バレエ研修所ニュース

【Press Release】「エトワールへの道程 2025-新国立劇場バレエ研修所の成果-」


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それぞれが、プロフェッショナルな舞台芸術の世界へ羽ばたく時

第20期生5名は、2025年3月で2年間の研修を修了し、プロのバレエダンサーへの道を進みます。
修了公演となる今回の「エトワールへの道程」では、『ドン・キホーテ』や『ラ・シルフィード』といったクラシックバレエの名作の抜粋など、様々な作品で第20期生が主要な役を務めます。
それぞれの課題に真摯に向き合い様々な経験を重ねてきた研修生が、研修の集大成として披露する舞台にどうぞご期待ください。


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【公演概要】


公演名:

新国立劇場バレエ研修所公演『エトワールへの道程 2025-新国立劇場バレエ研修所の成果-』


公演日時

2025年3月8日(土)14:00 9日(日)14:00

会 場:新国立劇場 中劇場

予定上演時間:未定


スタッフ

【指 揮】冨田実里

【管弦楽】ロイヤルメトロポリタン管弦楽団

【主 催】新国立劇場


キャスト:

【出演】新国立劇場バレエ研修所 第20・21・22・23期生

【ゲスト出演】浅井敬行

 ※ゲストダンサー厚地康雄は怪我のため降板


上演作品
(掲載は上演順)

『ラ・シルフィード』第2幕より

振付:オーギュスト・ブルノンヴィル 音楽:ヘルマン・ルーヴェンシュキョル

出演:
【シルフィード】中村美月(3/8)、桑山奈那子(3/9)
【ジェームス】牛飼達也


『椿姫』第2幕より友人の踊り

振付:牧 阿佐美 音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ
出演:佐竹優真、村田剣一


『アルレキナーダ』よりパ・ド・ドゥ

振付:マリウス・プティパ 音楽:リッカルド・ドリゴ
出演:三國日々音、小寺夏鼓


『白鳥の湖』第1幕よりパ・ド・トロワ

振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演:佐藤みもざ、富加見 優、寺沼 優


『ラ・バヤデール』より幻想のシーンのパ・ド・ドゥ

振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクス

出演:宮脇沙來、新井陸矢


『Phases』

振付・指導:福田圭吾

音楽:スティーブ・ライヒ、ヨハン・セバスティアン・バッハ&シャルル・グノー

出演:浅井敬行 ほか


『ドン・キホーテ』第3幕より

振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクスほか
出演:
【キトリ】府川萌南(3/8)、榎本志結(3/9)
【バジル】浅井敬行(3/8・9)
 ※バジル役・厚地康雄(ゲストダンサー)は怪我のため降板



チケット料金
(10%税込) 

全席指定 3,850円 Z席 1,650円

○クラブ・ジ・アトレ会員割引含め、各種割引はございません。


チケット取り扱い

お電話でのお求め:新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999

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上演作品について


◎『ラ・シルフィード』第2幕より抜粋

今回上演するのは第2幕、自分の結婚式を抜け出して森にやってきたジェームスと妖精シルフィード、そしてシルフたちによる踊りの場面。

◎『椿姫』第2幕より友人の踊り

今回上演の「友人の踊り」は1998年牧阿佐美とA.プリセツキーの共同振付版によるもの。音楽はヴェルディのオペラ「シチリア島の夕べ」より転用。


アルレキナーダ』よりパ・ド・ドゥ

今回上演のパ・ド・ドゥは、プティパの死後に、ロプコフの振付で独立したパ・ド・ドゥ作品として創られた踊り。コミカルで楽しげな振付が随所にある。


◎『白鳥の湖』第1幕より パ・ド・トロワ

このパ・ド・トロワは、『白鳥の湖』全幕の中では第1幕のジークフリート王子の成年式の場面で王子の友人たちによって踊られる。


◎『ラ・バヤデール』より幻想のシーンのパ・ド・ドゥ

今回の上演はニキヤを失いうちひしがれたソロルの夢の中の場面。バレエ・ブランの最高傑作の一つ。

◎『Phases』

元新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト 福田圭吾による振付作品。2015年新国立劇場ダンス公演「DANCE to the Future ~Third Steps~」で発表された作品で、今回の公演にあたり、リメイクしての上演。福田圭吾作品は、バレエ研修所初登場。

◎『ドン・キホーテ』第3幕より

第3幕若者キトリとバジルの結婚式の場面。ガラ公演などでもよく踊られる。



【指揮】冨田実里 Tomita Misato

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国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業、桐朋学園大学音楽学部にて指揮を学ぶ。堤俊作、湯浅勇治、松沼俊彦に師事。2013年日本バレエ協会『ドン・キホーテ』でバレエ指揮者デビュー。その後、イングリッシュ・ナショナル・バレエ、バーミンガム・ロイヤルバレエの客演指揮者として『ロメオとジュリエット』『くるみ割り人形』『海賊』『コッペリア』『大地の歌』『ラ・シルフィード』『美女と野獣』を指揮したほか、井上バレエ団、NBAバレエ団、東京バレエ団の公演で指揮を務め好評を得る。また、指揮者の活動以外にも様々な分野でピアニストとして活躍の場を広げている。新国立劇場バレエ団では、数々のバレエ公演で副指揮者を務め、現在レジデント・コンダクター。『シンデレラ』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『アラジン』『ドン・キホーテ』『パキータ』『ペンギン・カフェ』『不思議の国のアリス』『白鳥の湖』『ジゼル』を指揮した。


【ゲスト出演】浅井敬行 ASAI Takayuki 

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〈志村バレエ〉
2004年金澤志保バレエスタジオでバレエを始め、10年より志村昌宏・有子バレエスタジオで学ぶ。11年ピッツバーグバレエシアタースクールに入学し、12年アーツバレエシアターオブフロリダに入団し、14年よりバレエ団附属スクールで年間講師も務めた。15年ヴロツワフ歌劇場にソリスト、16年ポーランド国立ポズナン大劇場にデミソリストとして入団 。17年に帰国後志村バレエに所属し、牧阿佐美バレヱ団や小林紀子バレエシアター、谷桃子バレエ団に客演するなど、幅広く活動している。




【振付・指導】福田圭吾 FUKUDA Keigo

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〈元新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト〉
大阪府出身。ケイ・バレエスタジオにてバレエを始め、矢上香織、久留美、恵子に師事。 2003年英国バーミンガム・ロイヤルバレエで研修し、06年新国立劇場バレエ団に入団。09年トワイラ・サープの「プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』でプリンシパルに抜擢され好評を博し、19年『アラジン』で主役を踊る。10年ソリスト、12年ファースト・ソリストに昇格。 古典、現代バレエ、創作を問わず様々な作品で主要な役を踊り、24年に退団。振付家としてはNBJ Choreographic Groupにて意欲的に作品の発表を行ったほか、『ROCK BALLET with QUEEN』(21・23年) 演出・振付、日本バレエ協会「バレエクレアシオン」『The Overview Effect』(21年)振付などを手掛けている。新国立劇場では「Young NBJ GALA 2025」で新作発表予定。




▼2015年新国立劇場バレエ団「DANCE to the Future」より『Phases』(撮影:鹿摩隆司)

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