バレエ研修所ニュース

バレエ研修所公演「エトワールへの道程 2023」終演後レポート


3月11日(土)、12日(日)新国立劇場・中劇場にて、バレエ研修所公演「エトワールへの道程 2023」が開催されました。


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▲フィナーレは『白鳥の湖』第3幕で華やかに締めくくりました。(撮影:瀬戸秀美)


当公演が修了公演となった第18期生4名は、今後それぞれの世界へ羽ばたいていくことになります。

第18期生は、2021年の入所当初から困難な社会状況の中で日々の研鑽を積んでまいりました。

そうした状況下、今年度は2年半ぶりにANAスカラシップによるカナダ国立バレエ学校での海外研修が実施されるなど、充実した研修の日々をおくりました。


公演終了後、ANAホールディングス株式会社取締役副会長平子裕志様から、「今年度は二年半ぶりに海外研修が実現しました。海外など未知の世界へ行くというのは、ある種の居心地の悪さに身を置くということです。そうした中で、自分を失わずにどのように自分を出すことができるか、自分をどのように演じられるかということはとても重要なことです。そういう時に皆様に思い出していただきたいことがあります。


ANAには「やる気三原則」という原則があります。

  1. 1.お客様に感謝される。
  2. 2.仲間から認められる。
  3. 3.自分の成長を感じる。

    この三原則をぜひ覚えていただき、このうち一つでも実現できたら、とても楽しい日々が待っていると思うのです。

皆様が「心の翼」で力強く羽ばたいて、世界に飛躍されていくことをお祈りしています」と研修生へ激励のお言葉をいただきました。


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▲ANAホールディングス株式会社取締役副会長平子裕志様

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▲中劇場客席にて記念撮影

今後とも皆様の温かいご支援・ご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


ANAスカラシップについて】
バレエ研修所では2018年度から全日本空輸株式会社のご支援のもと「ANAスカラシップ」制度が開始され、海外研修の充実が図られており、様々な研鑽を積むことで、世界に羽ばたく一流のアーティストを育成していきます。