現代戯曲研究会

新国立劇場演劇部門では2007年4月から、鵜山仁演劇芸術監督と制作部演劇のスタッフが中心となり、外部から小田島恒志、佐藤康、新野守広、平川大作、三輪玲子(2009年4月より)の各氏のご参加を得て、月に一度「現代戯曲研究会」を開催しました。

英・独・仏の現代戯曲の最新情報を蓄積、発信、翻訳現場と劇場現場との関係をよりフランクなものにして、現代戯曲の翻訳上演についての問題意識を高める事が本研究会の趣旨ですが、その成果の一端は2008/2009シーズンに【シリーズ同時代・海外編】として新国立劇場小劇場での連続上演を通じて発表しました。

また、翻訳上演の新しい可能性を探る試みをさらに広く共有するため、「研究会」で取りあげた作品を中心に「リーディングの会」を企画・開催。
第1回リーディングの会は、2008年7月、新国立劇場演劇研修所の協力を得て「夜と旅の果てに-聖女とバス」を上演、研修事業の成果発表の一環としても意義あるものとなりました。
続いて、2009年3月~5月の「シリーズ・同時代【海外編】」公演期間中には、 「スペシャルイベント」と称して、海外最先端の戯曲を演劇研修生の出演で紹介す るリーディング公演や、シリーズの作家、翻訳家、演出家、俳優、研究者の参加す るトークを同時開催いたしました。

現代戯曲研究会リポート

  • 各原稿は、演劇公演プログラムに掲載されたものです

シリーズ同時代【海外編】シアタートーク特別編リポート