チェコ・ブルノ生まれ。92年からブルノ国立歌劇場の合唱指揮者、指揮者を務め、01年から同歌劇場の首席指揮者、01年から03年まで音楽監督を務める。同歌劇場のツアーで01、03年に来日。04年にスロヴァキア国立歌劇場の首席指揮者となり現在に至る。これまでにウィーン国立歌劇場、プラハ国立歌劇場、ラトヴィア国立歌劇場、ポーランド国立歌劇場、ボン市立歌劇場などに客演。「死の都」は10年デンマーク・オーフスで指揮し、高い評価を得た。新国立劇場には11年「ルサルカ」で初登場、音楽性あふれる指揮で公演を成功に導いた。
コペンハーゲン生まれ。2000年~11年デンマーク王立歌劇場芸術監督を務め、11年秋より英国ロイヤルオペラのオペラ・ディレクター。今までに世界各地で60以上のオペラや演劇、オペレッタ、ミュージカルの演出を手掛け、デンマーク王立歌劇場芸術監督時代に演出した「ニーベルングの指環」(コペンハーゲン・リング)、「タンホイザー」はDVD化されている。10年にはモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」を現代のヨーロッパに置き換えたオペラ映画「Juan」で映画監督デビュー、世界中の映画祭に招かれた。新国立劇場初登場。
本公演はフィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)からのプロダクション・レンタルでの上演となります。
This production of Die tote Stadt is rented from the Finnish National Opera.
ドイツ生まれ。世界的なヘルデン・テノール。これまでにウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、英国ロイヤルオペラ、ザクセン州立歌劇場、バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭などで活躍。13年はパリ・オペラ座「ニーベルングの指環」ジークフリート、バイロイト音楽祭「タンホイザー」タイトルロール、メトロポリタン歌劇場「影のない女」皇帝などに出演。パウル役は最も得意とする役のひとつで、近年の欧米における「死の都」上演ラッシュの立役者である。新国立劇場は10年「カルメン」ドン・ホセに続き2度目の出演。
アメリカ・デラウエア州生まれ。09年にウィーン・フォルクスオーパー「ナクソス島のアリアドネ」タイトルロールでヨーロッパ・デビュー。以来、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、エジンバラ音楽祭などに出演。「ダフネ」「ダナエの愛」タイトルロール、「ばらの騎士」元帥夫人、「ドン・カルロ」エリザベッタ、「オテロ」デズデーモナなどをレパートリーに持つ。13年11月、「影のない女」皇后でメトロポリタン歌劇場にデビュー。新国立劇場には13年「タンホイザー」エリーザベトで初登場、好評を博した。
ブルガリア出身。トリエステのヴェルディ歌劇場でオペラ・デビュー後、パレルモのマッシモ歌劇場、ペーザロのロッシーニ・フェスティバルなどに出演。98~03年ダルムシュッタット州立歌劇場との専属契約を経て、03年よりフリーの歌手として活躍。これまでに、フィンランド国立歌劇場「カルメン」エスカミーリョ、ハンブルク州立歌劇場「椿姫」ジェルモン、フランクフルト・オペラ「トリスタンとイゾルデ」クルヴェナール及び「ローエングリン」テルラムント、ベルリン・ドイツ・オペラ「マクベス」タイトルロールなどに出演している。新国立劇場初登場。
広島大学教育学部卒業、東京藝術大学大学院声楽科修了。第1回東京音楽コンクール第1位。これまでに「ジュリアス・シーザー」タイトルロール、「コジ・ファン・トゥッテ」ドラベッラ、「フィガロの結婚」ケルビーノ、「カルメン」タイトルロールなどを演じている。新国立劇場では、「カヴァレリア・ルスティカーナ」「サロメ」「軍人たち」「リゴレット」「蝶々夫人」「ワルキューレ」「カルメン」「沈黙」など数多く出演。13/14シーズンは「リゴレット」「ホフマン物語」「ヴォツェック」「鹿鳴館」にも出演予定。二期会会員。
◎ やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
公演中止の場合を除き、チケットの変更及び払い戻しはいたしません。
◎ 当初フランク/フリッツ役で出演を予定しておりましたトーマス・ヨハネス・マイヤーは本人の芸術上の理由により、また、リュシエンヌ役で出演を予定しておりました小野和歌子は出産準備のため出演できなくなりました。代わってフランク/フリッツ役はアントン・ケレミチェフが、リュシエンヌ役は小野美咲が出演いたします。