バレエ研修所ニュース

バレエ研修所公演「エトワールへの道程 2025 -新国立劇場バレエ研修所の成果-」が初日を迎えました

3月8日(土)、新国立劇場中劇場にてバレエ研修所公演「エトワールへの道程 2025-新国立劇場バレエ研修所の成果-」が初日を迎えました。〈公演は明日9日(日)まで〉


バレエ研修所は2024年度から、研修システムカリキュラムを改編し、原則4年間の全日制一貫研修(本科前期・後期課程:各2年間)に移行、またジュニアクラスも開講しました。

今回の公演後、第20期生5名はプロのバレエダンサーへの道を進みます。


当公演で、『ドン・キホーテ』や『ラ・シルフィード』といったクラシックバレエの名作の抜粋など、様々な作品で第20期生が主要な役を務めています。

それぞれの課題に真摯に向き合い様々な経験を重ねてきた研修生が、研修の集大成として披露する舞台となりました。

 

 

幕開きは『ラ・シルフィード』のジェームスと妖精シルフィード、そしてシルフたちによるよる踊りの場面。幻想的な美しさで、たちまち会場を魅了しました。

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▲『ラ・シルフィード』第2幕より抜粋



続いて、牧阿佐美とA.プリセツキーの共同振付による『椿姫』第2幕より友人の踊り、コミカルな

『アルレキナーダ』よりパ・ド・ドゥ、『白鳥の湖』第1幕より パ・ド・トロワ、バレエ・ブランの最高傑作の一つ『ラ・バヤデール』より幻想のシーンのパ・ド・ドゥとクラシックの名作を次々とご披露しました。
日頃の研修風景を約10分にまとめた映像上映後、第2部の最後に、今回研修公演では初登場となる福田圭吾振付の『Phases』で、出演者たちの生き生きとした踊りをご覧いただきました。


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▲『Phases』



最後に『ドン・キホーテ』第3幕よりキトリとバジルの結婚式の場面を抜粋上演し、華やかに公演を締めくくりました。


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▲『ドン・キホーテ』第3幕より



終演後客席からは満場の喝采が出演者たちに贈られました。


公演は明日9日(日)までです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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                                    舞台写真撮影:瀬戸秀美

 

 

 

今後とも皆様の温かいご支援・ご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。