原 作
石川 淳
美 術
トム・シェンク
衣 裳
リチャード・ハドソン
照 明
ルッツ・デッペ
振 付
前田清実
監 修
長木誠司
舞台監督
髙橋尚史
合唱指揮
三澤洋史
合 唱
新国立劇場合唱団
管弦楽
東京都交響楽団
芸術監督
大野和士
やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。公演中止の場合を除き、チケットの変更及び払い戻しはいたしません。
原 作
石川 淳
美 術
トム・シェンク
衣 裳
リチャード・ハドソン
照 明
ルッツ・デッペ
振 付
前田清実
監 修
長木誠司
舞台監督
髙橋尚史
合唱指揮
三澤洋史
合 唱
新国立劇場合唱団
管弦楽
東京都交響楽団
芸術監督
大野和士
やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。公演中止の場合を除き、チケットの変更及び払い戻しはいたしません。
台本:佐々木幹郎
1947年奈良県生まれ。詩人。ミシガン州立オークランド大学客員研究員、東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文芸非常勤講師を歴任。詩集に『蜂蜜採り』(書肆山田、高見順賞)、『明日』(思潮社、萩原朔太郎賞)など。評論・エッセイ集に『中原中也』(筑摩書房、サントリー学芸賞)、『アジア海道紀行』(みすず書房、読売文学賞)など。『新編中原中也全集』全6巻(角川書店)責任編集委員。最新刊に『中原中也―沈黙の音楽』(岩波新書)。これまで、西村朗作曲の合唱オペラの台本として、「清姫─水の鱗~二人の独唱者、混声合唱とピアノのための~」(2012年)、「ふり返れば猫がいて」(2014年)、「中也!」(2016年)がある。
作曲:西村朗
東京藝術大学卒業、同大学院修了。西洋の現代作曲技法を学ぶ一方で、アジアの伝統音楽、宗教、美学、宇宙観等に強い関心を抱き、そこから導いたヘテロフォニーなどのコンセプトにより、多数の作品を発表。日本音楽コンクール作曲部門第1位をはじめ、エリザベート国際音楽コンクール作曲部門大賞、ルイジ・ダルッラピッコラ作曲賞、尾高賞を5回、中島健蔵音楽賞、京都音楽賞、エクソンモービル音楽賞、サントリー音楽賞、毎日芸術賞等受賞多数。2013年紫綬褒章を受章。2000年よりいずみシンフォニエッタ大阪の音楽監督、2010年より草津夏期国際フェスティヴァルの音楽監督を務める。NHK-FM「現代の音楽」同Eテレ「N響アワー」司会など放送でも活躍。東京音楽大学教授。
指揮:大野和士
1987年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。以後、世界各地でオペラ、オーケストラを指揮。90~96年ザグレブ・フィル音楽監督、96~2002年バーデン州立歌劇場音楽総監督、92~99年東京フィル常任指揮者、02~08年モネ劇場音楽監督、08~17年リヨン歌劇場首席指揮者などを歴任。15年から東京都交響楽団ならびにバルセロナ交響楽団音楽監督。オペラではスカラ座、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場、グラインドボーン音楽祭、エクサンプロヴァンス音楽祭などに出演している。フランス批評家大賞、朝日賞など受賞多数。紫綬褒章受章。文化功労者。17年にはフランス政府より芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲。18年9月より新国立劇場オペラ芸術監督。
演出:笈田ヨシ
文学座、劇団四季を経て、1968年よりピーター・ブルック率いる国際演劇研究センターに所属。以後パリを拠点に俳優、演出家として活躍している。舞台出演作品に、ブルック演出『マハーバーラタ』『テンペスト』『ザ・マン・フー』、サイモン・マクバーニー演出『春琴』など。また、『ピーター・グリーナウェイの枕草子』『最後の忠臣蔵』『沈黙』など多数の映画に出演。演劇、オペラ作品の演出も数多く手がけており、オペラではボローニャ歌劇場『ナブッコ』、オールドバラ音楽祭『ヴェニスに死す』、リヨン歌劇場『ピーター・グライムズ』、東京芸術劇場ほか『蝶々夫人』などを手掛けている。フランス文化勲章シュヴァリエ(92年)、オフィシエ(07年)、コマンダン(13年)を受章。
宗頼:髙田智宏
国立音楽大学卒業、二期会オペラ研修所を経て、同大学院音楽研究科声楽専攻(ドイツ歌曲)を首席で修了。05年第4回静岡国際オペラコンクール「三浦環特別賞」を受賞。06年第4回長久手国際オペラ声楽コンクール優勝。07年よりキール歌劇場専属歌手として『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ベックメッサー、『エウゲニ・オネーギン』タイトルロール、『ドン・カルロ』ロドリーゴ他、多数の主役を務め主に海外を拠点に活躍中。近年、国内でも佐渡裕プロデュースオペラに主役で多数出演、18年は『魔弾の射手』カスパーに出演した。17年12月、シュレスヴィヒホルシュタイン州キール市から宮廷歌手の称号を授与された。ドイツ在住。
平太(17・24日):大沼 徹
東海大学教養学部芸術学科音楽学課程卒業、同大学大学院修了。二期会オペラ研修所第51期マスタークラス修了。修了時に最優秀賞及び川崎静子賞受賞。10年秋よりドイツ・マイセンへ留学。09年第14回日本モーツァルト音楽コンクール声楽部門第1位。第21回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。オペラでは『サロメ』ヨハナーン、『オテロ』イアーゴ、『魔笛』パパゲーノ、『ローエングリン』テルラムントなどに出演。新国立劇場では『沈黙』ヴァリニャーノ、『魔笛』弁者、『愛の妙薬』ベルコーレ、『フィデリオ』囚人2、鑑賞教室『蝶々夫人』シャープレスなどに出演。二期会会員。
うつろ姫:清水華澄
国立音楽大学卒業、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第4期修了。文化庁派遣在外研修員、ローム ミュージック ファンデーション在外研究員としてイタリアに留学。これまでに東京二期会『仮面舞踏会』ウルリカ、『カヴァレリア・ルスティカーナ』サントゥッツァ、『ドン・カルロ』エボリ公女、『イル・トロヴァトーレ』アズチェーナ、『ローエングリン』オルトルート、日生劇場『ルサルカ』イェジババなどに出演。新国立劇場では『チェネレントラ』ティーズベ、『魔笛』侍女III、『オテロ』エミーリア、『ラインの黄金』フロスヒルデ、『アンドレア・シェニエ』ベルシなどに出演。二期会会員。
千草:臼木あい
東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。博士号(音楽)取得。二期会オペラスタジオ修了。安宅賞・松田トシ賞・三菱地所音楽賞受賞。第72回日本音楽コンクール第1位。これまでに、東京二期会『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ、日生劇場『夕鶴』つう、『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、『リア』コーディリア、びわ湖ホール・神奈川県民ホール『ラ・ボエーム』ムゼッタ、北とぴあ国際音楽祭『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ等に出演。新国立劇場ではバレエ公演『カルミナ・ブラーナ』ソプラノソロ、鑑賞教室『カルメン』フラスキータ、同・関西公演『愛の妙薬』アディーナに出演。二期会会員。
藤内:村上敏明
国立音楽大学卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第17期生修了。文化庁派遣在外研修員として2年間ボローニャに留学。第9回バタフライ世界コンクール・グランプリなど受賞多数。これまでに『椿姫』アルフレード、『ラ・ボエーム』ロドルフォなどに出演。新国立劇場では『黒船 - 夜明け』領事、『修禅寺物語』源左金吾頼家、『ドン・カルロ』レルマ伯爵/王室の布告者、『オテロ』ロデリーゴ、『アイーダ』伝令、鑑賞教室『蝶々夫人』ピンカートン、同『愛の妙薬』ネモリーノなどに出演、高い評価を得ている。18/19シーズンは『ジャンニ・スキッキ』『トゥーランドット』にも出演予定。藤原歌劇団団員。
弓麻呂:河野克典
東京芸術大学、同大学院修了。ドイツ政府給費留学生としてミュンヘン音大で学ぶ。ジュネーヴ音楽コンクール、ヘルトゲンボシュ国際声楽コンクールで入賞。欧米、国内でリサイタル、オペラ、宗教曲、オーケストラのソリストとして活躍。小澤征爾、大野和士、G・ベルティーニ氏等の内外の指揮者と数多く共演。リサイタル「新・歌物語」では芸術祭優秀賞受賞、「マーラーの世界」と題して日本で初めてオーケストラ歌曲によるリサイタルをN響と行い成功させた。新国立劇場では98年『魔笛』パパゲーノ以降、『ラ・ボエーム』ショナール、『フィデリオ』ドン・フェルナンド、『道化師』トニオに出演。山口ふるさと大使。
父:小山陽二郎
愛知県立芸術大学卒業、同大学大学院及び研修生修了。94年愛知県新進芸術家海外研修費助成を受けて渡伊。ブダペスト国際声楽コンクール、ドニゼッティ・ロッシーニの声コンクール共に第2位。95年愛知県立芸術劇場『愛の妙薬』ネモリーノでデビュー。イタリア各地及びハンガリー国立歌劇場にて『セビリアの理髪師』『リゴレット』『チェネレントラ』などで成功を収める。藤原歌劇団では『椿姫』『ルチア』『夢遊病の女』『ランスへの旅』などの主要な役で出演。新国立劇場では『軍人たち』ピルツェル大尉、『フィガロの結婚』バジリオに出演。18/19シーズンは『ファルスタッフ』にも出演。藤原歌劇団団員。
平太(20・23日):松平敬
東京芸術大学卒業、同大学院修了。現代声楽曲のスペシャリストとして、100曲以上の作品を初演する。全曲無伴奏独唱曲によるリサイタルなど、独創的な企画も話題を呼ぶ。現代オペラの分野では、松平頼暁『挑発者たち』、西村朗『バガヴァッド・ギーター』、野平一郎『亡命』などの初演に携わる。特に、2012年のサントリー芸術財団サマーフェスティバル、クセナキス『オレステイア』公演(指揮:山田和樹、演出:ラ・フーラ・デルス・バウス)における壮絶な歌唱は、高い評価を得た。CD録音においても、一人の声の多重録音を駆使した『MONO=POLI』(平成22年度文化庁芸術祭優秀賞)などを発表。新国立劇場初登場。