2013年9月4日
『アポロ』ゲストダンサー決定!
『アポロ』アポロ役のゲストダンサーが決定しました。
2012年新国立劇場『マノン』のデ・グリュー役で出演し、会場を感動の渦に巻き込んだコナー・ウォルシュが待望の登場となります。
ぜひご期待ください。
コナー・ウォルシュ(11/15,17出演)
Connor Walsh(ヒューストン・バレエ)
<プロフィール>
米ヴァージニア州フェアファックス出身。母コンスタンスのもとでバレエを始める。その後キーロフ・アカデミー・オブ・バレエ、ハリッド・コンセルヴァトリー、ヒューストン・バレエ付属ベン・スティーヴンソン・アカデミーで学ぶ。2004年にヒューストン・バレエに入団。06年ソリスト、07年プリンシパルに昇格。これまでアルゼンチン、オーストラリア、フィリピン、メキシコ、マレーシアなど各国でゲスト出演。ヒューストン・バレエでは『ジゼル』アルベルト、『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』の王子、『ドン・キホーテ』のバジル、アシュトン『ラ・フィーユ・マルガルデ』コーラスといったクラシック作品のほか、クリストファー・ブルース、イリ・キリアン、グレン・テトレーなどの現代作品も踊っている。ヨルマ・エロは『ONE/end/ONE』の主役パートをウォルシュに振り付け、スタントン・ウェルチも全幕作品『マリー』(09年)のアクセル・フェルゼン役、『ラ・バヤデール』(10年)ソロル役を彼に振り付けている。
2013年6月13日
新シーズン「バレエ・リュス」開幕に向けて着々と準備進行中!
チャイコフスキーの三大バレエなんかに比べると、「バレエ・リュス」ってあまり親しみのない言葉ではあるけれど、作品名を挙げると割と近しいバレエかもし れない。たとえば「レ・シルフィード」や「ペトルーシュカ」。「ペトルーシュカ」は随分前に新国立劇場で上演もされている。芸術監督のデビッド・ビントレーは現役時代この作品でタイトルロールを踊り、あのオリヴィエ賞を受賞している。バレエ・リュスのダンサー、ニネット・ド・ヴァロワはロイヤル・バレエ の創設者でもあるが、ビントレー監督はダンサー時代、彼女から指導を受けている。あるいは「バレエ・リュス」に参加した芸術家には、ラヴェルやピカソ、 シャネルもいる。意外にそんな遠い話じゃないのかも。