桐朋学園短大卒業。これまでに読売日響指揮者、バイロイト音楽祭の音楽助手、ブレーメン、マンハイム、ハンブルクなどの歌劇場の指揮者、エンスヘデ市立歌劇団第一指揮者、名古屋フィル常任指揮者、東京シティ・フィル常任指揮者、関西フィル常任指揮者を歴任。現在、東京シティ・フィル桂冠名誉指揮者、関西フィル桂冠名誉指揮者。ワーグナー演奏には特に定評がある。14/15シーズンはほかに「さまよえるオランダ人」を指揮する予定。
ベルリン生まれ。58年演出家デビュー後、ケムニッツ、ワイマール、ドレスデンなどで活躍。81~02年ベルリン・コーミッシェ・オーパーの首席演出家を務める。バイロイト音楽祭「さまよえるオランダ人」「ニーベルングの指環」などこれまでに世界中で200以上のプロダクションを演出。近年の演出作品には、12年チューリヒ歌劇場「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、13年フランクフルト・オペラ「賭博師」などがある。
ラトヴィア出身。88年ラトヴィア国立歌劇場「メフィストーフェレ」でデビュー。ウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場など世界の一流歌劇場で活躍。近年の活躍には、チューリヒ歌劇場及びパリ・オペラ座「ニーベルングの指環」ヴォータン/さすらい人、英国ロイヤルオペラ及びベルリン・ドイツ・オペラ「さまよえるオランダ人」タイトルロール、東京・春・音楽祭「ラインの黄金」ヴォータンなどがある。新国立劇場初登場。
国立音楽大学卒業。二期会合唱団に15年間在籍後、ソリストとして活躍。96年東京二期会「ワルキューレ」フンディングに抜擢され脚光を浴びる。その後、新国立劇場「ニーベルングの指環」でファーゾルト、フンディング、ファフナー、ハーゲンに出演。また東京二期会「マイスタージンガー」ポーグナー、同「さまよえるオランダ人」ダーラントに出演するなど、我が国に於けるワーグナー上演に際しては不可欠な存在となっている。
英国・ランカシャー生まれ。これまでに英国ロイヤルオペラ、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場など名だたる歌劇場で活躍。バイロイト音楽祭には88年より18年間に渡って出演し、ヴォータン/さすらい人、ハーゲン、グルネマンツなどを歌っている。13/14シーズンは、英国ロイヤルオペラ「ヴォツェック」医者、ウェールズ・ナショナル・オペラ「モーゼとアロン」モーゼなどに出演。新国立劇場初登場。
ミュンヘン生まれ。23歳でデビュー後、世界的なヘルデンテノールとして各地で活躍。「ニーベルングの指環」ローゲ、ジークムント、ジークフリート、「トリスタンとイゾルデ」トリスタン、「パルジファル」タイトルロールなどを、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、バイロイト音楽祭などで歌っている。新国立劇場では03、04、10年「ニーベルングの指環」ジークフリート、06年「道化師」カニオに出演している。
シカゴ生まれ。ケルン歌劇場の専属歌手としてキャリアをスタートし、その後、ミラノ・スカラ座、ハンブルク州立歌劇場、フェニーチェ歌劇場などに出演。レパートリーには、「サロメ」ヨカナーン、「さまよえるオランダ人」オランダ人、「運命の力」ドン・カルロなどがある。近年の活躍には、ハンブルク州立歌劇場「神々の黄昏」グンター、フランダース・オペラ「パルジファル」クリングゾルなどがある。新国立劇場初登場。
ドイツ国内の歌劇場で活躍後、97年ザクセン州立歌劇場「フィデリオ」レオノーレを皮切りに国際的なキャリアをスタート。これまでにベルリン州立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭などに出演。レパートリーには「ニーベルングの指環」ブリュンヒルデ、「パルジファル」クンドリー、「エレクトラ」タイトルロール、「影のない女」バラクの妻などがある。新国立劇場初登場。