【プレスリリース】演劇研修所第15期生 朗読劇 『少年口伝隊一九四五』
朗読劇『少年口伝隊一九四五』公演概要
当作品は、2008年2月日本ペンクラブ国際フォーラムでのオープニング公演として、井上ひさし氏が演劇研修所の研修生のために書き下ろした作品です。その後、演劇研修所3年次生が上演を重ね、2010年には修了生により、こまつ座公演としても上演されました。今年は15期生が演劇研修所では3年ぶりにこの作品に挑みます。どうぞご期待ください。
公演日程:2021年8月5日(木)19:00、6日(金)19:00、7日(土)14:00、8日(日)14:00
会 場:新国立劇場 小劇場
スタッフ・キャスト
【作】井上ひさし
【演出】栗山民也
※プロフィールについてはこちらをご覧ください。
【演出補】田中麻衣子
【音楽監督】後藤浩明
【模型製作】尼川ゆら
【照明】服部 基
【音響】黒野 尚
【衣裳】中村洋一
【映像】井形伸一
【方言指導】大原穣子
【ヘアメイク】前田節子
【舞台監督】米倉幸雄
【出演】
新国立劇場演劇研修所第15期生
※研修生についてはこちら
新国立劇場演劇研修所修了生
小比類巻諒介(11期修了) 上西郷太 (11期修了) 宮崎隼人 (13期修了)
公演チラシ
作品概要
ものがたり
昭和二〇年八月六日、一発の原子爆弾が広島の上空で炸裂した。
一瞬にして広島は壊滅。このときから、漢字の広島はカタカナのヒロシマになった。
かろうじて生き延びた英彦・正夫・勝利の三人の少年は、やはり運よく助かった花江の口利きで中國新聞社に口伝隊として雇われる。新聞社も原爆で何もかも失ったため、ニュースは口頭で伝えるほかなかったからだ。
三人の少年は、人々にニュースを伝えながら、大人たちの身勝手な論理とこの世界の矛盾に気がついていく。
やがて敗戦。
しばらくすると正夫に原爆症が発症、手榴弾を隠しもっていた勝利はある決意をする。そこへ戦後最大級の台風がヒロシマを襲う。
『少年口伝隊一九四五』上演記録
【2008年】
2期生
2月22・24日 全労済ホール/スペースゼロ(初演)
3月7・8日 川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
9月16日 新国立劇場小劇場(完全版初演)
9月21日 水戸芸術館ACM劇場
9月23日 シベールアリーナ(山形市)杮落とし公演
【2009年】
3期生
9月18日~20日 新国立劇場小劇場
【2010年】
4期生
7月30・31日 新国立劇場小劇場
8月4日 板橋区立文化会館
修了生
11月12~21日 紀伊國屋サザンシアター
※こまつ座公演、1~3期の修了生が出演
【2011年】
5期生
8月16・17日 新国立劇場小劇場
【2013年】
7期生
8月1・2・3日 新国立劇場小劇場
【2014年】
8期生
9月23・24日 新国立劇場小劇場
【2015年】
9期生
8月2日 沖縄県立博物館・美術館 博物館 講堂
8月14~16日 新国立劇場小劇場
【2018年】
12期生
8月1~4日 新国立劇場小劇場
【2021年】
15期生
8月5~8日 新国立劇場小劇場にて上演決定
前回公演舞台写真
▼2018年演劇研修所朗読劇『少年口伝隊一九四五』より
(舞台写真撮影:小林由恵)