2023/2024シーズン

ホフマン物語Tales of Hoffmann

公演期間:
2024年2月23日[金・祝]~2月25日[日]
予定上演時間:
約2時間40分(プロローグ・第1幕40分 休憩25分 第2幕35分 休憩25分 第3幕・エピローグ35分)

Introductionはじめに

夢か、幻か。儚い恋路をたどる旅。
三人のプリマと詩人の織りなす恋物語

英国が誇る振付家ピーター・ダレルの傑作『ホフマン物語』は、舞台装置・衣裳を一新して2015年に新制作されました。本作では、主人公ホフマンの恋愛遍歴を通じて濃密な人間ドラマが描かれ、演じるダンサー達は極めて高度な表現力と芸術性を要求されます。青年期から初老に至るまでの主人公ホフマン、ホフマンが心奪われる魅力的な女性三人、様々な役柄に姿を変えて登場する悪魔、といった個性豊かな登場人物たちが織りなす恋愛模様は、実に多彩で魅力的です。オッフェンバック作曲の流麗で多様な美しい音楽にのせて舞台で繰り広げられる、ロマンティックで豪華でありながらも一抹の寂しさも感じさせる幻想的な物語にご期待ください。

Schedule公演日程

公演日程

2024年2月23日(金・祝)13:00

2024年2月24日(土)13:00 託児サービス利用可

2024年2月24日(土)18:00

2024年2月25日(日)13:00

託児サービス利用可 ...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。

予定上演時間

約2時間40分(プロローグ・第1幕40分 休憩25分 第2幕35分 休憩25分 第3幕・エピローグ35分)

  • 大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。

会 場

ご注意事項

  • 開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【振付・台本】ピーター・ダレル
  • 【音楽】ジャック・オッフェンバック
  • 【編曲】ジョン・ランチベリー
  • 【美術】川口直次
  • 【衣裳】前田文子
  • 【照明】沢田祐二
  • 振付・台本ピーター・ダレル
  • 編曲ジョン・
    ランチベリー
  • 美術川口直次
  • 衣裳前田文子
  • 照明沢田祐二
プロフィールを表示する

キャスト

2024年2月23日(金・祝) 13:00

  • fukuoka-yudai
    ホフマン福岡雄大
  • ikeda-risako
    オリンピア池田理沙子
  • ono-ayako
    アントニア小野絢子
  • shibayama-saho
    ジュリエッタ柴山紗帆
  • watanabe-takafumi
    リンドルフ渡邊峻郁

2024年2月24日(土) 13:00

  • izawa-shun
    ホフマン井澤 駿
  • okuda-rkasumi
    オリンピア奥田花純
  • yonezawa-yui
    アントニア米沢 唯
  • kimura-yuri
    ジュリエッタ木村優里
  • nakaya-masahiro
    リンドルフ中家正博

2024年2月24日(土) 18:00

  • fukuoka-yudai
    ホフマン福岡雄大
  • ikeda-risako
    オリンピア池田理沙子
  • ono-ayako
    アントニア小野絢子
  • shibayama-saho
    ジュリエッタ柴山紗帆
  • watanabe-takafumi
    リンドルフ渡邊峻郁

2024年2月25日(日) 13:00

  • okumura-kosuke
    ホフマン奥村康祐
  • okuda-kasumi
    オリンピア奥田花純
  • ono-ayako
    アントニア小野絢子
  • yonezawa-yui
    ジュリエッタ米沢 唯
  • nakaya-masahiro
    リンドルフ中家正博
  • 【指揮】ポール・マーフィー
  • 【管弦楽】東京交響楽団
  • 指揮ポール・
    マーフィー
プロフィールを表示する

Profile

【振付・台本】ピーター・ダレル(Peter DARRELL)

英国リッチモンド生まれ。1944~46年サドラーズウェルズ・バレエ学校に学び、46~47年サドラーズウェルズ・シアター・バレエで踊る。同団を離れ、ミュージカル、及びロンドン・フェスティバル・バレエ他のカンパニーに出演、51年に初の振付作品『ミッドサマー・ウォッチ』をバレエ・ワークショップで発表。57年エリザベス・ウェストと共にウェスタン・シアター・バレエを設立。62年のウェストの死後は単身で監督を務め、69年本拠地をグラスゴーに移し、スコティッシュ・シアター・バレエと改名。(現在のスコティッシュ・バレエ)。設立当初からダレルの作風により同団の独特のイメージが形成される。『囚人』(1957年)では、ダンスによって社会問題を真正面から取り上げた。また、ビートルズの音楽を使用した『モッズ・アンド・ロッカーズ』など多彩な作品を創作した。本拠地がグラスゴーに移ったあとには、作品の幅を拡げ『ジゼル』(71年)、『ホフマン物語』(72年)、『白鳥の湖』(77年)、『シンデレラ』(79年)といった作品を生み出した。また、様々な小品も振付しており、作品はオーストラリア、チェコスロバキア、日本、香港、アメリカでも上演されている。84年にCBE(大英帝国勲章)受勲。87年に58歳で死去。

【編曲】ジョン・ランチベリー(John LANCHBERY)

ロンドン生まれ。奨学金を得て王立音楽院でヘンリー・ウッドらに師事し作曲を学ぶ。ロンドン・メトロポリタンバレエの音楽監督を経て、サドラーズウェルズ・バレエの指揮者となる。1960年よりロイヤルバレエの首席指揮者に指名され、フレデリック・アシュトン振付の『リーズの結婚』をはじめとする多くのバレエ・スコアの編曲に携わる。'72年からはオーストラリア・バレエの音楽監督を務め、『ドン・キホーテ』『メリー・ウィドウ』などのバレエ・スコアを編曲した。さらに映画やBBCのテレビ番組の音楽も手がけ、ベアトリス・ポッターの映画音楽では高い評価を受けた。78年から80年にかけてアメリカン・バレエ・シアターの音楽監督を務めたのち、世界の主要歌劇場でバレエ指揮者として活躍。91年にはルドルフ・ヌレエフの最後の仕事となったパリ・オペラ座バレエ『ラ・バヤデール』の編曲を仕上げた。受賞は数多く、90年には音楽の貢献に対してOBEを授与されている。97年よりオーストラリア・バレエの首席客員指導員だった。新国立劇場へは99年『シンデレラ』で初登場、2000年初演の牧阿佐美改訂振付『ラ・バヤデール』では編曲を手がけるとともに指揮を務めた。03年死去。

【美術】川口直次(KAWAGUCHI Naoji)

1962年日本放送協会に入局。大河ドラマなどテレビドラマの美術で活躍するかたわら、オペラ・バレエ・演劇などの舞台美術を数多く手がける。77年伊藤熹朔賞受賞。83年文化庁派遣芸術家在外研修員として渡伊。日本放送協会を退職後、武蔵野美術大学で、舞台美術、映像美術の教育に携わる。新国立劇場のバレエ公演では、『パキータ』「こどものためのバレエ劇場 『シンデレラ』」、2014年『眠れる森の美女』、15年『ホフマン物語』、17年『くるみ割り人形』、オペラ公演では『セビリアの理髪師』『トスカ』『こうもり』の美術を手がけた。バレエの代表作としては、『新白鳥の湖』『ロミオとジュリエット』(松山バレエ団)、『ドン・キホーテ』(牧阿佐美バレヱ団)など。近年手がけたオペラ作品としては『ラ・ボエーム』『フィガロの結婚』『セビリアの理髪師』(名古屋二期会)、新作オペラ『いのち』(長崎県オペラ協会公演)などがある。オペラ、バレエのほかに演劇や映画の美術を多数手がけており、代表的な映画作品に伊丹十三監督作品『静かな生活』『スーパーの女』『マルタイの女』がある。武蔵野美術大学名誉教授。

【衣裳】前田文子(MAEDA Ayako)

1988年より緒方規矩子に師事。文化庁派遣芸術家在外研修員としてイギリスへ留学。新国立劇場では演劇公演『喪服の似合うエレクトラ』『夢の痂』『ヘンリー六世』『雨』『リチャード三世』『アジア温泉』『ブレス・オブ・ライフ』『星ノ数ホド』『オレステイア』『骨と十字架』『リチャード二世』『東京ゴッドファーザーズ』『キネマの天地』『レオポルトシュタット』、オペラ公演『蝶々夫人』『鹿鳴館』、バレエ公演では石井潤『カルメン』、ダレル『ホフマン物語』、イーグリング『くるみ割り人形』、ダンス公演の伊藤キム『close the door, open your mouth』、前田清実『きらめく背骨』の衣裳も手がけている。95年度伊藤熹朔賞新人賞、第10回・第25回・第28回読売演劇大賞優秀スタッフ賞、2003年度伊藤熹朔賞、06年第5回橘秋子舞台クリエイティブ賞、第53回紀伊國屋演劇賞個人賞、第30回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞。

【照明】沢田祐二(SAWADA Yuji)

東京生まれ。文化庁派遣在外研修員としてロンドン、ベルリンで演劇、オペラ、バレエの照明法を学ぶ。現在は演劇、オペラ、バレエ、ミュージカルなど幅広いジャンルで照明デザイナーとして活躍。新国立劇場におけるバレエ公演では『眠れる森の美女』『ホフマン物語』『シンデレラ』『ロメオとジュリエット』『ライモンダ』『白鳥の湖』『ジゼル』『マノン』『カルメン』『オルフェとエウリディーチェ』『椿姫』『火の鳥』『パゴダの王子』など。日本バレエ協会公演『白鳥の湖』『ジゼル』『眠れる森の美女』『アンナ・カレーニナ』なども手掛ける。他に新国立劇場ではオペラで『カルメン』『魔弾の射手』『黒船』『修善寺物語』『鹿鳴館』『夜叉ヶ池』、演劇では『城』『わが町』『アジア温泉』『ピグマリオン』『かもめ』『オレステイア』などを手掛ける。第1、10回照明家協会賞大賞、文部大臣奨励賞。第1回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞。第33回紀伊国屋演劇賞。第1回橘秋子舞台クリエイティブ賞を受賞。

閉じる

Profile

【指揮】ポール・マーフィー(Paul MURPHY)

バーミンガム・ロイヤルバレエとそのオーケストラ、ロイヤル・バレエ・シンフォニアの首席指揮者。劇場での公演に加え、コンサートや収録でも共に仕事をしている。1994年以来、ロイヤルオペラハウス管弦楽団と定期的に仕事をしている。その他、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ハレ管弦楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、BBCナショナル・ウェールズ管弦楽団、ニュー・クイーンズ・ホール管弦楽団、BBCコンサート・オーケストラ、オペラ・ノース管弦楽団、バーミンガム市交響楽団等、英国の優れたオーケストラを多数指揮している。海外では、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、ワシントン・ナショナル・オペラ管弦楽団、ソフィア・オペラ管弦楽団、シチリアのテアトロ・マッシモ管弦楽団等と仕事をしている。また、ニューヨーク・シティ・バレエ、バレエ・アム・ライン、ロイヤル・フランダース・バレエ、オランダ国立バレエ、最近ではオーストラリア・バレエのゲスト指揮者を務めている。CD のリリースではハレ管弦楽団(サン・サーンスのピアノと管弦楽曲全曲)、ロイヤル・バレエ・シンフォニア、ニュー・クイーンズ・ホール管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団との共演がある。97年、英国王立音楽院のアソシエイトに選ばれた。新国立劇場では、『アラジン』『カルミナ・ブラーナ』『ガラントゥリーズ』『火の鳥』『シンフォニー・イン・C』『ペンギン・カフェ』『パゴダの王子』『白鳥の湖』ほかを指揮している。

閉じる

Storyものがたり

<プロローグ>初老の詩人ホフマンは,劇場前のカフェで恋人のオペラ歌手ラ・ステラを待っている。彼女が現れ彼への手紙を言付けるが,議員リンドルフ(実は悪魔)がその手紙を取り上げてしまう。ホフマンは友人たちに求められて,過去の恋愛遍歴を話し始める。

<第1幕 オリンピアの幕>人形師スパランザーニ(実は悪魔)がホフマンに魔法の眼鏡をかけさせると,機械じかけの人形オリンピアが可憐な少女に見える。彼は恋に落ち,結婚を申し込む。ホフマンは彼女と踊るが,最後には人形は彼の手の中でバラバラに崩れ落ちる。

<第2幕 アントニアの幕>10年後。ピアノ教師の娘アントニアは心臓が弱いにもかかわらず恋人ホフマンのピアノに合わせて踊るので,心配した父はホフマンを去らせ,医師を呼ぶ。ミラクル医師(実は悪魔)は,アントニアに催眠術で自分はバレリーナだと思い込ませ、ミラクル医師はホフマンにピアノを弾き続けるように強制し,彼女は踊り続ける。ついに、アントニアはホフマンの腕の中で息絶える。

<第3幕 ジュリエッタの幕>年齢を重ね、今では宗教に帰依したホフマンがダーパテュート(実は悪魔)のサロンを訪れる。そこで、高級娼婦ジュリエッタがホフマンを誘惑する。十字架を奪われ一時的に影を失ったホフマンが、神に赦しを乞うと影を取り戻し、ダーパテュートとジュリエッタは消え失せる。

<エピローグ>語り終えたホフマンは,酔いのため眠ってしまう。恋人ラ・ステラが現れるが,酔いつぶれた彼の姿と丸めて捨てられた手紙を見つける。ホフマンに失望した彼女はリンドルフと一緒に去ってしまう。目覚めたホフマンは事情を悟り,1人立ち尽くすのだった。

Movie動画

Interview & Columnインタビュー&コラム

Ticketsチケット

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金
(10%税込)
14,850円 12,650円 9,350円 6,050円 4,950円
席種 料金(10%税込)
S席 14,850円
A席 12,650円
B席 9,350円
C席 6,050円
D席 4,950円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

※本公演は、「2024/2025シーズン バレエ&ダンス 郵送申込シード権」
獲得のための購入実績カウント対象公演です。

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2023年12月2日(土)10:00~12日(火)

新国メンバーズ先行販売期間:2023年12月3日(日)10:00~12日(火)

一般発売日:2023年12月16日(土)10:00~

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

WEBからのお求め

ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

チケットぴあ

ご購入はこちら

【Pコード:519-077】

イープラス

ご購入はこちら

ローソンチケット

ご購入はこちら

【Lコード:34444】

JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(中学生以下):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、各プレイガイドで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子席はボックスオフィス(窓口・電話)にてお求めください。
  • ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

割引の詳細はこちら
U25・39優待チケットについてはこちら

Z席の購入方法

  • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
  • Z席は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日朝11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
Z席の詳細はこちら

グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 4歳未満のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。また、1階席前方のお座席ではダンサーの足先などが見えにくい場合がございます。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。