渋谷慶一郎子どもたちとアンドロイドが創る新しいオペラSuper Angels スーパーエンジェル
<新制作 創作委嘱作品・世界初演>

Super Angels/SHIBUYA Keiichiro
全1幕〈日本語上演/日本語及び英語字幕付〉
公演期間:
2021年8月21日[土]~8月22日[日]
予定上演時間:
約1時間45分(予定)
※今後、変更が生じる場合がございます。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。


【主催】文化庁、(独)日本芸術文化振興会、(公財)新国立劇場運営財団
【制作】新国立劇場

Introductionはじめに

2021年夏、新国立劇場が発信する大人から子どもまで楽しめる特別企画! アンドロイド「オルタ3」が出演、多様な子どもたちの合唱とオペラ歌手、オーケストラ、バレエダンサーと関わり合いながら、共に歌い演じる新しいオペラが誕生します。この世界にとってマザーとは何か? 近未来を抽象的に表現したXYZ軸のマトリックス空間にデジタル技術を駆使したプロジェクションが投影され、科学技術と人間の共生をテーマにした神話的世界が展開します。本作品のためオルタ3はプログラムを新たに開発、進化し登場。オペラハウスでアンドロイドと子どもたちが創り出す画期的なオペラに世界中から注目が集まります。

新国立劇場オペラ芸術監督の大野和士が企画し、台本を作家の島田雅彦に、作曲を初音ミクのボーカロイドオペラ『THE END』やアンドロイド・オペラ『Scary Beauty』を手掛ける音楽家・渋谷慶一郎に委嘱。指揮は大野、小川絵梨子が演出監修、舞踊シーンの振付は新国立劇場バレエ団の貝川鐵夫(大原永子監修)と、オペラの枠を超えたスケールのコラボレーションを行います。総合舞台美術として、美術・衣裳・照明・映像のディレクションは、日欧にて活躍し、日本人として初めてワールドステージデザイン銅賞に輝き、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の英国最優秀舞台美術展にも二度に渡り選出された針生 康(はりう しずか)。刺激的なミュージックビデオで世界的に名を馳せるビジュアルアーティストのウィアードコアの映像とのコラボレーションが、オペラパレスの舞台に展開します。

自ら歌い指揮するアンドロイドとして国内外で大評判のオルタ3がますます進化してオペラパレスで見せる新たな顔にも、熱い視線が注がれています。最先端の技術を融合させ、未来への共生のメッセージを込めた新しいオペラの誕生です。新国立劇場が舞台芸術の可能性を世界へ発信する機会に、どうぞご注目ください。

本公演は、年内に公演記録映像の無料配信を予定しています。

※新型コロナウイルス感染症の影響により、公演内容や招聘スタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。

※本公演では演出上、激しく変化する映像の使用が予定されています。

※本公演では客席内最後部壁面及び2階R1列、L1列にスピーカーを特設いたします。

Schedule公演日程

公演日程

2021年8月21日(土)14:00

2021年8月22日(日)14:00

予定上演時間

約1時間45分(予定)

  • 時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィスまでお問い合わせください。(8月20日更新)

会 場

ご注意事項

  • 本公演では演出上、激しく変化する映像の使用が予定されています。
  • ロビー開場は開演60分前、客席開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービス、バックステージツアーは当面休止させていただきます。

分散来場のお願い

新型コロナウイルス感染拡大予防を目的とした混雑緩和のため、分散来場にご協力ください。
お席の階によって、下記時間帯にご来場されることをおすすめいたします。

■2,3階のお客様:開演 30分前まで
■1階のお客様:開演30分前~ 開演15分前 まで

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

    • 【総合プロデュース・指揮】大野和士
    • 【台 本】島田雅彦
    • 【作 曲】渋谷慶一郎

  • 【演出監修】小川絵梨子
  • 【総合舞台美術(装置・衣裳・照明・映像監督)】針生 康
  • 【映 像】WEiRDCORE

  • 【振 付】貝川鐵夫
  • 【舞踊監修】大原永子

  • 【演出補】澤田康子
  • 【オルタ3プログラミング】今井慎太郎
  • 総合プロデュース・指揮大野和士
  • 台本島田雅彦
  • 作曲渋谷慶一郎
  • 演出監修小川絵梨子
  • 総合舞台美術(装置・衣裳・照明・映像監督)針生 康
  • 映像WEiRDCORE
  • 振付貝川鐵夫
  • オルタ3プログラミング今井慎太郎
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キャスト

  • 【ゴーレム3】オルタ3 (Supported by mixi, Inc.)
  • 【アキラ】藤木大地
  • 【エリカ】三宅理恵
  • 【ジョージ】成田博之
  • 【ルイジ/異端1】小泉詠子
  • 【異端2】込山由貴子
  • 【異端3】北村典子
  • 【異端4】上野裕之
  • 【異端5】長野礼奈
    • 世田谷ジュニア合唱団
    • ホワイトハンドコーラスNIPPON

    • 新国立劇場合唱団

    • 渡邊峻郁、木村優里、渡辺与布
      中島瑞生、渡邊拓朗
      (新国立劇場バレエ団)

  • 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

  • [新国立劇場三部門 連携企画]
  • 芸術監督
  • 大野和士(オペラ)
  • 吉田都(舞踊)
  • 小川絵梨子(演劇)
      • ゴーレム3オルタ3 (Supported by mixi, Inc.)
      • アキラ藤木大地
      • エリカ三宅理恵
      • ジョージ 成田博之
      • ルイジ小泉詠子
世田谷ジュニア合唱団


ホワイトハンドコーラスNIPPON

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Profile

【総合プロデュース・指揮】大野和士(ONO Kazushi)

東京生まれ。東京藝術大学卒。バイエルン州立歌劇場にてサヴァリッシュ、パタネー両氏に師事。1987 年トスカニーニ国際指揮者コンクール優勝。世界各地でオペラ公演及びシンフォニーコンサートで聴衆を魅了し続けている。90~96 年ザグレブ・フィル音楽監督。96~2002年バーデン州立歌劇場音楽総監督。92~99 年、東京フィル常任指揮者を経て、現在同楽団桂冠指揮者。02~08 年モネ劇場音楽監督。12~15 年アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、08~16 年フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者を歴任。15年から東京都交響楽団、バルセロナ交響楽団音楽監督。オペラでは、07年にミラノ・スカラ座にデビューし、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場、グラインドボーン音楽祭、エクサンプロヴァンス音楽祭などへ出演。渡邉暁雄音楽基金音楽賞、芸術選奨文部大臣新人賞、出光音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、エクソンモービル音楽賞、サントリー音楽賞、日本芸術院賞ならびに恩賜賞、朝日賞など受賞多数。紫綬褒章受章。文化功労者。17年にはリヨン歌劇場がインターナショナル・オペラ・アワード「最優秀オペラハウス2017」を獲得し、フランス政府より芸術文化勲章オフィシエ、リヨン市からリヨン市特別メダルが授与された。18年9月より新国立劇場オペラ芸術監督。新国立劇場では98年『魔笛』、10~11年『トリスタンとイゾルデ』、19年『紫苑物語』『トゥーランドット』、20年『アルマゲドンの夢』、21年『ワルキューレ』を指揮しており、今後は20/21シーズン『カルメン』、子どもたちとアンドロイドが創る新しいオペラ『Super Angels スーパーエンジェル』21/22シーズン『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『ペレアスとメリザンド』を指揮する予定。

【台本】島田雅彦(SHIMADA Masahiko)

1984年東京外国語大学ロシア語学科卒。在学中の1983年『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビュー。主な作品に『自由死刑』、『退廃姉妹』(伊藤整文学賞)、『徒然王子』、『悪貨』、『虚人の星』(毎日出版文化賞)、『カタストロフ・マニア』、『絶望キャラメル』ほか多数。『忠臣蔵』、『Jr.バタフライ』のオペラ台本はじめ、多くの楽曲に詞を提供している。2011年より芥川賞選考委員。法政大学国際文化学部教授。

【作曲】渋谷慶一郎(SHIBUYA Keiichiro)

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、2002年に音楽レーベルATAKを設立。作品は先鋭的な電子音楽作品からピアノソロ、オペラ、映画音楽 、サウンド・インスタレーションまで多岐にわたる。2012年、初音ミク主演による人間不在のボーカロイド・オペラ『THE END』を発表。初音ミク及び渋谷慶一郎の衣装をルイ・ヴィトンが担当し、斬新なコラボレーションが話題を呼ぶ。同作品はパリ・シャトレ座での公演を皮切りに世界中で公演が行われている。2018年にはAIを搭載した人型アンドロイドがオーケストラを指揮しながら歌うアンドロイド・オペラ『Scary Beauty』を発表、日本、ヨーロッパ、UAEなどで公演を行う。2019年9月にはアルス・エレクトロニカ(オーストリア・リンツ)で仏教音楽の声明とエレクトロ二クスによる新作『Heavy Requiem』を披露。作品は常に人間とテクノロジー、生と死の境界領域を問いかけている。2020年9月には映画 『ミッドナイトスワン』の音楽を担当、本作で2021年1月に第75回毎日映画コンクール音楽賞を受賞。これまでに人工生命研究者の東京大学教授 池上高志、ロボット学者の大阪大学教授 石黒浩、アーティストの杉本博司、パリ・オペラ座・エトワールのジェレミー・ベランガールらとパリ・オペラ座、パレ・ド・トーキョーなどで横断的なコラボレーションを行っている。http://atak.jp/

【演出監修】小川絵梨子(OGAWA Eriko)

2004年、ニューヨーク・アクターズスタジオ大学院演出部卒業。06~07年、平成17年度文化庁新進芸術家海外派遣制度研修生。18年9月より新国立劇場の演劇芸術監督に就任。近年の演出作品に、『ほんとうのハウンド警部』『作者を探す六人の登場人物』『じゃり』『ART』『死と乙女』『WILD』『熱帯樹』『出口なし』『マクガワン・トリロジー』『FUN HOME』『The Beauty Queen of Leenane』『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『CRIMES OF THE HEART ―心の罪―』『死の舞踏/令嬢ジュリー』『ユビュ王』『夜想曲集』『RED』『スポケーンの左手』など。 新国立劇場では『タージマハルの衛兵』『骨と十字架』『スカイライト』『1984』『マリアの首-幻に長崎を想う曲-』『星ノ数ホド』『OPUS/作品』の演出のほか、『かもめ』『ウインズロウ・ボーイ』の翻訳も手がける。

【総合舞台美術(装置・衣裳・照明・映像監督)】針生 康(HARIU Shizuka)

英国舞台建築博士。文化庁新進芸術家海外派遣制度・ポーラ美術財団の助成により渡英。モネ王立歌劇場・ローザスで舞台美術助手を務めた。欧州・日本を中心にダンス・バレエ・オペラなどの舞台美術、空間デザイン・アートダイレクションを手がける。主要作品にアクラム・カーン&シルヴィ・ギエム『聖なる怪物たち』、RA英国王立芸術院『Sensing Spaces』、『BELLS FOR PEACE』(オノヨーコ監修)タワーデザイン他多数。受賞作品としては、サントリーホールサマーフェスティバル2019『リトゥン・オン・スキン』(大野和士監修)の舞台総合美術を担当、第18回佐川吉男音楽賞受賞。『Solid Traces』にて日本初ワールドステージデザイン2017銅賞受賞。また『Dystopian Dream』2015~19年、新国立劇場Japon Dance Project『CLOUD/CROWD』2011~14年が英国最優秀舞台美術に選出され、同作品にて舞台美術世界博プラハ・カドリエンナーレ(PQ)2015、PQ2019、英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館等で発表された。現在SHSH Architecture + Scenographyを建築家萩原ボクダン新と共同代表。http://www.shizukahariu.com/

【映像】ウィアードコア(WEiRDCORE)

ロンドンを拠点に活動。その作品は、意識と視覚の境界を広げるデザインとアニメーションの経験の結果である。アーティストや音楽家の用いるメソッドで、アイディアに助言を与え視覚化し、様々な体裁、色、デザイン、メディアをユニークに融合させた独自のプロジェクトを創造する。エイフェックス・ツイン、M.I.A.、スクリレックス、マイリー・サイラスといったミュージシャンやハイプ・ウィリアムズ、ソフィー・ミュラー、ダイアン・マルテルらの映像作家のような現代の最も刺激的なアーティストとコラボレートし、画期的なビデオ、インスタレーションなどを手がけている。ワープ・レコーズ、XLレコーディングス、ソニー、ニンジャ・チューン、ドミノ・レコーズなどの組織やレーベルにも独自のセンスや知識を提供し、ファッションや演劇、オペラなど様々な領域へダイナミックで流動的な活動を拡げている。最近では、テーム・インパラの「Cause I'm a Man」のミュージックビデオのCG、制作中のM.I.A.のアルバムのビジュアルを手がける。高度に形成したエレメントを用いて、イメージの終結点へのディレクションの月並みな概念を打ち破り、2Dと3Dの間をシームレスに並行させ、ビデオやコマーシャル映像、ライブ映像、ファッションフィルムに斬新な感覚でアプローチする。その感性はラフで生で、最新でありながら常に有機的であり、決定的なエッジのある芸術的二極性の探求の実践たるテクノロジーに駆り立てられているのである。新国立劇場初登場。http://weirdcore.tv/

【振付】貝川鐵夫(KAIKAWA Tetsuo)

兵庫県出身。平櫛バレエ姫路、潮田弘子バレエ研究所を経て、ワガノワバレエ学校に留学し、1998年卒業。99年モナコ・プリンセスグレース・アカデミーに留学。2000年新国立劇場バレエ団に入団し、04年ソリスト、11年ファースト・ソリストに昇格。『白鳥の湖』『ドン・キホーテ』『シンデレラ』主役のほか、幅広い作品で重要な役柄を踊る。NBJコレオグラフィック・グループでは意欲的に作品を発表し、『フォリア』が16年「ニューイヤー・バレエ」でも上演されるなど、振付家としての活躍も期待される。主な受賞歴に、96年こうべ全国洋舞コンクール・バレエ男性ジュニアの部第2位、12年姫路市芸術文化奨励賞など。新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト。

【舞踊監修】大原永子(OHARA Noriko)

橘秋子、牧阿佐美、アレクサンドラ・ダニロワ、イゴール・シュベッツォフに師事。橘バレヱ学校を卒業後、橘バレヱ団を経て 1956年、牧阿佐美バレヱ団結成と同時に入団。62年に『白鳥の湖』の主役に抜擢され、以後同団のプリマ・バレリーナとして古典、創作を問わず数多くの作品に主演する。71年にアメリカに留学し、74年に渡英。ニュー・ロンドン・バレエからロンドン・フェスティバル・バレエ、さらにスコティッシュ・バレエへと移籍。77年、スイスのバーゼル・バレエに一時在籍した後、78年に再びスコティッシュ・バレエに戻り、96年までプリンシパル・ダンサーとして活躍。72年舞踊批評家協会賞、82年芸術選奨文部大臣賞、91年服部智恵子賞を受賞。96年よりスコティッシュ・バレエでコーチを務める。97年には大英勲章(OBE)を日本人アーティストとして初めて授与された。2004年紫綬褒章受章。12年橘秋子賞特別賞受賞。14年に旭日小綬章を受章。17年第65回舞踊芸術賞受賞。1999年より新国立劇場バレエ団のバレエ・ミストレスを務め、2010年に同バレエ団の監督補。14年から20年8月まで新国立劇場舞踊芸術監督を務めた。

【オルタ3プログラミング】今井慎太郎(IMAI Shintaro)

コンピュータ音楽家。音や物の微細な運動の剪定と矯正による創作を行う。国立音楽大学およびパリのIRCAMにて学び、2002年から03年まで文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツのZKMにて研究活動を、また04年にDAADベルリン客員芸術家としてベルリン工科大学を拠点に創作活動を行う。08年よりバウハウス・デッサウ財団にてバウハウス舞台の音楽監督を度々務める。15年に作品集『動きの形象』を発表。ブールジュ国際電子音楽コンクールにてレジデンス賞、ムジカ・ノヴァ国際電子音楽コンクール第1位および若い作曲家のための特別賞、EARPLAY作曲家賞、ZKM国際電子音楽コンクール第1位などを受賞。数々の国際的な音楽フェスティバルにて作品が上演されている。ドイツにおいては、04年にベルリニシェ・ガレリーにて作品個展を、11年のメルツムジーク音楽祭ではベルクハインにて単独公演を行うほか、16年のシヌストン音楽祭にレジデンス作曲家として招聘された。現在、国立音楽大学准教授および東京大学非常勤講師。http://www.shintaroimai.com/

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Profile

【ゴーレム3】オルタ3 (Supported by mixi, Inc.)(Alter 3 (Supported by mixi, Inc.))

人間とのコミュニケーションの可能性を探るために開発された人工生命×アンドロイド「オルタ3」。コミュニケーション創出カンパニーであり、オルタ3のシミュレーターを提供した「ミクシィ」、世界的なアンドロイド研究のパイオニアである「大阪大学石黒研究室」、ALife(人工生命)研究のパイオニアである「東京大学池上研究室」、本プロジェクトの実証実験の場を提供する「ワーナーミュージック・ジャパン」によって2019年2月に共同研究プロジェクトとして発足。 オルタ3は、機械が露出したむき出しの体、性別や年齢を感じさせない顔といった特徴により、人の想像力を喚起し、これまでにない生命性を感じさせることを目指したアンドロイドロボットである。この研究の挑戦は、外界との相互作用により、ロボットが生命感を自ら獲得することができるかどうか、また、これを通じて、生命とは何かといった根源的な問いに答えることである。 プロジェクト発足以来、オルタ3のコラボレートメンバーとして、音楽家渋谷慶一郎氏による『Scary Beauty(スケアリー・ビューティ)』のドイツ、UAE公演、日本科学未来館キュレーター内田まほろ氏の企画によるロンドン・バービカンセンターでの展示、東京・六本木の森美術館の「未来と芸術展」への出展、mutek Japanへの出演など、人間とアンドロイドによる新たなコミュニケーションとアート、音楽、サイエンスの未来を問い続けている。
「オルタ」シリーズ共同研究:石黒浩、小川浩平、池上高志、土井樹
オルタ3ソフトウェア設計・開発:今井慎太郎、池上高志、長嶋海里
オルタ3シミュレーター開発:株式会社ミクシィ
オルタ3提供:株式会社ミクシィ
統括プロデューサー:木村弘毅(株式会社ミクシィ)
特別協力:東京大学、大阪大学、国立音楽大学、株式会社ミクシィ、株式会社ワーナーミュージック・ジャパン、株式会社オルタナティヴ・マシン

【アキラ】藤木大地(FUJIKI Daichi)

東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所第5期修了。文化庁派遣芸術家在外研修でボローニャに留学後、ウィーンに拠点を置き、ウィーン国立音楽大学大学院(文化経営学)修了。11年、ローマ国際宗教音楽コンクールファイナリスト。12年、第31回国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてオーストリア代表に2年連続で選出、世界大会ファイナリストとなり、ハンス・ガボア賞を受賞。同年、日本音楽コンクール第1位。13年5月、ボローニャ歌劇場にてグルック『クレーリアの勝利』マンニオ役でヨーロッパ・デビュー。翌月同劇場にバッティステッリ『イタリア式離婚狂想曲』カルメロ役で出演、国際的に高い評価を得る。17年4月にライマン『メデア』へロルド役でウィーン国立歌劇場にデビュー。東洋人のカウンターテナーとして史上初の快挙で、現地の聴衆から熱狂的に迎えられた。国内では主要オーケストラとの共演や各地でのリサイタルで活躍しており、村上春樹原作の映画「ハナレイ・ベイ」主題歌も担当。18年10月にはメジャー・デビュー・アルバム「愛のよろこびは」をリリース。バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーで活躍している。新国立劇場へは03年『フィガロの結婚』ドン・クルツィオへ出演、カウンターテナーとして20/21シーズン開幕公演『夏の夜の夢』オーベロンに出演した。

【エリカ】三宅理恵(MIYAKE Rie)

東京音楽大学卒業、同大学院修了。バード音楽院特待奨学生修士課程修了。ドーン・アップショウに師事。10年藤沢オペラコンクール奨励賞受賞。これまでに小澤征爾音楽塾『カルメン』フラスキータ、日生劇場『フィデリオ』マルチェリーネ、NHK音楽祭におけるパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ、その他『ラ・ボエーム』ムゼッタ、『フィガロの結婚』バルバリーナなどに出演。オペラ以外にも、フォーレ『レクイエム』、シューベルト『ミサ曲第5番 変イ長調』、モーツァルト『レクイエム』、『雀のミサ』、ブラームス『ドイツ・レクイエム』、カール・ジェンキンス『レクイエム』、アンドリュー・ロイド・ウェバー『レクイエム』等宗教曲のソリストとして活躍。新国立劇場では『パルジファル』花の乙女、鑑賞教室『愛の妙薬』ジャンネッタ、「『ジークフリート』ハイライトコンサート」森の小鳥に出演している。21年4月には『夜鳴きうぐいす』タイトルロール、21/22シーズン『魔笛』パパゲーナにも出演予定。二期会会員。

【ジョージ】成田博之(NARITA Hiroyuki)

国立音楽大学声楽科卒業、同大学大学院オペラコース修了。オペラ研修所第10期修了。03年ミトロプーロス国際声楽コンクール(アテネ)最高位など受賞多数。これまでに『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、『カルメン』エスカミーリョ、二期会では『ドン・カルロ』ロドリーゴ、『リゴレット』タイトルロール、『イル・トロヴァトーレ』ルーナ伯爵などに出演。新国立劇場では『アンドレア・シェニエ』ルーシェ、『愛の妙薬』ベルコーレ、『沈黙』ヴェリニャーノ、『カヴァレリア・ルスティカーナ』アルフィオ、『エウゲニ・オネーギン』ザレツキー、『椿姫』ドゥフォール男爵、高校生のためのオペラ鑑賞教室『蝶々夫人』シャープレスなどに出演している。二期会会員。

【ルイジ】小泉詠子(KOIZUMI Eiko)

東京藝術大学大学院修士課程、博士課程修了、博士号取得。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。平成24年度文化庁派遣在外研修員としてイタリアに留学。オペラでは、サイトウ・キネン・フェスティバル松本及び日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル、東京二期会『ファウストの劫罰』マルグリート、同『リゴレット』ジョヴァンナ、同『ノルマ』アダルジーザ、小澤征爾音楽塾特別演奏会『蝶々夫人』スズキなどに出演。モーツァルト『レクイエム』、『第九』などのソリストとしても活躍。新国立劇場では『イェヌーファ』バレナ、『魔笛』侍女Ⅱに出演。二期会会員。

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Storyものがたり

【第1幕】ある学園の卒業式。卒業生たちは15歳になると適性検査で選別され、全知全能AI「マザー」の管理下に置かれる。アキラは「異端」指定され、開拓地に送られることになったが、教育係のアンドロイド、ゴーレム3と出会う。ゴーレム3はアキラとAIドクターのエリカらとの交流を通じて欲望や祈りなど人間がもつ感情や夢見る力を感じ取りながら、何かとてつもないものを作り出そうとしていた。

Ticketsチケット

チケット料金

席種こども(4歳から小学生)おとな(中学生以上)
料金(10%税込) 3,300円 6,600円
席種 料金(10%税込)
こども(4歳から小学生) 3,300円
大人(中学生以上) 6,600円

  • こども料金は、ご観劇当日に4歳以上小学生以下の方が対象です(中学生の方は大人料金となりますが、ジュニア割引[20%割引]をご利用いただけます)。また、ご入場時に年齢を確認させていただく場合がございます。

  • こども料金にはアトレ会員割引を含め、各種割引はございません。

  • クラブ・ジ・アトレ会員の方は、公演最終日まで上記料金の10%OFFでお求めいただけます。


座席表



※本公演では客席内最後部壁面及び2階R1列、L1列にスピーカーを特設いたします。

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2021年7月3日(土)10:00~5日(月)

一般発売期間:2021年7月10日(土)10:00~7月11日(日)18:00

  • すべての公演について観客数が総席数の50%を超えているため、7月11日(日)18時にチケット販売を停止します。当日券の販売もございません。(7月9日更新)
  • 感染予防に対応した適切な距離を保つため、1階1列~3列の座席は販売いたしません。
  • 通常の座席配置(1階1列~3列を除く)での販売を予定しております。
  • 政府及び東京都の判断により、イベント収容率の制限に変更が生じた場合は、途中でチケットの販売を停止する場合がございます。

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

WEBからのお求め

ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

チケットぴあ

0570-02-9999

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

【Pコード:196₋631】

イープラス

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ローソンチケット

WEBからのご購入はこちら(PC&携帯)

【Lコード:31634】

JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス窓口で取扱。要学生証。

障害者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子をご利用のお客さまはボックスオフィスまでお問い合わせください。
  • ボックスオフィス窓口の営業時間はこちらよりご確認ください。

割引の詳細はこちら
U25優待メンバーズ、U39オペラ優待メンバーズ等についてはこちら

グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 4歳未満のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止、および新国立劇場における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインによる対象者を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむをえない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。