カリキュラム
全日制・一貫研修システム

全日制・一貫研修システム
プロとして世界に羽ばたく夢をもつ若い方々がより美しく、より魅力的なトップダンサーとなれるよう、日本におけるバレエダンサー育成のグローバル拠点となることをめざし、原則4年間の全日制一貫研修をおこないます。
全日制・一貫研修システム

本科 前期課程(1年次・2年次)
15歳または16歳を対象とし、2年にわたり研修します。基礎技術を踏まえた対応力の強化・俯瞰的視点・自主性の養成に向け、ダンサーとして、人として、グローバルトップレベルとなれるよう、充実したカリキュラムが組まれます。
本科 後期課程(3年次・4年次)
本科後期課程からの進級者を主体とした17歳または18歳を対象として、さらに2年間研修をおこないます。プロのダンサーとしての踊りの精度と芸術性を高め、舞台で輝く個性と実力を身につけます。修了後は新国立劇場バレエ団をはじめとする国内外のバレエ団で活躍できるレベルをめざします。
専科
本科を修了し特に優れたダンサーと認められた者がいた場合のみ開講されます。実演重視の実践型研修を重ねることで、新国立劇場バレエ団をはじめとする国内外のバレエ団ですぐに活躍するために必須の高度な技能と芸術性を身に付けるとともに、将来ソリスト・主役級となれるダンサーをめざします。
ジュニアクラス
プロをめざすジュニアの心技体づくりに大切な基礎強化として、バレエ研修所入所前に学べるクラスです。13歳・14歳が、毎年夏に開催する夏季講習または書類審査及び実技審査等を経て、受講を許可されます。
技術から教養まで
多彩なカリキュラム

クラシカル・バレエ
研修生たちの朝は、バーレッスンから始まります。どんな種類やスタイルの踊りにも対応できるよう練習を重ねます。

パ・ド・ドゥ
クラシック作品でのパ・ド・ドゥのレッスン。サポート技術、舞台でのコミュニケーション、音楽的でかつ生き生きとした表現を学びます。

キャラクター・ダンス
古典バレエにはかかすことができない舞踊の形式。クラシカル・バレエとは異なるポジションとステップ、舞踊技法の体得を目指します。

ヒストリカル・ダンス
バレエにおいて極めて重要とされる身のこなしや所作を学びます。

ボディ・コンディショニング/
ジャイロキネシス
ダンサーとして毎日欠かすことのできない自己管理と調整法、身体づくりを学びます。

演劇基礎研修
発声法や演技の基礎を学び、舞台での演技力を向上させます。また、役への深い理解と、その理解から生まれる豊かな表現を身につけます。

講義
バレエ史、バレエと音楽、ノーテイションなどのバレエに関わる知識に加え、身体解剖学、栄養学、英語などのダンサーに必要な知識、さらに美術史など、舞台芸術家として、また一人の人間として身につけておくべき教養を学びます。

茶道
代表的な日本文化のひとつである茶道もカリキュラムに組み込まれています。
(講師:有澤宗智〈裏千家教授〉)
特別レッスン
各国の著名な方をゲスト講師として招聘し、特別レッスンを実施します。
写真はウラジーミル・マラーホフによる特別レッスン。
本格的な舞台を踏む
―舞台実習―


「バレエ・コンサート」と修了公演「エトワールへの道程」の年2回の研修所公演、「バレエ・アステラス」への参加、新国立劇場バレエ団公演での実習など、本物の舞台で踊り、お客様にご覧いただくことが何事にも代えがたい貴重な体験となります。
創作への挑戦
研修の4年次では自作自演の創作に取り組みます。音楽や衣裳、照明も研修生自身が考え、スタジオで発表します。特に優れた作品は研修所公演で披露することもあります。
世界の舞台で

2018年度より、海外研修を開始しました。全日本空輸株式会社と新国立劇場によって、バレエ研修生のための「ANAスカラシップ」が開始され、海外研修を中心とする総合的なサポートが図られています。


国際バレエ学校フェスティバルや海外バレエ学校による記念コンサート等にも参加して好評を得るとともに、各国のバレエ学校との交流を深めています。
