【プレスリリース】演劇研修所 第15期生試演会『七本の色鉛筆』
新国立劇場 演劇研修所 第15期生試演会『七本の色鉛筆』公演概要
文化庁委託事業「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
2019年入所の第15期生は8月の朗読劇「少年口伝隊一九四五」をへて、試演会『七本の色鉛筆』に臨みます。
矢代静一による本作は、昭和20年夏、日本が敗戦前から戦後へと移りゆく中で、
時代に翻弄されながらもそれぞれの人生をしなやかに生き抜く7人の娘たちと父の姿を描く秀作。
1973年に文学座公演として初演された本作品が、気鋭の演出家、田中麻衣子により新たに蘇ります。
どうぞご期待ください。
【公演日程】
2021年
10月19日(火)18:30/20日(水)14:00/21日(木)18:30/
22日(金)14:00/23日(土)14:00/24日(日)14:00
※ロビー開場は45分前、客席開場は30分前
【会 場】新国立劇場 小劇場
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スタッフ・キャスト
【作】矢代静一
【演出】田中麻衣子
【美術】伊藤雅子
【照明】中川隆一
【音楽】国広和毅
【音響】黒野 尚
【衣裳】宮本宣子
【演出助手】坂川慶成
【舞台監督】村田 明
【出演】
新国立劇場演劇研修所第15期生
※研修生についてはこちら
新国立劇場演劇研修所修了生
高橋美帆(9期修了)
※矢代静一オフィシャルサイトはこちら
公演チラシ
人物相関図
〈喜多家の人々〉
父 五十五歳 大学教授
恵子(長女) 三十歳 幼稚園の先生
菊(次女) 二十八歳 独身、雑誌編集者
みな子(三女)二十六歳 人妻、オデン屋経営
まり(四女) 二十四歳 人妻
明子(五女) 二十二歳 独身
文代(六女) 二十歳 独身、OL
巴絵(七女) 二十歳 独身
みちる(母)
*
田所 四十歳 貿易商
みな子の夫 二十歳 無職
宮島 三十五歳 酒屋
女子修道院院長 フランス人
少女時代の菊
ものがたり
母の初七日に集まった大学教授・喜多の七人娘。にぎやかに母の思い出話や近況報告をする五人の姉を前に、久しぶりに帰ってきた双生児の六女の文代が、自分と七女の巴絵は父の子ではないと言い出し、一同騒然となる。......敗戦直前の夏から戦後二十年ほどの物語。
稽古場レポート
【9月14日】顔合わせ
新国立劇場リハーサル室にて、宮田慶子演劇研修所長や田中麻衣子(演出)、伊藤雅子(美術)、宮本宣子(衣裳)、村田 明(舞台監督)、坂川慶成(演出助手・8期修了)らクリエイティブ・スタッフ、出演する第15期生たちと修了生の高橋美帆(9期修了)が一堂に会する顔合わせが行われました。
また今回の顔合わせには、作品の著作権者であり、作者のご息女である矢代朝子さんもご参加くださり、作品にまつわるエピソードなどをお話いただきました。
▲緊張の面持ちの出演者たち-
※顔合わせについては詳しくはこちらをご覧ください。