オペラ研修所ニュース

村上公太さん(第6期修了)、糸賀修平さん(第10期修了)が、オペラ『ファルスタッフ』に出演!


2月10日~18日に上演されたヴェルディ最晩年の傑作喜劇『ファルスタッフ』に、オペラ研修所出身の村上公太さん(第6期修了)、糸賀修平さん(第10期修了)が出演しました。

・村上公太さん(第6期修了、テノール):フェントン役

・糸賀修平さん(第10期修了、テノール):バルドルフォ役



この作品は、シェイクスピアの『ウィンザーの陽気な女房たち』『ヘンリー四世』をもとに、ヴェルディが人生最後に手がけた傑作オペラで、ストーリーも音楽も無類の楽しさでいっぱいの人生讃歌。

演出は、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーやBBCの映像のシェイクスピア作品で知られた巨匠ジョナサン・ミラー。フェルメールの絵画を彷彿とさせる美しい構図や色遣いが魅力的なプロダクションで、2004年の初演以来、今回が5回目の上演となる人気演目です。

フェントン役の村上さんは新国立劇場にはこれまでに役で出演のほか、『パルジファル』第1の聖杯騎士、『こうもり』アルフレード、『ばらの騎士』ファーニナル家の執事、『ウェルテル』シュミット、『カルメン』ドン・ホセ、レメンダードに出演。最近では、20/21シーズン開幕公演『夏の夜の夢』ライサンダー、『イオランタ』アルメリック、21/22シーズン『ニュルンベルクのマイスタージンガー』クンツ・フォーゲルゲザング、『蝶々夫人』ピンカートンなど数多くのプロダクションの主要な役で出演を重ねています。



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▲フェントンを演じる村上公太さん



またバルドルフォ役の糸賀さんは、新国立劇場では『フィガロの結婚』ドン・クルツィオ、『死の都』アルバート伯爵、『サロメ』5人のユダヤ人4、『蝶々夫人』ゴロー、『ウェルテル』シュミット、『ピーター・グライムズ』ボブ・ボウルズ、『トゥーランドット』ポン、『カルメン』レメンダードなど、数多くの作品に出演しています。

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▲バルドルフォ役の糸賀修平さん


オペラ研修所では、当研修所出身歌手の活躍を、オペラ公演を中心に紹介して参ります。

当研修所出身歌手たちの国内外での活躍にどうぞご期待ください。