バレエ研修所ニュース

バレエ研修所公演「バレエ・コンサート 2025」が初日を迎えました

11月15日(土)、新国立劇場中劇場にてバレエ研修所公演「バレエ・コンサート 2025」が初日を迎えました。
〈公演は明日16日(日)まで〉


上演作品は、バレエ研修所公演では初めての上演となるバレエ・リュスの『薔薇の精』のほか、人気作『海賊』、格調高い古典の名作『ライモンダ』からの上演など魅力的なプログラムが揃いました。

 

 

幕開きはイルギス・ガリムーリン振付・指導による『エチュードI.G.』。吉田育英さんのピアノ演奏で、ダンサーそれぞれの個性を生かしたアダージオからリフトをデュエットが踊り、研修所のパ・ド・ドゥクラスの雰囲気をお届けしました。



日頃の研修風景を約10分にまとめた映像をご覧いただいた後、見どころたっぷりの『海賊』、バレエ・リュスの傑作『薔薇の精』をご披露しました。

終盤は、中世十字軍の時代を物語とした、プティパ最後の傑作といわれる古典バレエ『
ライモンダ』第1幕より夢の場、第3幕よりグラン・パ・クラシックを上演しました。当上演作品にはゲストとして元英国バーミンガム・ロイヤルバレエの厚地康雄さんをお迎えし、一層華やかなステージとなりました。

★tlogo__1B0896 のコピー.jpg

▲『エチュードI.G.』

★logokaizoku__1A2691 のコピー.jpg

▲『海賊』


★logobara__1A2908 のコピー.jpg

▲『薔薇の精』

★logodream__1B0930 のコピー.jpg

▲『ライモンダ』第1幕より夢の場


★tlpgo__1B1012 のコピー.jpg

▲『ライモンダ』第3幕よりグラン・パ・クラシック


                                     舞台写真撮影:瀬戸秀美


終演後客席からは満場の喝采が出演者たちに贈られました。

バレエ研修所は、2024年度から、研修システムとカリキュラムを改編し、原則4年間の全日制一貫研修(本科前期・後期課程:各2年間)に移行、ジュニアクラスも開講しました。25年には、研修所第1期を修了し、新国立劇場バレエ団のプリンシパルを務めた本島美和がアクティング・ディレクターに就任しました。

また今回は、第21期生(4年次)が「ANAスカラシップによるミラノ・スカラ座バレエ・アカデミーでの海外研修の成果をご覧いただく公演となりました。


公演は明日16日(日)までです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

新国立劇場バレエ研修所公演 バレエ・コンサート 2025


会場:新国立劇場・中劇場
公演日時:2025年11月15日(土)・16日(日)両日14:00

【出演】 新国立劇場バレエ研修所第21・22・23・24期生

【ゲスト出演】厚地康雄(元英国バーミンガム・ロイヤルバレエ プリンシパル)


【主 催】新国立劇場

【協 賛】全日本空輸株式会社


チケット料金(税込)全席指定:2,750円 Z席:1,650円

>お電話でのお求め:新国立劇場ボックスオフィス03-5352-9999(10:00~18:00)

>WEBからのお求めはこちら


>公演情報ページはこちら


〈〈Programmeプログラム〉〉

『エチュードI.G.』

振付・指導:イルギス・ガリムーリン
音楽監修・ピアノ演奏:吉田育英

『海賊』第2幕より パ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ
音楽:リッカルド・ドリーゴ
※出演者降板により、パ・ド・ドゥとして上演。

『薔薇の精』
振付:ミハイル・フォーキン
音楽:カール・マリア・フォン・ウェーバー

『ライモンダ』第1幕より夢の場
振付:マリウス・プティパ
音楽:アレクサンドル・グラズノフ

『ライモンダ』第3幕よりグラン・パ・クラシック
振付:マリウス・プティパ
音楽:アレクサンドル・グラズノフ