バレエ研修所ニュース

【レポート】第20期生による自作自演作品発表

1月中旬、第20期生による自作自演作品の発表を行いました。


バレエ研修所では開所以来、最上級生に"自作自演作品の創作"が、課題として与えられています。
研修生自身が作品のテーマやタイトルを考え、音楽を選び、振付をし、衣裳を考案し、自分自身が踊り、作品として発表します。


小倉佐知子バレエ研修所長、講師陣や関係者、第21、22、23期生もこの発表を鑑賞しました。
研修生一人ひとりが自分自身と向き合い、日々のレッスンで学んだ技術や感性を活かして、どのような舞踊表現ができるかに挑戦し、その成果を披露しました。


研修生の伸び伸びとした個性溢れる作品に、盛大な拍手が贈られました。

『「私」とは?』振付・出演:牛飼達也


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【本人による作品案内】

創作を通して模索した「自分とは何か」を、この作品で表現できればと思います。


『To depend or to believe』 振付・出演:榎本志結


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【本人による作品案内】

いまの私が思う
「信じることと依存することの違い」「自分を信じるということはどういうことなのか」を表現します。


『宵待月』 振付・出演:中村美月


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【本人による作品案内】

宵待月とは満月前夜の月のことです。
月の光に酔い、満月に向かう気持ちの昂りを表現します。


『Gaze』 振付・出演:府川萌南


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【本人による作品案内】

「Gaze」とは凝視する、視線などの意味があります。他人と比べてはいけないとは言いますが、どうしても周りを見て自分の不甲斐なさに落ち込んでしまったり、他人から自分がどう見られてどう思われているのかを考えてしまったりという葛藤を表現しています。


『Exciting daily life』 振付・出演:新井陸矢


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※新井陸矢は都合により発表なし


こうした日々の様々な研修の成果を劇場でぜひご覧ください。

【次回新国立劇場バレエ研修所公演のご案内】


新国立劇場バレエ研修所公演
「エトワールへの道程 2025-新国立劇場バレエ研修所の成果-」

◆公演日程:2025年3月8日(土)・9日(日)

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