グローブ座がお迎えしています
2009年 11月 09日|スタッフ
「ヘンリー六世」をご覧になった皆さん、お気づきでしょうか?
劇場の入口では、「グローブ座」の模型がお迎えしています。
この模型、今回の「ヘンリー」にあわせて作っていただいた、特製です。
ちなみに、写真では黒い旗が翻っていますが、実は公演にあわせて、旗の色は変わります。どの色が何部かおわかりの方は、かなりの事情通です!
グローブ座、といっているのは、シェイクスピアの時代にロンドン、テムズ河畔にあったグローブ座のことです。ロンドンにはこれを復元した劇場があるので、観光で訪れた方も多いでしょう。
模型を見ると「?」がいっぱいかもしれませんが、この劇場、屋根がありません。平土間の人たちはお日様の下(もしくは雨の降る中)、飲んだり食べたり野次を飛ばしたりしながら立ち見していたそうです。映画「恋に落ちたシェイクスピア」でも、当時の劇場のそんな様子が描かれていました。
この模型は、もぎりの横の、最初の展示ボードの前にあります。劇場の行き帰りに、ちょっとのぞいてみて下さい。(な)