バレエ研修所ニュース

【レポート】キム・ヨンゴル氏による特別クラスレッスン&サロンを開催しました


5月下旬、韓国国立バレエ団やパリ・オペラ座バレエ団で活躍し、韓国芸術総合学校で教授も務めたキム・ヨンゴル氏による特別クラスレッスンと、ご本人からお話を伺う「サロン」を開催しました。参加したのはバレエ研修所の専科生および本科第22~25期研修生です。

 

クラスレッスンでは、キム氏の美しいお手本と共に、バラエティに富んだアンシェヌマンが提示されました。大きな特徴は、シャープな足さばきとエレガントな上半身。いつも以上に、身体を最大限使うことが求められます。早いテンポでの複雑なアンシェヌマンに、研修生たちも必死について行きます。
「最近は世界中のどのバレエ団でも、アレグロが上手なダンサーが求められていますよ」と、インターナショナルに活躍する氏ならではの視点でアドバイスもいただきました。

 

クラスの中で特に大切に指導してくださったのは、一つ一つのパに対する音の取り方、動線、そして呼吸を使うこと。「踊ること」の意味を様々な言葉で研修生に伝えてくださいました。

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サロンでは、韓国国立バレエ団やパリ・オペラ座バレエ団でのダンサー経験や、現在の振付家としての立場から、いろいろなお話を伺いました。研修生からもたくさんの質問が集まり、時間の限り答えていただきました。

 

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研修生とのQ&Aをいくつかご紹介します。

 
夢を叶えられる人はどんな人だと思いますか?
強い意志のある人。ただし、「1位じゃないと意味がない」という考えは良くないと思う。例えば、主役を踊れる人が勝者で、他の人は敗者ということではないことを忘れないでほしい。

 
役を演じるときに大切にしていることは何ですか?
役になりきるというよりは、その役をどう踊るか。役に投影される自分自身を愛することが大切だと思う。

 
今どんなダンサーが必要とされていると思いますか?
いろいろな種類の踊りを踊りこなせるダンサー。振付家なら、自分の作品もこんな風に踊ってくれるのではないか?と期待する。広くいろいろな分野に好奇心を持って、挑戦してみてほしい。

 

今回の特別クラスレッスン&サロンは、研修生たちにとって貴重な機会となりました。
キム先生ありがとうございました。

 

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キム・ヨンゴル(KIM Yonggeol)

韓国国立バレエ団にてプリンシパルとして活躍した後、韓国人として初めてパリ・オペラ座バレエ団に正団員として入団。スジェに昇進する。退団後、韓国芸術総合学校(K-Arts)の舞踊部門にて教授となる。「バレエ・アステラス 2024」では同氏の振付作品である『Une Promenade』と『The Prejudice』を上演し、好評を博した。
現在は韓国を中心に、世界中でバレエ教師および振付家として活躍している。