研修所ニュース

『世界若手オペラ歌手ガラコンサート"LE PROMESSE 2018"』指揮者変更のお知らせ

 

オペラ研修所公演世界若手オペラ歌手ガラコンサート"LE PROMESSE 2018"におきまして、指揮を予定しておりました飯守泰次郎は、健康上の理由により出演できなくなりました。

代わりまして、Douglas Bostockが指揮をいたします。

なお、この変更に伴う払い戻しはありません。

何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 



Douglas Bostock

 

ダグラス・ボストックは、現在スイスのアールガウ交響楽団の首席指揮者として、また1992年よりチェコ・チェンバー・フィルハーモニックの首席客演指揮者として、ヨーロッパ、アメリカ、日本で幅広く活躍している。2000年から10年間にわたって世界的に高い評価を受ける東京佼成ウィンドオーケストラの常任指揮者、その後首席客演指揮者も務め、2010年のヨーロッパ・ツアーも大成功に導いた。オペラの分野でも活動の幅を広げ、スイスのハルウィル・オペラ音楽祭の音楽監督も務めている。 1991年から1998年まで、チェコの代表的なオーケストラの一つである、カールスバッド交響楽団の音楽監督及び常任指揮者を務めた。彼の指揮下で楽団は、チェコはもちろん世界で認められる立派な楽団として発展した。1999年から2006年まではミュンヘン交響楽団の首席客演指揮者として、1979年から1993年まではドイツ・コンスタンツの南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督として活躍した。

ダグラス・ボストックは、独特なスタイルをもった指揮者、カール・ニールセンのオーケストラ作品のすぐれた解釈者として名声を築いた。幅広いレパートリーの中でも、イギリス、チェコの音楽の解釈は特別な評価を受けている。ウィーン古典派様式の新鮮かつ歴史的なアプローチは批評家、諸オーケストラ、観客にも賞賛されている。また現代音楽の熱心な擁護者でもあり、たびたび作曲家とのコラボレーションや初演にも取り組んでいる。 ドイツに活動の拠点を置いているが、BBC交響楽団、BBCフィルハーモニック、BBCウェールズ交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団などイギリスの楽団へも次々と客演。またプラハ交響楽団、チェコ放送交響楽団、ブルノ国立管弦楽団、シュトゥットガルト室内楽団、北ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団などヨーロッパ主要国のほか、日本では藝大フィルハーモニア管弦楽団、アメリカ、カナダ、メキシコなどへも活発に指揮活動を展開している。

後進の育成にも力を注ぎ、英国王立北音楽院、デンマーク王立アカデミー、チューリッヒ音楽学校など、ヨーロッパ、アジア各地の大学において教鞭をとっている。東京藝術大学の特別招聘教授、洗足学園音楽大学の客員教授でもある。

レコーディング・アーティストとしても、すべての音楽様式に対する豊富な専門的知識を生かし、多くの未発掘作品、未録音作品を込む80を超えるCDに名前を連ねている。クラシコ・レーベルにおける彼の代表的な録音であるカール・ニールセン、ロベルト・シューマンの一連の交響曲集は国際的に高い評価を得ている。また同じレーベルにて現在進行中のもう一つの録音プロジェクト「ブリテッシュ・シンフォニック・コレクション」は、世界中の評論家、音楽ファンの注目を集めている。

www.douglasbostock.net