Storyものがたり

ベルギー王の家臣として十字軍の遠征に出ているジャン・ド・ブリエンヌと密かに婚約をしているライモンダは、再会を夢にみるほど彼の帰還を待ちわびている。サラセンの王アブデラクマンも、美しいライモンダを憎からず思っている。叔母である伯爵夫人の館で開かれた宴に招待されたアブデラクマンは宝石や数々のめずらしい踊りで彼女の気を引こうとするが、そこにジャン・ド・ブリエンヌが登場して、彼女をめぐり決闘となる。










中世十字軍の時代を物語とした、プティパ最後の傑作といわれる古典バレエです。新国立劇場では、この格調高い古典名作『ライモンダ』を2004年に初演。牧阿佐美の入念な振付と演出、現代的でスピード感あふれるスペクタクルな舞台展開、そしてルイザ・スピナテッリの印象深い色彩と衣裳・装置は大変評判をよび、朝日舞台芸術賞を受賞。また、2008年2月にはケネディー・センター主催の日本フェスティバルで上演し好評を博しました。アレクサンドル・グラズノフの美しく抒情的な音楽に合わせた、ヒロインのライモンダによる5曲ものヴァリエーションや夢の場の群舞、民族舞踊など煌めく踊りの数々をご堪能ください。
2026年 | |||
---|---|---|---|
4月25日 | 土曜日 | 14:00 | |
4月26日 | 日曜日 | 13:00 | 18:30 |
4月28日 | 火曜日 | 18:30 | |
4月29日 | 水曜日・祝日 | 13:00![]() |
18:30 |
5月1日 | 金曜日 | 18:30 | |
5月2日 | 土曜日 | 13:00![]() |
18:30 |
5月3日 | 日曜日・祝日 | 14:00 |
...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
日本バレエ界の草分けの一人、橘秋子の長女として生まれる。4歳で初舞台を踏み、20 歳の時に米国に留学、A.ダニロワ、I.シュヴェッツオフに師事。その後、橘バレエ団を基礎に、橘秋子と共に牧阿佐美バレヱ団を設立し、プリマ・バレリーナとして数々の作品に主演。橘秋子の没後はその遺志を継いで舞台を退き、牧阿佐美バレヱ団主宰者、橘バレヱ学校校長となり、その卓抜した指導力で、日本を代表する舞踊手を数多く世に送りだす。また振付家としても活躍する一方、海外より多数の著名な指導者や振付家を招き、国際共同による質の高い舞台制作を手がけた。ニムラ賞、芸術選奨文部大臣賞、東京新聞舞踊芸術賞、舞踊批評家協会賞、橘秋子賞特別賞を受賞。1996年紫綬褒章を受章。2004年2月フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを受ける。08年5月には日本人として初めてブノワ賞の審査にあたった。08年に文化功労者に選ばれた。21年文化勲章を受章。新国立劇場で手掛けた全幕物の演出・改訂振付は、00年『ラ・バヤデール』、04年『ライモンダ』(朝日舞台芸術賞受賞)、06年『白鳥の湖』がある。07年には新国立劇場完全オリジナルの『椿姫』の振付・演出にあたり、第7回朝日舞台芸術賞を受賞。99年から10年まで新国立劇場舞踊芸術監督を務め、ジョン・F・ケネディ・センター公演(「ジャパン・フェスティバル」参加)とモスクワ・ボリショイ劇場公演『椿姫』の海外公演を大成功に導くなどバレエ団の発展に尽くした。01年から21年に死去するまで新国立劇場バレエ研修所所長を務め、後進の育成に大きく寄与した。
イタリア・ミラノ生まれ。ブレラの美術学校で舞台美術を学んだ後、1965年ミラノ・スカラ座で舞台美術家としてデビュー。衣裳デザイナーとしてミラノ・ピッコロ劇場『セツアンの善人』、ミラノ・スカラ座オペラ『アッティラ』『運命の力』『カルメン』『アイーダ』など、バレエではトリノ・レッジョ劇場『ロメオとジュリエット』、ヴェローナ野外劇場『くるみ割り人形』などを手がける。近年はミラノ・スカラ座バレエ『赤と黒』、ベルリン州立歌劇場『白鳥の湖』『くるみ割り人形』、パリ・オペラ座バレエ『パキータ』、英国ロイヤルバレエ『眠れる森の美女』などを手がける。ローラン・プティ振付の『マ・パヴロヴァ』『恋する悪魔』『スペードの女王』などに参画。新国立劇場バレエでは『こうもり』『ライモンダ』『椿姫』の舞台美術・衣裳を手がける。89年レオニード・マシーン賞、05年橘秋子賞舞台クリエイティブ賞受賞。
東京生まれ。文化庁派遣在外研修員としてロンドン、ベルリンで演劇、オペラ、バレエの照明法を学ぶ。現在は演劇、オペラ、バレエ、ミュージカルなど幅広いジャンルで照明デザイナーとして活躍。新国立劇場におけるバレエ公演では『眠れる森の美女』『ホフマン物語』『シンデレラ』『ロメオとジュリエット』『ライモンダ』『マノン』『カルメン』『オルフェオとエウリディーチェ』『椿姫』『火の鳥』『パゴダの王子』など。日本バレエ協会公演『白鳥の湖』『ジゼル』『眠れる森の美女』『アンナ・カレーニナ』なども手掛ける。他に新国立劇場ではオペラで『カルメン』『魔弾の射手』『黒船』『修善寺物語』『鹿鳴館』『夜叉ヶ池』、演劇では『城』『わが町』『アジア温泉』『ピグマリオン』『かもめ』『オレステイア』などを手掛ける。第1、10回照明家協会賞大賞、文部大臣奨励賞。第1回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞。第33回紀伊國屋演劇賞。第1回橘秋子舞台クリエイティブ賞を受賞。
埼玉県出身。国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業、桐朋学園大学音楽学部指揮教室等で指揮を学ぶ。堤俊作、湯浅勇治、松沼俊彦に師事。2013 年日本バレエ協会『ドン・キホーテ』でバレエ指揮者デビュー。その後英国イングリッシュ・ナショナル・バレエ、バーミンガム・ロイヤルバレエの客演指揮者として『ロメオとジュリエット』『くるみ割り人形』『海賊』『コッペリア』『大地の歌』『ラ・シルフィード』『美女と野獣』を指揮したほか、日本でも東京バレエ団、牧阿佐美バレヱ団、NHKバレエの饗宴ほかで指揮を務め好評を得る。新国立劇場では、数々のバレエ公演で副指揮者を務め、17年よりレジデント・コンダクター。『シンデレラ』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『アラジン』『ドン・キホーテ』『白鳥の湖』『ペンギン・カフェ』『コッペリア』『不思議の国のアリス』などを指揮している。近年の新国立劇場以外の活動としては、新作バレエ制作の音楽監督や、バレエ音楽についての執筆・講義活動も行っている。現在、井上バレエ団音楽監督、新国立劇場バレエ研修所『バレエと音楽』講師。
ベルギー王の家臣として十字軍の遠征に出ているジャン・ド・ブリエンヌと密かに婚約をしているライモンダは、再会を夢にみるほど彼の帰還を待ちわびている。サラセンの王アブデラクマンも、美しいライモンダを憎からず思っている。叔母である伯爵夫人の館で開かれた宴に招待されたアブデラクマンは宝石や数々のめずらしい踊りで彼女の気を引こうとするが、そこにジャン・ド・ブリエンヌが登場して、彼女をめぐり決闘となる。
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
---|---|---|---|---|---|
料金 (10%税込) |
14,850円 | 12,650円 | 9,350円 | 6,050円 | 4,950円 |
席種 | 料金(10%税込) |
---|---|
S席 | 14,850円 |
A席 | 12,650円 |
B席 | 9,350円 |
C席 | 6,050円 |
D席 | 4,950円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
Z席 1,650円(10%税込)
お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)
ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。
ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、各プレイガイドで取扱。
公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。
ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。
10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。