バレエ研修所ニュース

【Press Release】「エトワールへの道程 2024-新国立劇場バレエ研修所の成果-」

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△『眠れる森の美女』第3幕より

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△振付家カィェターノ・ソト『Conrazoncorazon』より



それぞれが、プロフェッショナルな舞台芸術の世界へ羽ばたく時


第19期生6名は、2024年3月で2年間の研修を修了し、プロのバレエダンサーへの道を進みます。


修了公演となる「エトワールへの道程2024」では、不動の人気古典作品『眠れる森の美女』第3幕(抜粋)や見どころたっぷりの『海賊』のパ・ド・ドゥ、現代作品では、当研修所公演で繰り返し上演される牧阿佐美振付の『トリプティーク』やスペイン気鋭の振付家カィェターノ・ソトの『Conrazoncorazon』までと幅広いプログラムを上演します。

カィェターノ・ソト振付の当作品は2021年の「バレエ・アステラス」公演で新国立劇場バレエ研修生によって日本初演、当研修所公演「バレエ・オータムコンサート2021」でも上演され、好評を博した作品です。


それぞれの課題に真摯に向き合い、海外研修など様々な経験を重ねてきた研修生が、研修の集大成として披露する舞台にどうぞご期待ください。



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※当公演が修了公演となる第19期生のカナダ国立バレエ学校研修レポートをWEBニュースで連載予定。どうぞお楽しみに!


【公演概要】


公演名:新国立劇場バレエ研修所公演『エトワールへの道程 2024-新国立劇場バレエ研修所の成果-』


公演日時
:3月9日(土)15:00 10日(日)15:00

会 場:新国立劇場 中劇場

予定上演時間:約2時間(休憩含む)


スタッフ

【指 揮】アレクセイ・バクラン

【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


【主 催】新国立劇場


キャスト:

【出演】新国立劇場バレエ研修所 第19期生・20期生、予科生

【ゲスト出演】浅井敬行(3/9出演)、木下嘉人(3/10出演)、趙 載範、上中佑樹

菅沼咲希、根本真菜美、山本菜月、下川佳鈴



上演作品について

●『トリプティーク~青春三章~』(振付:牧 阿佐美 音楽:芥川也寸志)

芥川也寸志が、1953年28才で作曲した『弦楽のための三楽章』"トリプティーク"に、牧阿佐美が振り付けたバレエ。アメリカ・ワシントンの国際バレエ学校フェスティバル(2011年3月)、ボリショイバレエ学校公演(2013年11月)で上演され好評を博した。


●『海賊』よりパ・ド・ドゥ
(振付:マリウス・プティパ 音楽:リッカルド・ドリゴ)

ギリシア人の娘メドゥーラと海賊コンラッドのパ・ド・ドゥ。ガラ公演などで頻繁に上演される人気作品の一つ。

●『Conrazoncorazon』より(振付:カィェターノ・ソト 振付指導:新井美紀子)※録音音源使用

「バレエ・アステラス2021」公演で新国立劇場バレエ研修生によって日本初演、当研修所公演「バレエ・オータムコンサート2021」でも上演され好評を博した作品。


◆振付家カィェターノ・ソトについて

スペイン・バルセロナ生まれ。同地を拠点に活動。2005年からフリーの振付家として活躍し始め、ネザーランド・ダンス・シアター、チューリッヒ・バレエ等世界各国の著名なカンパニーから委嘱を受けている。また、シュツットガルト・バレエをはじめとするドイツのカンパニーと共に多くのバレエを創作。15年9月から3シーズン間カナダのBallet BCで常任振付家を務めた。06年、王立フランダース・バレエで開催された振付コンクールUncontainableで、ソトはバレエ作品『24FPS』で1位を受賞。また、サンパウロ市バレエがソトに委嘱した『Canela Fina』は、ブラジルの新聞Folha de São Pauloで08年のベスト・ダンス・プロダクション賞に輝いた。11年には、振付作品『Uneven』でロシアの最も格式高い舞踊賞ゴールデン・マスク賞にノミネートされた。ワシントン・ポスト紙で「ペドロ・アルモドバの映画のように、ソトは美しさを反転させて何か別のものを伝える。」と評された。チェコ国立バレエのための作品『プレリュードとリーベストート』が、プレステージ・ヨーロッパ・ダンス・マガジン2021によりシーズンの最優秀プレミアにノミネートされた。

◆作品note

・作品タイトル『Conrazoncorazon』について

スペイン語の、Con = With (〜と)、razon = reason, rationality(理由、合理性)、corazon = heart(心)を一つにしたもので、感情と理性との葛藤といったようなニュアンスになる。


・振付のカィェターノ・ソト自身による『Conrazoncorazon』作品解説

This work moves between 2 poles of feelings and understanding: a rapid, at times confusing play with the the-sometimes-competitive-sometimes collaborative forces that govern our lives: emotional and rationality and strategy, heart and mind.


感情と理性の2つの対極間を揺れ

素早く時に私たちを惑わせる力


時に競い合い、時に協力し合い、

私たちの人生を左右する

感情と理性そして戦略


心と精神


●『眠れる森の美女』第3幕より
(振付:マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー)

チャイコフスキー作曲の第二作目のバレエ。今回の第3幕の上演は、ポロネーズの音楽による全員の登場、「宝石」の踊りによるパ・ド・カトル、「青い鳥とフロリナ王女」の踊り、「長靴をはいた猫と白い猫」の踊りや「赤ずきんと狼」などが踊られ、当バレエの主役オーロラ姫とデジレ王子によるパ・ド・ドゥ、最後にアポテオーズ(大団円)で締めくくられる。



チケット料金
(10%税込) 

全席指定 3,850円 Z席 1,650円

○クラブ・ジ・アトレ会員割引含め、各種割引はございません。

チケット取り扱い

お電話でのお求め:新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999

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【Pコード:523-066】