただきました。
コンテンポラリーダンスは、現在世界中の主要カンパニーで、精力的に活躍中のスペイン出身の振付家、カィェターノ・ソト氏の作品『Conrazoncorazon』より5曲が上演されました。オンラインでソト氏から直接リハーサル指導を受けた成果も舞台で存分に発揮されました。
楽しくチャーミングで、振付家自身の舞踊芸術への深い愛やバレエ・ダンサーに対する温かな目線がステージ全体から溢れ出る素晴らしい舞台となり、劇場全体が明るい雰囲気で満たされました。
★【リハーサル・レポート】「バレエ・オータムコンサート2021」に向けて
バレエ研修所では2018年度から全日本空輸株式会社のご支援のもと「ANAスカラシップ」制度が開始され、海外研修の充実が図られており、様々な研鑽を積むことで、世界に羽ばたく一流のアーティストを育成していきます。
★「ANAスカラシップ」についてはこちらをご覧ください。
ステージの間には、毎回大好評をいただいている、研修生たちの日々の様子をレポートした映像も上映されました。
終演後客席からは大きく温かな拍手が出演者たちに贈られました。
本公演を経て来年3月、第17期生にとって修了公演である「エトワールへの道程2022-新国立劇場バレエ研修所の成果-」を迎えます。〈2022年3月5日(土)・6日(日) 両日とも15:00開演〉
日頃の研鑽の成果にどうぞご期待ください!
★「エトワールへの道程2022」公演情報はこちらをご覧ください。
今後とも皆様の温かいご支援・ご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
▼「バレエ・オータムコンサート 2021』『Conrazoncorazon』より (撮影:瀬戸秀美)