【プレスリリース】「バレエ・オータムコンサート」
公演概要
はじめに
研修生、予科生たちのフレッシュなステージと
今世界が注目する、スペインの鬼才・カィェターノ・ソト振付の超チャーミングな作品に乞ご期待!!
新国立劇場バレエ研修所は、日本初の国立劇場附属の研修機関として2001 年に開所して以来16 期100 名の修了生を送り出し、修了生は新国立劇場バレエ団をはじめバレエ界の第一線で目覚ましい活躍をしています。
今回の「バレエ・オータムコンサート2021」では、ショパンの美しい調べに乗せて踊る、優雅でありながら溌溂とした『ダンス・ダンス・ショパン』(牧阿佐美振付)、幸せな雰囲気に溢れる『くるみ割り人形』よりクララと王子のパ・ド・ドゥ、『ラ・バヤデール』第2幕の婚礼の場で踊られる、見どころたっぷりのパ・ダクシオンなどを上演いたします。
さらに、「バレエ・アステラス2021」(8月公演)で、好評を博したカィェターノ・ソト『Conrazoncorazon』も登場します。当公演では全9曲のうち、アステラスで上演された1曲を含む5曲をご披露いたします。
日頃の研修の成果として、クラシック作品、現代作品に果敢に挑戦する研修生たちの清々しい舞台をお届けします。
日々成長していく研修生たちの舞台に、どうぞご期待ください!
〈写真上〉バレエ研修所公演「バレエ・オータムコンサート 2016」『ラ・バヤデール』より
〈写真下〉バレエ研修所公演「エトワールへの道程 2019」『ダンス・ダンス・ショパン』より
公演データ
バレエ・オータムコンサート2021
【公演日程】2021年10月16日(土)~10月17日(日)両日15:00開演
【会場】新国立劇場・中劇場
【プログラム】
『ダンス・ダンス・ショパン』
音楽:F.ショパン
振付:牧 阿佐美
ピアノ演奏:中川 彩
『くるみ割り人形』よりクララと王子のパ・ド・ドゥ
音楽:P.I.チャイコフスキー
原振付:L.イワーノフ
改定振付:牧 阿佐美
『Conrazoncorazon』より
振付:カィェターノ・ソト
振付指導:新井 美紀子
『ラ・バヤデール』よりパ・ダクシオン
音楽:L.ミンクス
原振付:M.プティパ
【スタッフ・キャスト】
スタッフ
〈照明〉小保内 陽子
キャスト
〈出演〉 新国立劇場バレエ研修所 第17期生・18期生、予科生
〈ゲスト出演〉 芳賀 望、京當 侑一籠、酒井 大、松田 耕平、吉留 諒、青木 恵吾
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作品について
『ダンス・ダンス・ショパン』
音楽:F.ショパン
振付:牧 阿佐美
ピアノ演奏:中川 彩
当作品はバレエ研修生のために2019年に牧阿佐美が振り付け「エトワールへの道程2019」で初演された作品です。
鮮やかなコバルトブルーの衣裳で優雅でありながら、溌溂と踊られる当作品は観るものを魅了します。
▲バレエ研修所公演「エトワールへの道程 2019」『ダンス・ダンス・ショパン』より
『くるみ割り人形』よりクララと王子のパ・ド・ドゥ
音楽:P.I.チャイコフスキー
原振付:L.イワーノフ
改定振付:牧 阿佐美
少女クララが、夢いっぱいに王子と踊るパ・ド・ドゥです。初々しく幸せな雰囲気に溢れたこの場面は、『くるみ割り人形』の大きな見どころの一つとなっています。
▲新国立劇場バレエ研修所 第10期生・第11期生 発表公演
『くるみ割り人形』よりクララと王子のパ・ド・ドゥ
『Conrazoncorazon』より
振付:カィェターノ・ソト ※プロフィールはこちら
振付指導:新井 美紀子 ※プロフィールはこちら
「バレエ・アステラス 2021」で日本初演された作品。陽気な音楽と騎手姿のキュートな踊りで、会場を魅了したプロダクションで、アステラスでは、全9曲中1曲が上演されました。今回は、その1曲を含む全5曲のご披露となります。
▲振付家カィェターノ・ソト
▲オランダのダンスカンパニー「
『ラ・バヤデール』よりパ・ダクシオン
音楽:L.ミンクス
原振付:M.プティパ
当作品はエキゾティックで華やかな第1・2幕とバレエ・ブランの代表的なシーン「影の王国」の全3幕の作品です。
今回上演されるのは、第2幕よりパ・ダクシオンです。これはガムザッティとソロルの婚礼の場で踊られる、華やかで踊りの見せ場もたっぷりの場面です。エキゾティックな雰囲気を存分にご堪能ください。
▲バレエ研修所公演「バレエ・オータムコンサート 2016」『ラ・バヤデール』よりパ・ダクシオン
舞台写真撮影:瀬戸秀美